- 会場とテント。(2018年春改訂版)
- 2018.02.26 Monday | 会場について | posted by ARTS&CRAFT 静岡手創り市 |
-
会場は静岡縣護国神社。
市街地にありつつも、緑と小高い山に囲まれた自然溢れる環境です。
出展者の方が並ぶ参道は、年間通して大きな木で覆われます。
春(4月)は新緑。秋(10月)は深い緑の時期であります。
お天気がよければよいほどに、影はこくなり、テントのなかは暗さが目立ちます。
コントラストの強さが目立つ会場なんですね。
ここから先はエリアごとの様子をスタッフ目線でご紹介致します。
正面の大きな鳥居をはいって、すぐに分かれる道。左手がフードエリア。右手がエリア1〜5まで続く参道となります。
フードエリアの池のまわりには多数のベンチが並びます。
さあ、エリア1〜5方面へ進んでみましょう。
両サイドにエリア1と2が並びます。
地面は堅めの砂利敷です。
ペグをうつことは出来ますが時折とても堅くてペグが入りづらい場所があります。
どこがペグが打ちづらいかは時間の経過と共に変化します。
打ちづらい場所=不運。と思って頂けたら幸いです。
お昼を過ぎますとエリア1側がいくらか日差しが強くなります。(西日)
また、エリア2の1〜10とエリア4−19あたりの影が濃くなります。
天候がいい時にはテントを外した方がブース内の明るさを保てていいかもしれない。
けれど、雨天対策のため、テントの用意は必須でしょう。
_
この先はエリア3と4となります。
両サイドにエリア3と4が並びます。
地面は堅めの砂利敷です。
ペグをうつことは出来ますが前出と同様です。
エリア4は一日とおして日差しがあたります。
ただし、4−15〜19あたりは影が濃くなりことがあります。
天気がいい時にはテントがなくてもいいのかな?と。
エリア3は朝方は影が濃いようですね。
_
この先はエリア5となります。
うっすら見える大きな燈籠あたりの両サイドがエリア5です。地面は堅めの砂利敷です。
その手前を左に折れるとエリア6となります。
エリア5の出展者の方々には出来るだけ参道中央にむかって
出展をしていただきますので、後方縁石の方がスペースが広くなります。
現在は主にワークショップで出展する方々、フード部門の方々を案内しております。
_
さあ、次はエリア6へ。
エリア5の手前を左に折れると、エリア6が見えてきます。地面はおおむね砂利敷ですが、一部、石の窪みであったり、土の部分もあります。
これも時間の経過と共に状況が変わっております。
背の高い木々がならび、両サイドの茂みにはシャガの花が咲いています。
このエリアの先はフードエリアと繋がっております。
会場を訪れるご来場者さまが休憩する姿が多く見られます。
周辺は滞在時間の長いエリアとも言えるでしょう。
さて、次はもうひとつ表題。
出展時の「テント」のことを考えてみたいと思います。
あくまでひとつの考えとして捉えて頂ければ幸いです。
鵜呑みにしたからといって責任は取れません。ごめんなさい。
全国に数多あるクラフトフェア同様、雨天時にも開催の会場となります。
出展者の方々にとって、テントは必須アイテムと云えるでしょう。
用意されたテントは日差し対策。
作品保護の役割を果たし、空間づくりの第一歩となる機能をもちます。
ここまでは言わずもがなの余計なおせっかい。
更なる、おせっかいと思って、この先を聞いてください。
会場である参道両脇には背の高い樹々がずらっと並びます。
そして、ブースが並ぶ場所は天候関係なく日陰のことが多い。
立ち並ぶ樹々は日ざしに対して「屋根」として機能していると言えます。
随分前のことですが、以前、こんな出展者の方がいました。
ご覧になりましたか?
私が思うに、彼らはテントをこんな風に考えていたのだと思う。
『テントは必要に応じて形を変えてゆく道具である』
それを私なりに翻訳すると…
晴れ間が覗く時にはテントを幕を外してみてもいい。
または、テント自体をどかすこともアリ。
自分たちが考えてきた作品を見せる空間。
お客さんと作品について語らう為の空間。
天候の影響もある空間。
これらを満足に管理する為には、、
テントは動かすことのできない硬直したものにせず。
日の差し方、風など、その時々の状況によって動かすことのできるもの。
…という理解でいた方が良いのかもしれません。
できれば、せっかく初日つくった空間は2日間しっかり保ちたい。
けれど、会場の環境は否が応にも変化してゆきます。
屋根や壁。それらを天候によって素材を変えてみる。
このことによって、空間はその時々の環境に適したものになるのではないでしょうか?
そうはいっても。。
出展者の皆様にとって、出展ブースの準備は最大の目的ではありません。
なので、提案というほどでもない、おせっかいなのです。
けれど、場所ごとに準備する工夫も野外のイベントの醍醐味であるように思います。
_
出展場所について。
何か聞きたいことがありましたらお気軽にご連絡ください。
ここまでご覧頂き有り難う御座いました。
※ご意見ご感想などは下記メール迄お気軽にどうぞ。
ARTS&CRAFT静岡
手創り市
名倉哲
スタッフ一同