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『あなたの時間』その8(おやつの時間連載記事)



2016年春季小屋企画「おやつの時間」
出展者発表を終えて、次はA&C静岡スタッフのふだんをお届けする連載記事。
毎日午前と夕方2回更新。ぜひともご覧ください!


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高校を追い出されるように卒業し、

気づいたら東京にやってきていました。


成年に満たない私は、

意を決して憧れの同潤会アパートへ突入。


その時購入したものは、今思えば菓子皿のようなものだった。


田舎者は額から汗と血(嘘)を流し、一枚の皿を選んだのだ。

皿なんて買うつもりは皆無だったのに…。


あれから12、3年が経ち、器をとおして人と出会う仕事をしています。


そんな訳で、菓子皿について改めて。


菓子皿は器として手にいれやすく、あらゆる料理の取り皿にもとても便利。

もちろん和菓子や小さな洋菓子などをちょこんとおいても心地いい。


お菓子を愛でるなら器だって。


あの時の買い物は間違っていなかった。

30を後半にしてあの頃の私にそんなことを伝えたい。


スタッフ名倉



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僕はほとんど豆皿を買ったことがない。


でも、「豆皿を集めるのもいいな」とは思う。


10年後、20年後、豆皿を集めた順番に並べてみたりなんかして。


自分の好みの移り変わりを見れたりしたら面白い。


手元にある豆皿はまだ少ないけれども、気に入ったものを少しずつ集めてみようかな。


スタッフたかぎ



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菓子皿と菓子切り。
どちらも道具としての入門編で、かつ、普遍的なもの。
愛でて、使って、道具と共に生きること。
工芸のあじわいはそこにあるよな気がします。

名倉


2016年春の小屋企画「おやつの時間」参加者紹介!!



【2016年ARTS&CRAFT静岡春季開催について】
 開催日:4月9日(土)10日(日)
 出展者発表:2月14日


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『あなたの時間』その7(おやつの時間連載記事)



2016年春季小屋企画「おやつの時間」
出展者発表を終えて、次はA&C静岡スタッフのふだんをお届けする連載記事。
毎日午前と夕方2回更新。ぜひともご覧ください!


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「菓子皿と野球ボール」


菓子皿との出会いは、小学校の時に夢中になっていた野球のこんな風景からだ。

上手くなりたい気持ちで、学校から帰ったら真っ先に玄関の下駄箱に

置いてあるグローブと菓子皿にあるボールを掴みとり外に飛び出る。

塀の壁に向かって、ボールを投げては返ってくるボールをとる。


その繰り返しを暗くなるまで続ける。。すると家から母親の声が

「ご飯よ!!」と。小学生の自分にとってはお腹がペコペコなので、走って家に帰る。

使ったグローブとボールは菓子皿の定位置に戻して、今日一日の練習も終わる。。


菓子皿とのボールとのこんなやり取りが思い出されました。

今現在は、自分が貰ったお店のカードや小さいフレグランスなどを置いている。

これからの菓子皿との出会いにもより、モノの定位置もこれからも変わっていく。。


スタッフ一生



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平日。


仕事では効率を求められ

期限に追われる毎日。


帰宅後、ホッと一息つける

娘と二人きりの時間を大切にしている。


きょうのできごとを話す時間

寝る前に絵本を読む時間


二歳児なりの言葉で伝えようとする姿に

成長を感じ、幸せを感じる時間でもある。


休日。


おやつの時間がやってきた。


ママには内緒。

二人で食べるおやつ。


いつもなら娘にはプラスチック製の

お皿に盛るおやつを、僕と同じ

菓子皿にした。


『もう、おねえさんだもんね。』

と言いながら手渡した菓子皿。


菓子皿を手に

『もう、おねえさん!』

と片言ながら、笑顔で繰り返す娘。


いつもより行儀よく大人びた姿に

顔がほころぶ。


こんな生活が、僕にとって

明日へのエネルギーになる。


スタッフしずくいし



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野球にいそしむ少年はボールと菓子皿を間違えなかったろうか?
娘との時間にいそしむ父親はママへの内緒がばれていないだろうか?
皿に聞いてくれ。ママに聞いてくれ。


『あなたの時間』その8は今夕公開。
ご覧くださいね!

名倉

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2016年春の小屋企画「おやつの時間」参加者紹介!!



【2016年ARTS&CRAFT静岡春季開催について】
 開催日:4月9日(土)10日(日)
 出展者発表:2月14日






『あなたの時間』その6(おやつの時間連載記事)



2016年春季小屋企画「おやつの時間」
出展者発表を終えて、次はA&C静岡スタッフのふだんをお届けする連載記事。
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私が菓子皿を見て思い出すのは、

お皿にのった大きなおにぎり。


大学受験に向けて勉強にあけくれていた高校3年生。

毎日塾に通い、家に帰ってくるのはいつも遅い時間。

食卓のテーブルの上で出迎えてくれたのは、母がつくってくれたおにぎり。

のりがぐるっと巻かれていていて、中身に何がはいっているのか分からない。

梅、おかか、シャケ、、、 おにぎりから顔を出すのは毎日違う具材。


「飽きないように気をつかってくれていたのかな?」

いまさらながら母の気遣いに感謝。


晴れて大学に進学するとき、上京する私の荷物の中にこっそり入れていたそのお皿。


それからはいつも一緒。

今では主人との食事で漬物をのせるのに使っている。


スタッフえりな



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長く一人暮らしをしているけど、

あまり凝った料理はつくらない(いや、つくれない笑)。

家での食事はなるべく手短にしがちなので

盛り付けなんてあって無いようなもの・・・

大抵一つの器にまとめて盛り付けをしてしまう。


だからうちの食卓では器たちの活躍の場は極めて少ない・・・


そんな僕でも実はお気に入りのお皿があるのです。


手創り市で出会った

僕の心を惹きつけてやまない木の菓子皿。


特に使い道は考えずに買った小さなそのお皿は

今ではPCデスクの上が定位置になっている。


消しゴムと無数のクリップをのせ

いつも視界に入り、

すぐに手の届く場所に。


近くにあるがゆえ

気がつくとすぐ手に取り

彫り跡をながめたり

匂いをかいだりしてしまう。

でもそれがいいのだ。


使い道の予定はなくとも

それが自分にとって魅力的で惹きつけられるものであれば

運命的な出会いに委ねてみるのもありなのかもしれない。


スタッフさいとう



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母への感謝があったから今がある。
日々への感謝を感じながら今を生きる。
人の暮らしはまたそれぞれ。


『あなたの時間』その7は明日朝公開。
ご覧くださいね!

名倉

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2016年春の小屋企画「おやつの時間」参加者紹介!!



【2016年ARTS&CRAFT静岡春季開催について】
 開催日:4月9日(土)10日(日)
 出展者発表:2月14日






『あなたの時間』その5(おやつの時間連載記事)



2016年春季小屋企画「おやつの時間」
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年を重ねるにつれて、香りに興味を持つようになった。

興味というより、こだわるに近いかもしれない。


日々の暮らしの中で使うものに香りが付いているものは多い。

柔軟剤とか、石鹸とか、ハンドクリームとか。

そうすると、選ぶ基準の中に、機能面はもちろんのこと

人工的な香りより自然なものを、心が安らぐものを手にとるようになった。

今まで壁を感じていた香水も、ようやっと仲良くなれた気がしている。


香りにまつわるもので、もうひとつ、手に取ることが増えたものがある。

キャンドルである。

ステキだな〜とは思っていたけれど、火の取扱いが怖かったし(倒れでもしたら!)

そしてなにより「自分の好きな香りで部屋を満たす」ということに

そこまで興味がなかったのだと思う。


はじめて買ったキャンドルはとても気に入った香りで、

ガラスのカップに入っているものだったので、これなら大丈夫!と思って購入した。

火を灯すと、炎のゆらめきと広がっていく香りに、とても落ち着いた。


そして先日、鷹匠にあるFossetさんに行ったらとても可愛らしいキャンドルを見つけた。

ドライのユーカリが顔を出すその姿に一目惚れ。

いつもは香りからキャンドルを手に取るのに!しかもカップに入っているものじゃないのに!

自分のことながら少しびっくり。だって、あまりにも、ほんとに可愛くて・・・

そうして選んだ香りはチャイ。

ユーカリが顔をだしていないけれど、好きな香り。


Fossetさんから使用の際は、お皿の上においてくださいね。と言われ、

ふむふむなるほどと自分の器たちを思い浮かべる。


キャンドルの大きさからして、菓子皿として使っているあのこがちょうどいいな。

と思いながら、でもきっとわたしはこのキャンドルをまた買うだろうから、

このキャンドルにお似合いの器がほしいな、なんて想像する。


真っ白い・・ナチュラルな・・優しい・・

浮かんでくる言葉を見つめながら


いつか出会えたらいいなあと思う。


好きなものから繋がって、

またさらにお気に入りを見つけようとすることはとても楽しい。

はやく見つけたいとも思うし、時間がかかってもいいとも思う。

そんな気持ちを自覚しながら、楽しみがあるのは良いことだと納得して、

香りを焚きながら春開催の準備を進めている。


スタッフあらまき



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私にとって菓子皿とは

“お皿として使うこと”しか今までの人生を振り返ると無かったと思います。


今まで何となくお菓子やちょっとしたものを乗せてたまに使っていた菓子皿。

だけど菓子皿に目を向けるとたくさんの菓子皿があり、それぞれの魅力があるんだなと最近気付かされました。


今まで食べ物しか乗せてこなかったけど、これからは私のお気に入りのものも乗せていこうかなと思いました。


まずはお気に入りの菓子皿を探すぞ〜!


スタッフさとう



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目に見えないモノの価値を感じた。
食べ物から身につけるものへ移行した。
少しづつ大人の階段をのぼる、おとなの女の子。


『あなたの時間』その6は今夕公開。
ご覧くださいね!

名倉


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2016年春の小屋企画「おやつの時間」参加者紹介!!



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『あなたの時間』その4(おやつの時間連載記事)



2016年春季小屋企画「おやつの時間」
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散歩に出ると、田舎道なので

季節によって、キイチゴや椿の葉、アケビの花、野葡萄やドングリの実、

かわいらしいものが手に入ることがある。


一輪挿しにさすには、丈のたりないものや、頼りないもの、

コロコロとした実を小さな器にのせて飾る。


野葡萄は、日にちを置くごとに

トルコブルーやあお、紫がだんだんと濃い青色に変わっていく。


小さな楽しみをのせる器


スタッフまつむら



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小さくてかわいい菓子入れの小皿は、

どれも季節や気分に合わせて

私が身につける小さいものを置く。


毎日、置くものも少しずつ変わる。

からっぽだったり

片方だけだったり

ごちゃまぜの時もあるけど

小さなお皿の上が、今の私の好きなものを表す世界になっている。


ものをおいても、いなくても

そこに在るだけで特別で、

そこに在るだけで心がいやされる

そんな器との出会いを求めて。


スタッフふじもと


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小皿の使い方はそれぞれ。
共通するのは、自分のささやかな大切を置くということ。
それって日々の心のあらわれのような気がしました。

『あなたの時間』その5は明日朝公開。
ご覧くださいね!

名倉


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2016年春の小屋企画「おやつの時間」参加者紹介!!



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『あなたの時間』その3(おやつの時間・関連連載記事)



2016年春季小屋企画「おやつの時間」
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我が家では毎朝、炊きたてのごはんを神棚にお供えする。


そのための小さなお皿には、ウサギの絵が描かれている。


神様にあげるのに、ウサギでいいの?!と思うけれど、

それもまた母親らしくていいかな…と思う。


その、小さなお皿にごはんをよそる度、おままごとみたいだなと思う。


小さな頃に、庭で拾ったどんぐりや数珠の実を、

ごはんに見立ててお皿に乗せて遊んだ記憶。

小さな手で、一粒一粒お皿に乗せた、温かな記憶。


もうおままごとはしないけれど、小さなお皿は日々活躍する。


小さめの菓子皿はもっぱらお醤油入れに。

大きめの菓子皿はちょっとした取り皿に。


それは食卓の中心ではないけれど、いつも近くに寄り添う存在。


スタッフかわて


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「オイル皿」


毎朝、毎晩の日課としてエッセンシャルオイルで身体を軽くマッサージしてます。


小皿に数滴垂らして、指でとり、

掌で絡め、その掌で鼻をおおって数種の薬草が入った

自然の香りを楽しんで脳をリラックスさせて。

そしてリンパ節に沿って塗っていく。


上からこめかみ、耳の後ろ、

首筋、鎖骨、

腋の下、

お腹、

膝の裏、くるぶし…


朝。

「おはよう。」

夜。

「1日お疲れ様でした。」と。



直接オイルを手に垂らしても良いですが、

敢えて小皿に垂らしてから手にとる行為は、

目まぐるしい日常から一旦切り離して、

自分の身体を労わる大切な時間へと入るスイッチなのだと思います。


お気に入りの、とっておきの小皿にオイルを入れて。

自分に対しても一期一会の気持ちで。


スタッフふくやま


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あたりまえっていろいろある。
家族とのあたりまえ。
わたしのあたりまえ。
どれも立派なふつうのこと。

『あなたの時間』その4は今夕公開。
ご覧くださいね!

名倉


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2016年春の小屋企画「おやつの時間」参加者紹介!!



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『あなたの時間』その2(おやつの時間連載記事)



2016年春季小屋企画「おやつの時間」
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僕の家には、少しづつ買い揃えた様々な作家さんの菓子皿がある。

もちろん、食事の時にも使うし、子供のおやつの時間にも使う。


他にも様々な使われ方が我が家ではされていて、

アロマオイルと言っていのか分からないが、

柑橘系の匂いがするオイルを染み込ませたガーゼをのせて部屋に置かれたり、

子供がぬいぐるみに食事をあげる時に使われていたり、

どこで取ってきたのわからないけど、子供が取ってきた小さなかたつむりが、

ちょこんとのせられていた事もあった。(後で逃しました。)


そんな、昆虫までのるウチの菓子皿達は、玄関でも使われている。

季節や気分によってウチの奥さんが皿を変え、

そこに子供が散歩の際に拾ってきた様々なものが置かれる。

不思議な形をした石が置かれていたり、様々な木のみ、何かのかけら。


夜遅く会社から帰り、玄関に置かれたそれを見るだけで、

気持ちが緩むし、既に寝ている子供と会話しているような気持ちにもなる。

きっと楽しかったんだろうなって。


今日も僕は少しワクワクしながら家に帰る。

奥さんがどんな菓子皿を選んで、そこに子供がどんな物を置いているのかなって。

そして僕は、これからも、何に使うのか分からないけれど、

菓子皿を集めてゆくのだろうと思う。


スタッフ高山


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わが家には、一年くらい前に

手創り市にて購入した木の皿がある。

それが、食卓に出てくる頻度がなかなか高い。


嫁さんは作家さんの器は普段向きでないという。

かけてしまったり、割ってしまったりしてきたから。

ぼくも、何度か割ったことがある。

そんな器は、休日や、友人、知人が来た時に出してくれる。


せわしない日常の中では、

使いやすくて、気兼ねなく使えるものの方がいいと思う。

その中でも木の皿が出てくるのは、その丈夫さにあるのかなと思った。

割れにくいし、軽い。そして、このお皿はスベスベしていて

触り心地がいい。


今も息子がその皿にコーンフレークを入れてもらって、

手掴みで食べている。

その姿を見て、実家のテーブルにはいつも

お菓子を入れてある木の皿が置いてあったことを思い出した。

ぼくもそのお皿を膝に置いて食べていた。


ぼくが木の皿を使いやすいと感じるのは、

小さい頃から身近にあったからなのかな、とも思った。


スタッフけいご


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昼間のパパはちょっと違う。
家族を大切にする父親としての視点。
いいじゃないですか!


『あなたの時間』その3は明日朝公開。
ご覧くださいね!

名倉

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2016年春の小屋企画「おやつの時間」参加者紹介!!



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 出展者発表:2月14日






『あなたの時間』その1(おやつの時間連載記事 by A&C静岡スタッフ)



2016年春季小屋企画「おやつの時間」
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おばあちゃん。

わたしのおばあちゃんは

遊びに行くといつもお菓子を出してくれる。

かわいい菓子皿と一緒に。


よく来たね、と嬉しそうに

お茶とお菓子を出してくれる。


おばあちゃんの家には

お皿がたくさん並んでいる。

きちんと棚にしまわれてあるお皿たち。


小さい頃に

「これおばあちゃん全部使うの?」と

聞くと、「自分では使わないのよ」と、

優しく答えてくれた姿が印象に残ってる。


お客さんがきたときにだけ開ける、あの棚。


菓子皿に盛り付けるおばあちゃんの姿。


みんなで囲む、たのしいおやつの時間。

その様子をみて微笑む、おばあちゃん。


そうだ。

おばあちゃんのお皿を探しに行こう。

おばあちゃんだけのとくべつな時間を過ごしてもらえるような、
すてきな菓子皿を見つけに行こう。


スタッフ青木

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無心になる。

そんな時間が、必要だと思う。

ときどき。


でも、何もしないでぼーっとするのは苦手。

今日は1日何もしないでゆっくりするぞ!と意気込んでみても、

じっとしていられない。


そんなとき、最近の私はジャムを煮る。

近くのJAまで果物を買いに出かけ、

刻んで、砂糖をまぶして、あとはただただ煮る。

だんだんと色濃くなる鍋の中だけを見つめて、

じゅわじゅわと出てくる灰汁をすくい、

ただただ、鍋の中だけに神経を注ぐ数十分。


最初のひとすくいは、お気に入りの小さなお皿に。

残りは煮沸した瓶に、こぼさないように詰める。


きゅっと蓋をして、完了。


きれいな色の瓶を眺めて、小さなお皿の上のジャムを舐める。

無理矢理つくった無心のあとの、

私にあげる、ほんの少しのご褒美に。


スタッフはしもと

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ほっこりとしたおばあちゃんとのやりとり。
女子力高い?日常のちょっとしたこと。
なんだかいいですね。

『あなたの時間』その2は今夕公開。
ご覧くださいね。

名倉

・・・


2016年春の小屋企画「おやつの時間」参加者紹介!!




【2016年ARTS&CRAFT静岡春季開催について】
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 出展者発表:2月14日









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