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リ・コモンワードはヨネザワ

 

今春開催のA&C静岡の日記が終わっておらず、

とある人に「次はいつですか?」と聞かれてしまいました。

「閑話休題ということでお願いします」とご勘弁いただき、

「そういえば知ってます?」と間髪おかず話題をすり変えた。

 

元A&C静岡スタッフだった米澤あす香さんが

インタビュー紙「Re:common word」を創刊しましたのでご紹介致します。

 

 

【Re:common word】とは?

モノやコトを作っている方をご紹介するインタビュー紙

「Re:common word」(リ・コモンワード)を創刊しました。

作り手と使い手の架橋となる”共通語”=”common word”となることを目指します。

 

 

ついに出来上がったか〜と感心した私は、

どれどれと久しぶりに彼女のサイトを開いてみると

こんな記事があがっていた。

 

「Special Thanks」と題して投稿されていた記事。

 

タイトルはまあいいとして、

そこに書かれていることに感心し、

彼女の姿勢があらわれていることを感じた。

 

同時に、紙面をつくる上でとても重要なポイントである、

デザイナーさんを自身の足で見つけお願いし形に出来たこと。

このことに凄いと思わざるを得ませんでした。

 

元々顔見知りだとか、

親しい人間だから、

という理由でお願いするのではなく、

自分の足で目で信頼出来るデザイナーさんを見つけることが

これからの彼女のつくるものへの布石と信頼になる思うからです。

 

 

 

【Re:common word】は彼女自身の仕事。そう感じました。

 

出来上がったものへの評価はきっとこれからでしょうが、

ひとまずは第1号へのおめでとうをここで伝えたいと思う。

ついでに、第2号に更なる期待を込めて。

 

それではまた。

 

名倉

 

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2018春季A&C静岡日記:中編

 

 

今日が昨日でも、明日が今日でもわからないような人生なんてまっぴらごめんだ

 

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*2018春季A&C静岡日記:前編*click!!

 

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今回で第16回目を迎えるARTS&CRAFT静岡手創り市は、半年に1度の開催なので丸8年継続してきたことになる。

たしか始まりは、私が30を迎えた頃から準備をむかえた。

東京・雑司ケ谷の手創り市に出てくる作家さんたちの活動に変化を感じ、実際にその変化を具体的に知る中で、「それなら作家を生業とする、生業とする事を目指す人たちが集まる場を作ろう。」そう決め、始まった。

あっという間の8年だったようにも思うし、たったの8年とも思う。

いずれにせよ、心がけてきたのは集うスタッフ達と現場の基準を作り、常に更新することを目標とし、同時に、自分たちにとって新しいと思える取り組みを重ねてゆこう。そう決めてやってきた。

ひと言でいえば、強い現場と面白い現場を両立すること。

ストイックなだけでは駄目だし、かといって面白ければいい、というにのは余りにも下品だから。そのことにゴールはないし、故に苦しいこともあるけれど、私たちのものづくりはそうあるべきで、その心がけがあるからこそ、自分たちなりの考えを持って作家と対話することが、ようやく出来る。

今ではたくさんの来場者のお陰で参加する作家さんにとっても有意義な2日間をつくることが出来ているように思うし、運営側・出展者・来場者が三位一体となってはじめて会場のワクワクが生まれ、そのワクワクが人に伝播し次に繋がってゆく。

そう、だからこそ出来るだけ現場で起きたことを紹介したいと思っているし、他人がどう思うとも自分の考えを述べてゆくのが主催者としての役目だと思う。

思うじゃなくて、そう決めている。

 

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様々な人たちが集まる場所では大なり小なりのトラブルがない訳がない。

大はなくとも小はある。それは私たちの会場でも同じで、そのトラブルを出来る限り未然に防ぐ為、起きてしまったものの程度を広げない為に私たちスタッフは会場内外あちこちに散らばっている。

ただし、出展者のブース内にはルールに則ってさえいれば基本的には立ち入ることはないし、ブースの中は出展者の自由と責任が担保されている場。そう考えている。なので、商品(作品)の紛失についても、原則は自己責任という認識だ。

 

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今回、初めて盗難の現場がおさえられ私のもとへ連絡が届いた。

現場にむかう途中、スタッフからの状況報告を受けつつ気になることがあった。

 

「お子さま連れの方が盗難をして、そのお子さまは受付で預かってます」と。

 

こうした場合、被害を被っていない周囲の大人の考えること、共通することは、「子供の前だから…」「よしなによしなに」という理由と思惑で様々なことを決定しそうになることだが、私はそうしたことを一切考えることはなかった。

 

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盗難を発見し犯人が捕まえれば、その後は粛々と警察に受け渡す。

警察がやってきたら、盗難にあった作家さんが正式に訴えるのか、商品(作品)の弁済をどうするのか、これら2点を決定してゆくことが優先され、警察の方には申し訳ないが、出来るだけ速やかに撤収して頂けるよう運営側として協力をしてゆく。

その間、そのお子さんに対する同情はあれど、構っている暇はない。

あくまで、出来るだけ犯人たる母親に近づけないよう、けれど、余りにも遠ざけることのないよう保護し、同時に、警察の方に「お子さんを保護してもらう為、近親者を早く連れてきてあげてほしい。」そうお願いするだけだ。

しょせん私たちスタッフは家族ではないし、その子の為を思って優先的に物事を決定することはしない。

子供だからといって、目の前で何が起きているのかわからないことはないし、きっと理解出来るし、罪は罪と云えど、母親が捕まってしまったことに哀しいことを知る。彼は被害者だけど、家族という関わり、呪縛に、ここでは逃れることは出来ない。なぜって、家族はそういうものだから。その後、このことから何を学ぶかはその子次第で、大人がしてやれることは傍にいてあげること、その子の傷を理解してあげること、けれど、背負うことは出来ない。ただし、無視すること(放っておくこと)だけはいけない。ただそれだけのこと。

 

こう言い切ってしまうと随分と冷たいようだが、盗難の報告があったその瞬間から、私の考えていたことはまったく別のところにあったし、2日目の朝がやってくるまで、夜間警備の間もそのことが頭から離れなかった。

 

_

 

起きた事件は警察がやってきて現場検証し、決められた手続きのもと片付けられてゆく。

少しの間、騒々しくはなるけれど、事件が処理されれば現場は一見元通りになる。

 

けれど、私が最も気がかりなことは別のところにあった。

事件が処理されても、元通りにならないものがある。

それは直接的な被害を被った出展者の内面と、その周囲にまつわること。

ここが私にとって大切で、切なくて、狂おしいポイントだ。

 

_

 

起きてしまった盗難の被害者たる作家さんは、その後も2日目の閉幕までずっとその場にいることが義務づけられ、当然それは仕事でもあるからだけど、実質的な被害を受けていない周囲の出展者さんから見れば、被害を受けた作家さんは被害者としてずっと印象づけられる。気にしないように…という思いや優しさは生まれるだろうが、また別の事実も同時にそれ以上にのしかかる。忘れることはない。そういうものだから。

出展者同士、半年に一度たまたま隣同士になり、そのほとんどが「はじめまして」のお互いで、気が合えば徐々に会話をする事になり、2日目の終わり頃には「またどこかで会えたらいいですね」とか「今度ご飯に行きましょうよ」とか、「いつか一緒に仕事出来たらいいですね」なんてことが期待されるはずなのに、盗難を受けた被害者というレッテルが出来上がってしまうと、どうしても話題は盗難の件から入ることになってしまうはず。「さっきは大変でしたね…」なんてゆう風に、本来、誰も必要としていないし、望んでいない、そんな会話から始まってしまう。

という風に考えると、被害を受けた人とその様子を一部始終を見ていた人との間には、見えない境界線というのか、壁のようなものが生まれてしまうかもしれない。いや、きっと生まれるだろう。なぜなら皆、分別のある大人だからこそ距離をおくということがある。それ以上に、作家同士だからこそお互いに理解しあいたい反面、こじれたものに触れるのが難しい。結果、話しかけづらい、という2日間では埋まることのない心の距離が出来てしまう。

 

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こうした考えは極端かもしれない。

考え過ぎなのかもしれない。

全てにおいて正しいとも思わない。

 

けれど、私は会場を運営する立場として、まずは出展者のことを考える。

 

警察でも被害者でもない私は、あれもこれもできる訳ではない。

であれば、自分の考えをまとめ即行動する。

茫然自失とただじっとしていたら運営者としての資格はないのだから。

 

パトカーで連れられていったあの子を思うと、今も尚うずくものがあるけれど、同じケースがこれから同様にあった場合、きっと同じような気持ちで、実際的な行動を選ぶだろう。誰が何と云おうとも。

 

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楽しくない話を延々とすみません。

 

今回の盗難の件により、私たちスタッフの意識で修正するべき点が見えてきたので、秋にむけて目に見える形で活かしてゆこうと思った次第であります。

ネガティブなことをどうにかこうにかポジティブな意識に変えて、よりよい会場づくりをしてゆくこと。

私たちの役目はそこにありますから。

 

…という訳で、中編はこれにておしまい。

 

後編では2日間に渡って見つけた会場の出来事を記してゆこうと思います。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

 

 

※ご意見ご感想は下記メールまでお気軽にどうぞ。

 

名倉哲

shizuoka@tezukuriichi.com

 

 

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2018春季A&C静岡日記:前編

 

<2018年春季A&C静岡開催のまとめ>click!!

 

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どうだった?

そう父親に云われ、

くたくたになった頭と身体はいつも以上にばらばらに、

そう、ばらばらになって沈んでいった。

4月8日の夜。

こんなにも凄かった3日間は記憶にない。

たぶん。

 

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いつかその時がやってくると思っていたけど遂にやってきた。

開催準備を独りでやることに。

それが今回の私の始まりだった。

 

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4月5日。昼過ぎ。

護国神社に到着した私は、

随分と時間をかけて、

私にしては珍しく、

慎重に慎重に、

何度も確認しながら

ブース区割りのロープを敷いた。

見上げる空からは

樹々の隙間から光が射し込み

砂利を照らしていた。

目の前に見える砂利の粒を数えていたら

8928粒まで数えることが出来たけど、

正確にはわからない。

それと、もうひとつ。

トイレ掃除をしていたら、

至近距離で狸にでくわした。

お互い驚いた。

あっちが狸なら、こっちは野良犬。

そんな一日だった。

 

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4月6日。朝。今日は前日準備の日。そしてやっぱり、今日も独り。

いつものレンタカー屋で車を借りて荷物を積み込み会場へ。

明日より本開催だから、否が応にも準備を終えなければいけない。

そう思うと急にゾクゾクした。

目の前の参道はあんなにも晴れて涼しげで心地いいのに、嵐の前の静けさのよに風が辺りを静かに漂っていた。

徐々に勢いを増す風。見ないように、目を合わせないようにしながら作業をしていたら、あっという間に雨が大雨となり、風は暴風にレベルアップしてやってきて、雨の勢いも順調に?増し増し、風は意気揚々と?横殴りに、更に下からもあおるような技を繰り出す風で、あんなにもキラキラとしていた参道はずぶ濡れ。せっかく神社の方が参道の横に除けてくれた落ち葉も、あっという間に元通り、いや、これまで見たこともないような量の落ち葉が散乱していて、砂利の上を踊り狂っていた。

目の前に広がる笑えない景色を眺めていたらいつしか笑えてきて、なぜ自分だけこんな目にあわなきゃいけない!?と思うと、俄然ヤル気も出てきて、絶対にどうにかしてやろうと決めた。

私はネガティブな時ほど事ほど、勇み喜び勤しもうとする性格で頭は却って冷静に、けれど沸騰してくる。逆にポジティブな時は、あまりヤル気もおきず、興味がもてず、頭が働かなかったりする。きっと、目の前の嵐は私向きなんだろう。

…と、そんなことはどうでもよくて、用意していたおやつを食べる時間もなく、(これもどうでもいいか…)やがて木藝舎の小屋組み立て作業員さん(と云ったら大変失礼だが…)がやってきて、嵐のなか小屋の組み立てをどうにかこうにかやり遂げ、棚をとりつけ、彼らはそそくさと帰って行った。いつもそうだが、いつも以上に大変な想いをさせてしまったと思う。感謝しかない。

終日嵐の中、気がつけばあっという間に陽が沈み、夜がやってきて、実家へ戻り看板の積み込みをして、日付がかわるちょっと前にどうにかこうにか作業を終えることが出来た。

風呂に入る前、実家の鏡台の前に立つ自分の姿はとても滑稽で、みすぼらしくてみっともなくて、ずぶ濡れで髪の毛もあちこちに散らかった笑える姿だったと思う。これぞ野良犬って感じで駄目すぎていけてるな〜と思った。

けれどそれで良かった。なぜなら、日付が変わる頃には雨も止んだから。

ほっとして、少しだけ寝た。

 

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4月7日。丑三つ時。

いつもより早く目が覚め、父親へ「おはよう」と声をかける。

スタッフの2日間の朝食は父親が夜なべして作ってくれている。サンドウィッチだ。

受け取ったサンドウィッチや、ほか荷物を積み込み最終チェックをして会場へ向った。

会場へ到着する前、積み込んだ看板をあちらこちらに配置した。

神社の職員さん。犬と散歩するおじいさん。

いつもと同じ時間に、いつもと同じ人たちを見かけ挨拶をする。

どんな人か知らないけれど、そんないつものことがちょっと嬉しい。

その後、懸念していたフードエリアとエリア6のぬかるみを確認しに行った。

どこもかしこもすっかりと乾いて何の問題もなさそうだった。

ビバ・アラシ。でいいのだろうか…

数時間後には辺り一帯が喧噪に包まれる護国神社の境内。

喧噪の前のひっそりとした境内はとんでもなく心地がいい。

この独り占めしてる感は格別だし、酒を呑みたくなる。呑まないけど。

ホッとして参道を歩いていたら、宙から降ってきた桜の木の枝。

鼻先をかすめるように落ちた枝を見て、おいおい止めてくれよ…と独り言ちてみた。

どうせ周囲には誰もいないし、云っても仕方のないことだけど。

気がつけばスタッフがひとり、またひとりと徐々に集まってきた。

雨予報を心していたスタッフの表情は晴れのおかげかと晴れや爽やか。

晴れることはとてもいことだが、なんだか私は腑に落ちない。

というか、前日のことを思い出してきてなんだかむかつく。

初日の搬入が始まる前。

スタッフといつものように朝礼がはじまった。

朝礼では2日間のスケジュールや注意事項などを確認しあうのだが、私はどれだけ前日準備がきつかったか、嵐の様子を延々と延々と愚痴ってみた。10のうち8は私の報告の体をした愚痴だったと思う。

ともあれ晴れた。

開催前の準備が私の役目。

開催の2日間は彼ら彼女らの力によって現場がつくられる。

まずは初日の搬入。

ここでつまづくと後味悪いものになる。

細心の注意を払いつつ、時に大胆に進めてほしいと願って皆を送り出した。

 

 

そんなこんなで始まった2018年春季A&C静岡。

なんの失敗もなく、随分とスムーズに始まり終えることが出来た搬入。

新人の2人の動きを見ていても何の問題もなさそうで幸先がいいようだった。

ひとつだけ、いつもと違ったことがあった。

高山が初めて担当したエリア6だけいろいろあったようで、そのいろいろが彼にとって新鮮だったからか、そのいろいろに申し訳なさを表明しつつも楽しそうだった。勝手にしろと思った。

 

その後の2日間は沢山の出来事があって、とても充実した2日間だった。

良いことも悪いことも含めて。

中編では、良いこと悪いことの悪い事を書いてみたいと思う。

 

それではまた。

 

(中編は明日更新!)

 

名倉

 

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灯りだけ。開催後記。

 

東京を離れ濃密な1週間を静岡の山の麓の小屋で過ごした。

閉幕した「灯りだけ」が今でも頭の中に居座り、

身体が戻ってきていない感じがしている。

意識はまだ、完全にあの場所から帰ってきていない感覚で数日を過ごしてます。

 

 

20180328-1.jpg

 

3月25日をもって展示会は幕を閉じた。

 

今回、本当に久しぶりにひとりの作家を対象として個展を企画した。

展示会を企画するということは、

単に作家を連れてきて作品を並べて売るだけではない。

ましてや、作家に作品をつくること以外も任せるなんてことはあり得ない。

人数を集めたグループ展ならまだしも、

ひとりの作家に労を強いざる終えない個展は尚のこと絶対に。

 

個展を企画する為には、

なぜ貴方とやるのか?

これまでどうしてきたのか?

これからどうやってゆくのだろうか?

そういったことを考えることから始め、対話をする。

入口は想像の範疇でしかないけれども…

それ以外に始まりはない。

 

その上で、

展示会に必要なコトやモノをあげてみる。

関わる人も含めて。

 

 

 

灯りはどういった機能を果たすのか?

目に見える部分見えない部分、

双方を自分なりに割り出しながら、

展示会で絶対に必要なものをさぐりだした。

 

今回であればそれは、

【時間】だった。

 

 

20180328-2.jpg

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昼から夕暮れ、

そして夜までの展示会。

場所は市街地からも離れた山の麓…

 

 

20180328-6.jpg

20180328-7.jpg

 

辺鄙な場所までわざわざ足を運んでもらい、

来てもらったからには可能な限りのんびり出来る環境を空間をつくること。

ひと言で云えばそう、ぼんやりとする時間がつくれたらいいな。

そんなことを意識し、珈琲や音楽、写真、食事の要素を少しづつ取り入れた。

 

灯りとの適切な掛け算と距離感。

これが大切なポイントだった。

 

 

 

結果、すごく沢山の方に来て頂けた訳ではないけれども、

訪れた人がぼんやりと灯りを眺め、

recordさんの灯りを体験する時間と空間はつくれたように思う。

 

 

20180328-8.jpg

 

ひとりの作家を扱う個展というものは、

レディメイドであってはいけない。

その時々のオーダーメイドにしなければ。

 

そのことを改めて確信し、

幕を閉じることができた今回。

関わってくれた皆に感謝をしつつ、

これから自分がつくる舞台に活かしてゆきたい。

 

春の護国神社はすぐそこまで。

どうぞよろしくお願い致します。

 

名倉哲

 

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灯りだけ_2018.03.21-03.25

公式Instagram

https://www.instagram.com/akaridake_official/

 

record齋藤勝弘

 

写真

大野写真研究室

 

協力

鳥仙珈琲

木藝舎

 

リーフレットデザイン

hase

 

企画

名倉哲(A&C静岡)

 

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3月15日 灯りだけ…

 

灯りだけ

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もうすぐ始まる展示会。

灯りだけ。

木工作家のrecordさんの照明作品だけを集めた展示会を開催します。

 

この展示会。

たくさんの方々にご協力頂き辿り着けました。

 

本展でとりまく様々なことに、

これからの私がやりたいことが大凡詰め込まれている気がします。

 

展示会という場は、

単に「モノを売っておしまい」の場所ではないし、

最大公約数の「わかりやすさ」を示す場所では勿論ない。

水面にそっと波紋を起こすように、慎重に、時に大胆に。

 

モノにまつわる、

彩り。

匂い。

音。

あらゆるものが交わった場所が

私にとっての

展示会という場。

 

映画は総合芸術。

そんな言葉を以前知りました。

展示会というものも、

きっと、そのようなもの。

 

本展。

recordさんと出来る今を詰め込んでみました。

貴方の心地良さに馴染むかわかりません。

けれど、、見て感じて聴いて頂きたいものを揃えてます。

 

灯りだけ。

3月21日より25日まで。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

名倉

 

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灯 り だ け

3月21日から25日の17時まで開催される照明作品だけを集めた展示会。

集う照明作品は約100点。様々な角度から灯りをご覧になれるこの機会。

 

ぜひともご来場ください!

 

名倉

 

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選考会を終えて…

 

こんにちは。名倉です。

 

2018年春季A&C静岡手創り市の選考会を先週末に終えました。

次回で16回目の開催となる私たち。あっという間の丸8年となります。

出展者発表は2月11日を予定。

乞うご期待。

 

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現在の選考会では、

<事前選考>(選考会前の選考)を一部スタッフで行ってます。

ここで確認されることは大きく2点。

 

1、申込書の仕様が守られているのか?

2、出展規約を理解して申込みをしてくれているのか?

 

上記2点を守り理解して下さることは当然のことといえば当然ですが、

ここでズレがある申込書はその時点で選考に値しないと決定されます。

(その他細かくみられるポイントは多々有りますがここでは割愛)

 

これによって、

本番当日の選考会の場がより充実したものにもなり、

また、更に半年、1年後のことを考える場にもなり得ます。

 

話は続き、今回の選考会で感じたことをつらつらと…

 

 

 

今回の選考会。

 

これまでよりも代表である私自身の手から離れ、

スタッフによる視点や意見、

意志が反映された選考会でした。

 

こういうことを書くと叱られることもあるかもしれません。

けれど、敢えて書いておきたい本音。

 

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私の為に…と思い、

我が儘を云えば、

最大限自分の意見が通すことがいい。

更に云えば、気持ちがいい。

けれど、それでは私利私欲しかなく、変化も生まれない。

当然のことながら前進もない。

結果、私が私自身の立場を守るだけの場になります。

 

自分の立場を守ること。

自分の意志、好き嫌いが反映された場にすること。

そうした欲求が全くないと云えば嘘になるし、

その欲求がゼロになることは無いでしょう。

 

けれど、

繰り返しますが、

それでは駄目なんです。

 

なぜ駄目なのか?

その理由は唯ひとつ。

 

沢山の人々が集まる場は、

常に変化を意識し、

実際に小さな変化を重ねることで

鮮度を保つことが出来るから。

 

変化をすることが全てにおいてオールオッケーではありませんし、

変化を目的としていたらそれは単なる阿呆。

が、この意識を持ち続けること。

不確かで、やや合理性にかけるかもしれませんが守りたいこと。

 

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今のA&C静岡には、

続けてくれるスタッフ達と、

続けるからこそ理解を深めるスタッフ達がいます。

 

こうした人たちが増えることで、

スタッフと共に創られる正しい秩序が生まれます。

秩序があるからこそ変化を生み出すことを恐れず、

変化の方向性をはっきり見据え、選ぶことが出来ます。

 

半年に1度やってくる選考会。

これから更にスタッフ達に委ねることもあるでしょう。

もっと云えば、委ねることができるような集団になりたい。

同時に、私自身が現場を引締める意識を持たねばならない。

 

そんなことを考えた今回の選考会でした。

 

 

 

春の小屋企画「本 と わ た し」

詳細については後日公開。

楽しみにしていて下さいね。

 

名倉哲

 

 

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1月31日 その次へ…

 

2月3日より開催される「jewelry&chocolate」

今年で5回目となります。

明日より富士店の搬入が始まり、明後日には静岡店の搬入を致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

jewelry&chocolate。ぜひともご来場下さい。

 

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2018年春季ARTS&CRAFT静岡手創り市のお申し込みは本日にておしまい。

出展者発表は2月11日を予定しております。

 

それではまた。名倉

 

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眺めて飽きないのは何故だろう

写真と本文は関係御座いません。

 

 

年も明け、1月4日より始まった2つの会場の申込み。

 

ARTS&CRAFT静岡手創り市は1月末日事務局必着にて締切り。

 

Village mishima rakujuenは2月20日事務局必着にて締切り。

 

連日、東京の事務局には申込書が届いています。

当たり前と思っちゃいけない。そのことを。

 

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「どれだけの申込数があるんですか?」

 

たまに聞かれる、そんなこと。

ざっくり答える、これくらい。

 

こうした時、

出来るだけ話すようにしている。

届く申込書の印象やその具合。

 

話す内容の結びは大抵こうだ。

 

「いつもと一緒、じゃあ困りますよね…」

 

皮肉でも何でもなく、ほんとのこと。

困る理由は2つ挙げられる。

 

1、いつもと一緒です…は最終的な受け手であるお客さんを見ていない。

2、いつもと一緒です…は自分が楽しもうとしていない。

 

いたって普通で、

なんてことのない理由だけど、

こうしたことを常に話せる自分の状態でいたいから話すし、

この2つに該当する人と一緒に会場づくりが出来ると思えない。

 

会場は私たち主催者だけでは作れないし、

出展する方々の協力が必要だから。

なにより、

半年に1度やってくる、

年に1度やってくる、

ことを楽しみにしているお客さんがいて舞台が成立するのだから。

最後はお客さんに投げかける。

その為の場なのだから。

 

制作で内に籠りエネルギーを蓄え、

破裂しそうなモビルスーツ状態の上で現場に臨む。

そうあってほしい。求め過ぎでしょうか?

 

 

話は変わり、、

 

今回の申込みでは、

一般部門もフード部門も初めてのお申し込みの方が比較的多く、

内容に目を見はるものがあるように感じた。

 

申込書という決められたフォーマットの中で、

写真だけでなく、言葉でも工夫をし、伝えてくれる。

 

こうした申込書には、

単に、いい感じの写真だけでなく、(この物言いは失礼だが…)

自身のオリジナリティについて語られているものが多い。

 

その語り口は特別なものじゃないし、大袈裟でもない。

けれど、写真だけでは伝えることの出来ない部分を伝えてくれている。

「そう、それが聞きたかった!」というようなことを。

 

 

例えば、こんな申込書。

 

いわゆる常連?と呼ばれるような作家さんの申込書。

ずっと出展してくださっているフード部門の店舗さん。

 

私たちはなにも常連扱いを、

特別扱いをしている訳ではない。

 

けれど、

常連になるような方々は

きっと何処に出展するにも

自分が楽しみたい!という欲求や、

今度はなにしてやろう!?というワクワクが

申込書から漂ってくるんじゃないか思う。

 

出展するなら新作出すの当たり前でしょ!

とばかりにやってくる申込書。

 

そういったものは、

もはや単なる紙ではなくて、

その人すらも見えてきてしまうよう。

大事じゃないですかね。そういうの。

 

 

眺めて飽きないのは何故だろう?

 

それはきっと、毎度、満足せず変化球を放り込んでくる人たちがいるから。

そうした人たちを基準にしなきゃいけない。

少なくとも、いつも通りです、を基準にしちゃいけない。

 

直近の春の選考会は大きく変化する兆しが感じられる。

 

…と、2週間後にやってくる選考会を前に思いました。

 

ここまでご覧頂きありがとうございます。

 

名倉

 

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2017年もありがとうございました。

 

写真は静岡と東京のスタッフが集まる年に1度の大人の修学旅行の様子。

お気に入りの写真です。

 

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2017年12月30日〜2018年1月4日まで

事務局はお休みを頂きます。

メール等の対応は1月5日より再開。

 

ご了承下さい。

 

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2017年

 

ARTS&CRAFT静岡手創り市

 

Village mishima rakujuen

 

くらしのこと市

 

PARK SHIZUOKA

 

 

ご参加ご来場ありがとうございました!

 

 

ARTS&CRAFT静岡

手創り市

名倉哲

スタッフ一同

 

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12月25日 本とわたし…

 

2018年春季の小屋企画は「本 と わ た し」というタイトルでもって、

静岡スタッフの中でも若手たちが各々企画を提案致します。

 

来春のこの企画。

ここ数年のA&C静岡が提案してきたことからすると、

いくらかカジュアルなものになってゆきそうだと感じてます。

それはもちろん幾らか狙ったもので、

出来るだけハードルをあげないものを提案してゆきたいと考えていたから。

 

例えば、

スタッフ望月さんが提案してきた「日日、はさむ」

 

日常生活の中で目の前にあるものを使い、

栞のよあ役割で本に挟み置いたりする。

ということから始まり、

本にイロイロとはさんでみて、

インスタレーションとして展示できたら面白そう。

 

そんなことから始まってます。

 

そんな訳で今回。

本とわたしでは、

それぞれのスタッフの個性を活かすことを念頭に、

軽やかでユニークな場をつくってゆくことを目的としたい。

 

もちろん、関わる作家さんや、

やってくるお客さんにも楽しんでもらえるよう、

自己満足に陥らない為の工夫も必要ですね。

 

_

 

話はかわり、

ここ数年で感じてきたこと。

 

A&C静岡のスタッフは、

ひとりひとりが現場で責任をもって役割を担い、

さらにそこから出来たこと出来なかったこと、

その2つを今よりも少しでも良く、

改善することを念頭においてます。

 

我ながら本当に良くまとまっているチーム。

 

けれど、

より良いことを目指すチームが故に、

時折、自ら重箱の隅をつつくような、

際限のないことまでクリアーしてゆこうという意志が働きます。

 

その意志は必ずしも否定できるものではありません。

 

しかし、際限のないことは

「ここまでやればいい」という理解からくる、

ある種の「ここで止める」という意志がなければ、

いずれは自分たちに歪みが生まれ壊れます。

 

良くしよう、更に良くしよう。もっと良くしよう。

 

この正しい欲求は、

何処かで誰かが一旦ストップをかけないとならない。

 

立ち止まる勇気。

 

そう、私は思います。

 

今年は「春の雑貨展」から秋の「BLACK&WHITE」まで、

1年間を通して何故?を問いかけ続けました。

 

問いかけは私からだったり、

自身でだったりと様々な角度と人から。

 

その過程は必要なものだったとはいえ、

1年間かけての問いに秋の開催時の手前は、

少々エンジンのかかりづらい時期があったように思います。

 

難しいことを難しくするのは阿呆だ、とどこかの誰かが言ってました。

 

聞こえがいいこうしたフレーズは大方間違っていないとは思いますが、

だからといって、なんでもわかりやすくすることには反感を覚えます。

 

理解を深める途中でわかった気になっていないか?

その程度の理解でいいのか?

わかりやすさに逃げていないか?

 

…という風に感じるから。

 

なにごともバランス。

けれど、バランスをとることが目的になってしまってはいけない。

 

そんなことを行ったり来たりと考える中で、

来春の「本 と わ た し」に辿り着きました。

 

今いる場所はあくまで通過地点であり、

いつか振りかえる道。

 

だらだらと綴ってしまいました。

ここまでご覧頂きありがとうございます。

 

それでは

 

メリークリスマス

 

名倉

 

____

 

 

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