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はじまりの小屋 Q&A / 田中友紀(金工)

 

 

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

 

 

「作家名」

田中友紀

https://yuki-tnk.jimdo.com/

https://www.instagram.com/yuki_hosinohada/

 

「出品作品」

はじまりのかたち

tray・card(銅)

 

 

ーーーーー

 

今回のテーマが『BLACK&WHITE』に決まった時、その色について考えました。

よく「白黒つける」というように、その色は対極にあるもののように扱われるし、

わたし自身、その色のイメージは「光と影」「軽い・重い」といった、やはり対極のものでした。

 

しかし、白と黒が合わさる、といいますか。

そのふたつが同じように存在するとき、白も黒も垣根がないもののように思いました。

そしてその時、田中友紀さんのことが思い浮かびました。

 

田中さんの作品は、カトラリーはもちろんですが、

制作されているアクセサリーにおいても、

女性のために、というものを感じないな、と思ったのです。

バングルも、ブローチも、男女関係なく身につけられる作品たち。

フラットで、ニュートラルな印象を受けました。

実際、田中さんはどんなことを考えながら制作をされているのでしょうか。

前置きが長くなりましたが、

 

 

荒巻:

田中さん、まずは自己紹介と普段制作時に考えていることを教えてください。

また今回の『BLACK&WHITE』についてどのような印象を持たれましたか?

 

田中さん:

金属でアクセサリー、暮らしにまつわる道具など幅広く制作しています。

先月に出身の愛知県から、群馬県へ移住をしました。

旅、音楽、暮らしを愛しており、“ 日々の当たり前 ”に強く魅了されています。

 

制作時の頭の中は...、大きく分けて二つの意識があり、一つは「らしさ」です。

それは素材だったり、自身、人という生き物、自然だったり、様々なことへ共通していて

そうであるためには と、問い続けています。

時には普段の生活でも。答えは無限にあるからです。

 

もう一つ大きく占めている考えは、固定概念を崩したい、ということです。

例えば、金属という素材は、冷たい印象があり他素材に比べるといくらか心の距離を感じると思います。

かつての私自身もそうでした。

しかし、手を加えていくことで、あたたかみを帯びることができます。

金属といっても、様々な表情、特性を持っていて、いかにそれらを引き出せるか

駆け引きをするのも、私なりの工程の一つです。

概念を取っ払いつつ、らしさを求める。

二つの思考は、正反対に位置するように見えて、とても近く似ています。

 

荒巻さんが “ 男女関係なく ” と触れていただいていることについては、

私自身が上記のように矛盾性を好むこと、また“ もの ”に性別を望まない思いに由来し、

社会問題に強く関心があることも影響しています。

 

「 BLACK&WHITE 」は、なんというか鋭利なもので外殻を突かれたような衝撃でした。

新鮮な思考が巡って。

そして刺激を受けたことで、段々 じっくりと自己を見つめ直しているのに気がつきました。

答えを用意するために、機会をいただいたようでした。

 

 

荒巻:

とても興味深いです。

概念を取り払い、らしさを求める。

そうしていくことで、田中さんのもつフラットでニュートラルな印象が生まれてくるのですね。

それに対して今回の小屋企画「はじまりの小屋」は視覚的に白と黒を配置する展示となり、

田中さんには新たな作品作りに挑む、そういった機会になったと伺いました。

今回の展示に際し、田中さんはどんなことを考えたり、またイメージしたのでしょうか。

 

 

田中さん:

より素材の美しさを試せると考え、道が開けた感覚になりました。

以前から頭の中に仕舞い込んであったことも、やっと日の目を浴びることができて…。

始めは、自分は白黒でなく、grayなんじゃないかと戸惑いもありました。

それでも双方があるからこそ中間色は生まれるのだと観点を変えたら、すぐに希望へ繋がっていました。

 

長々と綴らせていただきましたが、このような機会をいただきとても感謝しております。

なかなか頭や心の内をお話することはないので。本当にありがとうございました。

 

 

荒巻:

こちらこそ、ありがとうございました!

田中さんの頭や心の内といった深い場所のお話を伺えたこと、とても嬉しく幸せに思います。

 

双方があるからこそ中間色は生まれる。

田中さん自身も、自分自身の中の概念を取り払い、そして自分らしさを求めたように思います。

そうして見つけた答え。

ぜひ「はじまりの小屋」で、田中さんの作品をご覧ください。

 

 

______

 

 

本記事はB&Wの小屋企画「はじまりの小屋」に出品する方々とのQ&Aとなります。

出品された商品はすべて販売を致します。

まとめ記事は<こちら>clicksをご覧ください。

 

*小屋企画「はじまりの小屋」は下記マップ★印の場所となります*

 

 

*ARTS&CRAFT静岡・運営スタッフ募集*

今回の募集は来春にむけての募集となります!

 

 

【2017年秋季ARTS&CRAFT静岡手創り市】

開催日:10月7日(土)8日(日)

※一般部門はBLACK&WHITEに参加する方のみとなります

 

 

ARTS&CRAFT静岡

Mail shizuoka@tezukuriichi.com

HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com

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はじまりの小屋 Q&A / 羽生直記(鉄・金属)

 

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

 

「作家名」

羽生直記

http://hnytme.html.xdomain.jp/hanyumetalworks/

 

「出品作品」

黒と白の鉄

 

 

担当スタッフ

はしもと

 

____

 

 

一年前、この秋の企画が"BLACK&WHITE"になると決まった時、

私が一番最初に出てほしいと思ったのが、羽生直記さん。

私は羽生さんの鉄が好きだ。

何度も叩いて叩いて成形される鉄のフライパンなんて、

まさに"BLACK&WHITE"だと思って。

 

一見、ただ堅い塊にも見える黒い鉄。

でもその塊は、熱を加えたり、叩いたりして、さまざまなカタチに姿を変える。

 

 

私が思い描いた"BLACK&WHITE"は、

強さと、しなやかさ。

 

いつもは黒い鉄と、石や木を組み合わせて制作されている羽生さんは、

だから最初は「黒ならば。」と言っていたけれど、

でも、いつものとは違う「白」を、ずっと模索してくれたようだ。

 

今回の小屋にはいつもとはちょっと違う、「白い鉄」も並ぶ。

 

「白は塗装で色を出しています。

白色塗装あとに バーナーの炎であぶり 熱で劣化した部分を水で洗い流し、

残った白色と地肌の鉄材の黒色で仕上げてあります。

いろいろ白色試してみたのですが、普通に塗るだけだと綺麗すぎて… 

そんなとき試した、炎で劣化したくすんだ白色がすきだったので採用しました。」

 

いつもの黒と違う白色イメージの作品たちは、やわらかい。

鉄なのに、重厚感とかよりも、優しい。そんな感じ。

 

「ほぼ 普段のカタチを踏襲しているのですが、

雨音フックや壁掛け、置き型オヴジェなどは白色を意識してできたカタチです。

白が入ることでカタチにリズムが出せるかな… って柄にもないこと考えまして…

電車の線路や雨の「音」を表現してみたつもりです。」

 

色形に見える"BLACK&WHITE"を、「はじまりの小屋」で感じてくださいね。

 

 

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【2017年秋季ARTS&CRAFT静岡手創り市】

開催日:10月7日(土)8日(日)

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はじまりの小屋 Q&A / n i c o r i (キャンドル)

 

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

「作家名」

nicori

https://www.nicoricandle.com/

https://www.instagram.com/nicori_candle/

 

 

「出品作品」

光と影のキャンドル

 

 

担当スタッフ

齋藤

 

____

 

 

スタッフの齋藤です。

私はキャンドル作家のnicoriさんにお話を伺いました。

小さな瓶の中に詰め込まれた独特の世界観。

その作品にはいつもワクワクさせられます・・・

今回「BLACK&WHITE」というテーマをどのように瓶の中小さな世界で表現されたのか、早速お話を聞いてみましょう!

 

齋藤:

まずは自己紹介をお願いいたします。

 

nicori:

東京でアロキャンドルをメインに制作しているnicoriと申します。

キャンドルを通じて、毎日にささやかな「ニコリ」というほほ笑みを届けられたらと思っております。

制作のきっかけは、友達が主催していたNPOのキャンドルナイトをお手伝いしたこと。

キャンドルは灯すことで、単に光源というだけでなく、

素敵な空間や時間も創りだすものだということ感じました。

それから、独学で制作を始め、色々な素材を試したり、香りを付けたり・・・。

様々な表情を見せてくれるキャンドルの奥深さにますます惹かれていく毎日です。

 

 

齋藤:

いつもその時の季節やテーマに合わせた作品で楽しませてくださるnicoriさんですが、作品創りの際に意識していることがあれば教えてください

 

nicori:

揺らめく炎、ほのかに立ち上がる香り、パチパチと燃える木芯の音など、

小さな灯りは、いつも五感を心地よく刺激してくれます。

そんなキャンドルの持つ力を最大限に生かせるように制作したいと思っております。

 

齋藤:

目でみて感じるだけではなく香りや音でも楽しむことができるキャンドル、非常に奥深いですね。

今回のテーマであるB&Wをどのようにとらえ、作品で表現したのか教えてください。

 

nicori:

B&Wというテーマについては、シンプルに『光と影』ととらえました。

キャンドルだからこそ作れる光と影(B&W)があるのではないか。

例えば、闇の中に灯る1本のキャンドル。

あるいは、揺らぐ炎から落ちる形のない影。

単にオブジェとしての美しさだけでなく、

もう一度「灯す」というキャンドル本来の魅力と向き合いたいという気持ちで制作しました。

 

今回のテーマに沿った作品では、ブラックバージョンの着色に「墨色」の顔料を使用。

水に落ちた墨汁のように、漆黒から始まる無限のグラデーションが、無数の光と影を作り出します。

それぞれのキャンドルが作り出す光と影を楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

 

 

 

齋藤:

ありがとうございました!

はじめて「Black&White」のテーマについてお話伺った時にこんな事を話されてました。

「シンプルなテーマだけどすごく難しい・・。でもいつも考えているテーマでもあるのでチャレンジしたいです」

 

今回このテーマに向き合っていただき生まれたnicoriさんBLACK&WHITE、ぜひ「はじまりの小屋」で手にとり感じてみてくださいね!

 

 

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はじまりの小屋 Q&A / 山木常江(陶磁)

 

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

 

 

「作家名」

山木常江

 

「出品作品」

アクセサリー・箸置き

 

担当スタッフ

藤本

 

 

---------------

 

 

A&C静岡手創り市まで、あと1週間となりました。

今回参加して5年目に突入しそうな、スタッフの藤本です。

白と黒、というテーマから連想すると、シックで上品なイメージの作品を想像しがちですが、

今回私がお声がけさせていただいた山木さんの作品は、またひと味違います。

優しいお人柄と、シンプルながら味のある作風の陶芸家、山木さんにインタビューをさせていただきました。

 

藤本:

山木さん、よろしくおねがいいたします。

まずは、皆さんに向けて簡単に自己紹介をお願いします。

 

山木:

こんにちは。

山木常江(ヤマキノブエ)と申します。

岩手県北上市で「ちいさな ちいさな 生き物たち」を作陶しています。

どうぞよろしくお願いします。

 

藤本:

私がはじめて手創り市にスタッフとして加わった時、はじめて作家さんでお声がけさせていただいたのが山木さんでした。

山木さんの作品から、やさしいお人柄を感じてホッとしたことを今でも覚えております。

山木さんが、陶芸という手法で表現をするときに大切にしていることなどありますか?

 

山木:

ありがとうございます。

大切にしていることは、眼や手で感じる触り心地です。素材のもつ、あたたかさ、柔らかさ、心地よさを常に意識してつくっています。

あとは、丁寧につくること。細部まで気を配るようにしています。

 

藤本:

今回、白と黒というテーマでの開催となりました。

作品に対して、「こんなところを見てほしいな」と思うところがあればぜひお聞かせください

 

山木:

今回、白は艶のある表情に、黒はマットな質感に仕上げました。

白と黒は、相反するからこそ、それぞれの美しさがより強調されるのだと思います。

肌触りの違いを楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

藤本:

山木さん、ありがとうございます。

山木さんのブローチなどのアクセサリーは、砂糖のお菓子のような柔らかさも感じます。

身につけていても、手に取って撫でていても、安心する魅力がありますね。

これは実際の作品を手に取って、じっくり感じていただけたらと思います。

 

 

ぜひ静岡の皆さんにも、山木さんの作品の魅力が伝わりますように。

ありがとうございました。

 

 

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はじまりの小屋 Q&A / 阿部有希(陶磁)

 

 

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

「作家名」

 阿部有希

 http://u--abe.wixsite.com/u--abe

 https://www.instagram.com/uuabe/

  

「出品作品」

・罅絵マグカップ

・ガブカップ

 

 

担当スタッフ

中山

 

__

 

 

《BLACK&WHITE》をうけて、

このテーマに向き合っていただけるのなら、思想的で少し変態な方に。

そんな方が、白と黒をどう解釈するのかを見てみたい。

なぜなら、ただの白色、黒色ではない未知の白と黒を提示してくれそうだから…。

と少し勝手な考えを抱いておりました。

 

そんな想いもありながら、

「はじまりの小屋」へお声掛けをさせていただいたのは阿部有希さん。

 

阿部さんは春の開催に出展してくださり、

そのときに少しお話しをさせていただいたきました。

その印象は、研究者。もしくは芸術家。

探究心と行動力の有る方だと感じました。

ブースには花器に”稲穂”が生けてあり、

このユーモアに惹かれたのもお声掛けをした理由のひとつ。

(ユーモアのない人生なんて!)

 

 

●●土の表情の面白さに惹かれて●●

 

阿部有希さんは、愛知県は豊橋で作陶をされている作家さんです。

 

地面のひび割れとか、土壁とか、

泥だんごのしっとりツヤツヤ感とかになぜだか昔から惹かれてしまうそう。

そんな背景から、

「土が自ら動いてつくり出す、形や質感、模様のおもしろさ」

を大切に作陶なさっています。

 

 今回、阿部さんが出品してくださるのは 「罅絵マグカップとガブカップ」。

 

 

 

ネーミングに溢れる阿部さんのユーモアに、ニヤりとしてしまいます。

 

 

ところで、罅絵とは…?

 

A.

罅絵は(ひびえ)と読みます。

罅絵の作品は、その名の通り表面にヒビ割れ模様を入れており、

これは土と、表面の白化粧土の焼いたときの収縮率の違いによって生まれています。

 

阿部さんは、

自然に入るヒビを自分でコントロールできたら面白いのでは?

と考えて罅絵に取り組まれているそう。

 

とはいえ、

「そっち方向にヒビ入れてきますか!」(阿部さん談)

とツッコミたくなるような予想だにしないところにヒビが入ったり、

全然ヒビが入らなかったり。

 

 

「筆やペンで書いた黒い線とは異なる、土の線、を見ていただけると嬉しいです。」

 

 

 

 

罅絵の作品は、言葉の通りひび割れているので、よおーく見ると、

表面の凹凸、割れ目の陰、割れ目に染み込んだ釉薬の黒、が見えてきます。

 

その先には…

 

土が見えてきそうな、内側が見えそうな。

(注:実際には見えません)

 

そこから阿部さんが読み取るのは、モノクロ写真の世界。

陰と陽、内と外、光と影と。

 

あなたは罅の先になにを読みますか?

その答えは「はじまりの小屋」にて。

 

鳥居のふもと、小さな小屋にてお待ちしております。

 

 

______

 

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はじまりの小屋 Q&A / l i i r (ガラス)

 

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

「作家名」

 l i i r (リール)

 http://www.liir1116.com/

  

「出品作品」

 フォールグラス 透き

 

 

担当スタッフ

高木

 

_

 

私が紹介するliir(リール)さんは、福井県のガラス作家さんです。

作品は、「フォールグラス 透き」です。

本企画において、私とliirさんは BLACK&WHITE を ”対比” と捉え、

”時間の対比:過去と現在” をテーマとしました。

 

「こちらの作品は、重力によってガラスを伸ばして形を作っています。

ガラスが伸びていった時の動きの痕跡を泡の形や質感から感じることができます。

仕上げに磨きをかけ、口にかけて薄くしていますのでシャープな口当たりを楽しめます。」

 

 

liirさんのフォールグラスからは、ガラスが溶け落ちている様子が感じられます。

形作られていた時間の流れが、作品の中に閉じ込められているようです。

まるで写真のようで、”過去” がそこにあります。

 

そして、飲み物が注がれ、作品が使用される時、

使い手の ”現在” と混ざりあい、”現在”と”過去”が混在する空間がつくられます。

まさにテーマとする、”時間の対比:過去と現在” を体現する作品です。

 

そして、普段は薄緑色のガラスで制作されている作品ですが、

BLACK&WHITEのテーマをより明確にするため、

色の要素を省き透明のガラスで制作されています。

 

 

最後にーーー

 

liirさんの作品は、私が手創りスタッフになった原点です。

ふらっと行ったくらしのこと市で、作品に惹かれ、人生で初めて作家さんと話をしました。

それがliirさんです。

その後、「作家さんと作品の工程」に興味を持ち、手創り市スタッフに応募し今に至ります。

 

この私の原点が、本企画の「はじまりの小屋」にあります。

是非はじまりの小屋にお越しいただき、liirさんのフォールグラスをご覧ください。

 

 

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「はじまりの小屋」ではその場で作品をご購入いただけます。

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はじまりの小屋 Q&A / 工房まりも屋(木工・漆)

 

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

「作家名」

工房まりも屋

 

「出品作品」

白と黒の小鉢

 

 

担当スタッフ

青木

 

__

 

白と黒。

今回、わたしが工房まりも屋さんにお声をかけようと思ったきっかけは

ある写真でした。

 

その器の色はグレーに見えたのですが、

まりも屋さんにお伺いしたら、

「これは白に近いです」とおっしゃいました。

 

「使っていくと、

どんどん白に近づいていくのです。」

 

漆器のグレーの繊細さに見惚れたのですが、

その時にはもう白になりかけていたのです。

 

”白と黒は別もの”だと考えていた私。

”グレーが白になる”

これは、衝撃のできごとでした。

 

 

今回の企画について

お声おかけしたところ、

今年は白漆と黒漆にすごく興味があり、

自分の中でも白と黒をテーマにして制作されていたそうで、

静岡手創り市の秋のテーマが

BLACK & WHITEだと知り、

ご縁を感じてくださりました。

 

 

柴田さんは、

漆器の盛んな石川県の山中温泉で修業をされ、

青梅市の友田町にて

「工房まりも屋」として独立。

木の削り出しから漆を塗る仕上げ工程まで

すべて1人でやられています。

 

”白と黒はイコール”

”2つはひとつ” と、

柴田さんはお話します。

 

今回の企画で

出していただく作品。

 

 

白漆の下地には

黒漆を使用しているので、

時間が経つにつれ

白と黒が個々に表情を表すそうです。

 

少しずつ白と黒をたのしむ、

ぜいたくな器のある暮らし。

なんて魅力的なんでしょうか。

 

漆の扱い方について

最大のお手入れは

使ってあげることなのかもしれません。

日々使ってゆく色の変化は

人それぞれ、というのも

また面白いですよね。

 

漆の使ってゆくにつれ

また違った顔をみせてくれる、

その表情の変化が

わたしはとても好きです。

 

みなさんにも

漆の世界の白と黒、

ぜひ会場で手にとって

じっくり見て頂きたいです。

 

 

3年前に静岡手創り市スタッフに

携わるようになり、

作家さんの器との出会いに毎度

お腹がいっぱいになりますが、

 

わたしが器を好きになったきっかけ。

その”はじまり”は、漆器でした。

 

漆は日本のこころ。

”器を楽しむ”を知りました。

まりも屋さんに出会えたのも

なにかのご縁だと思っています。

とても嬉しいです。

 

会場にきたお客さんたちの目には

どんな景色が移るのでしょうか。

 

たくさんの方に

足を運んで頂けたら幸いです。

お客さんひとりひとりが

白と黒を考えるきっかけになれたら。

わたしたちスタッフ一同

とてもわくわくしています。

 

自分の”白と黒”を

ゆっくり考えてみませんか?

”はじまりの小屋”にてお待ちしております。

 

______

 

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はじまりの小屋 Q&A / 茶屋すずわ(茶葉)

 

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

 

「店舗名」

茶屋すずわ

https://www.chaya-suzuwa.jp/

https://www.instagram.com/chayasuzuwa/

 

「商品名」

・水だし煎茶(白)

・水だし煎茶(黒)

 

__

 

 

名倉:

秋のBLACK&WHITEにむけて、永らく茶業を営む「茶屋すずわ」さんにQ&Aをします。

自己紹介を兼ねて、今回、なぜBLACK&WHITEに参加しようと思ったのか教えてください。 

 

茶屋すずわ:

静岡市内で茶業を営んでおります「茶屋すずわ」と申します。

代々続く茶業の家に生まれ、小さな頃から茶工場が遊び場となり、お茶の香りに包まれて幼少期を過ごしました。

大学を卒業後、鹿児島、静岡の尊敬する茶師に指導を仰ぎ、その後、家業に戻り現在に至ります。

『丁寧に淹れた一杯のお茶が、いつもの暮らしに少しだけ彩りを加えられたら』をコンセプトにお茶作りをしております。

BLACK&WHITEに参加しようと思ったきっかけは、お茶の楽しさ、奥深さを多くの方に知っていただける良い機会になると思ったからです。

ひと言でお茶と言っても、産地や品種が多種あり、それぞれの農家さんによって多様な特徴があります。

それを茶師のブレンド、焙煎技術により多彩な味、香りに表現できます。

『心にも、身体にも、優しいお茶がある暮らし』を皆さまに感じていただけたら幸いです。

 

 

お茶に囲まれた環境の中で育ってきた茶屋すずわさん。

BLACK&WHITEでは、お茶を通してどんなことを表現し伝えるのか?気になるところです。 

 

 

名倉:

今回、お茶でBLACK&WHITEを表現するとのことですが、正直なところ、お茶でどんな表現をされるのか想像もつきません。

率直に聞きます。お茶でどういったBLACK&WHITEを表現されるのですか?

 

茶屋すずわ:

今回はお茶の焙煎度の違いによってBLACK&WHITEを表現しようと思います。

焙煎度を強くすると、香ばしく、さっぱりとした渋みのある味わいに。

焙煎度を弱くすると、煎茶本来のみずみずしさ、甘みやコクのある味わいに。

具体的には、同じ比率で合組(ブレンド)した同一茶葉を用いて、焙煎度(焙煎する温度及び時間)の異なるお茶を2種類作りました。

さらに、手軽に飲みやすいように、そしてそれぞれの特徴がわかりやすい様に、水出し煎茶のティーバッグとして加工しました。

 

 

名倉:

同一のブレンドの茶葉だけど焙煎に違いがある。

入口は一緒でも出口が違うということでしょうか。味に直結するんでしょうね。

最後の質問です。

ふたつのB&Wにまつわる商品名とその特徴をご紹介下さい。

 

茶屋すずわ:

まず焙煎度の浅いものを【水出し煎茶】(白)

カーテン越しにこぼれてくるようなやわらかい朝陽をイメージしたお茶です。

一日をさわやかに快活に過ごすだろうことを決定づけるようなWHITEのお茶。

 次に焙煎度の深いものを【水出し煎茶】(黒)

どこまでも広がる海に沈んでゆくぼんやりとした赤い夕陽をイメージしたお茶です。

夕陽の沈んだ後にやってくる暗黒と静寂とやすらぎを導くようなBLACKのお茶。

 忙しい日常でなにげなく口に含むだけでは、ふたつの間にほんの薄紙一枚ほどの違いしか感じられないかもしれない。

しかし、意識してみるとその大きな違いに気づき、お茶をより一層楽しむことができるはずです。

 当日はこのBLACK&WHITEふたつのお茶の試飲を予定していますので、ぜひこれらを味わい、感じて、楽しんでほしいと思ってます。

 

_

 

茶屋すずわさん。ありがとうございました。

静岡で生まれ育った人間からすると、

お茶がある環境が当たり前過ぎてふりかえることはありませんでした。

いくらか大人になってきた今だからこそ、楽しむ目線でこれからお茶と付き合っていきたい。

今回のQ&Aを通してそんな風に感じました。

 

茶屋すずわさんのB&Wの商品は小屋企画「はじまりの小屋」にも並びます。

ご来場の際にはぜひともお手にとってご覧くださいね。

 

担当スタッフ

名倉哲

 

______

 

本記事はB&Wの小屋企画「はじまりの小屋」に出品する方々とのQ&Aとなります。

出品された商品はすべて販売を致します。

 

まとめ記事は<こちら>clicksをご覧ください。

 

*小屋企画「はじまりの小屋」は下記マップ★印の場所となります*

 

 

*ARTS&CRAFT静岡・運営スタッフ募集*

今回の募集は来春にむけての募集となります!

 

 

【2017年秋季ARTS&CRAFT静岡手創り市】

開催日:10月7日(土)8日(日)

※一般部門はBLACK&WHITEに参加する方のみとなります

 

 

ARTS&CRAFT静岡

Mail shizuoka@tezukuriichi.com

HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com

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はじまりの小屋 Q&A / 中里洋平(木工・漆)

 

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

 

 

「作家名」

 中里洋平

 

「作品名」

 黒のお椀

 

_

 

 

雫石:

今回「はじまりの小屋」(BLACK&WHITE)Q&Aを「中里洋平」さんにお願いしました。

中里さんの出会いは2年前、ワークショップ担当としてメールしたことがきっかけです。

最近は通常出展のみの参加となり、直接お話する機会も減ってしまいました。

このQ&Aを通じて改めて漆の魅力や、漆器を生業にしたエピソードを聞いてみようと思います。

 

中里さん、お久しぶりです。

自己紹介をお願い致します。

 

中里洋平:

長野県青木村にて、漆器を木地から塗りまで一貫して制作しています。

漆の手触りや丈夫さを感じつつ、木の表情も楽しめるような作品作りを目指しています。

 

雫石:

中里さんと『漆』の出会い(エピソード)を教えてもらってもよろしいでしょうか?

 

中里洋平:

とある展示会で浄法寺塗の漆器を見た事が、「漆器」というものを意識して見た初めての機会でした。

それまでは、漆器のお椀とウレタン塗装のお椀の区別すら付かないほどでしたが、漆の樹液そのものの産地でもある浄法寺の器を見たときに、シンプルに塗り重ねた漆の表情がこれほどまでに綺麗なんだと驚きました。

以来、自分でも塗ってみたいという気持ちが起こりました。

 

雫石:

『漆』の魅了はなんでしょうか?

 

中里洋平:

日常の器を作っている自分にとっては、手軽に扱えて、手触りや口当たりが良いのが魅力だと思います。

制作している際は、非常に扱いづらく、ちょっとしたことで失敗してしまう繊細な素材ですが、一度完成してしまえば、軽くて丈夫な扱いやすい器になります。

磨り減って木地が見えて来たり、割れ欠けしても、基本的には修理して元通りになる事も魅力のひとつだと思います。

 

雫石:

中里さんは漆を生業にして何年くらい経つのでしょうか?

生業にするまで苦労されたこととかありましたら教えていただきたいのですが。

 

中里洋平:

独学で漆の仕事を始めて5年程になります。

漆の技術を身に着けるには、徒弟として修行するのが一般的ですから、自分のように好き勝手に始めても、きちんとした技法が身につかない為に、常に失敗の繰り返しです。

また、ある程度しっかりとしたお椀を一つ作るのに、多くの工程を要する為、どうしても価格が高くなってしまいます。

そこをお客様に理解していただくには、丁寧な説明が必要だと感じています。

 

雫石:

2017年秋季手創り市のテーマ「BLACK&WHITE」に向けた作品についてみなさんに見てもらいたいところ(見ただけではわからない材料の話など)がありましたら教えていただけませんか?

 

中里洋平:

今回は「BLACK&WHITE」ということですが、私は黒い器は作るのですが、白い器は作っていません。

ですので、白木(何も塗っていない木地のまま)の状態の器を展示したいと思っています。

漆を塗ってしまえば、木地は塗膜に隠れてしまいますが、中の木地はそれぞれ活き活きとした表情を持っています。

是非この機会に塗る前と塗った後、それぞれの表情を見比べていただけたらと思います。

 

雫石:

拠点を長野に移した中里さんの作品がこれからどう変化してくのかとても楽しみです。

中里さんは「はじまりの小屋」と通常出展双方で参加いたします。

ブースでは「BLACK&WHITE」にちなみ、漆を塗る前の白木(非売品)を展示しています。

白木と完成した漆器の違いを直に見れる良い機会だと思いますので、是非ブースにお立ち寄りください。

きっと、漆の魅力が直に伝わると思います。

 

ここまでご覧頂きありがとうございました。

 

雫石 純

 

 

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【2017年秋季ARTS&CRAFT静岡手創り市】

開催日:10月7日(土)8日(日)

※一般部門はBLACK&WHITEに参加する方のみとなります

 

 

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HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com

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はじまりの小屋 Q&A / 小黒ちはる(陶磁)

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

 

「作家名」

小黒ちはる

http://chiharu-og-44.tumblr.com/

https://www.instagram.com/chiharu_oguro/

 

「出品作品」

・カフェオレボウル

・フリーカップ

 

__

 

 

名倉:

今回、私は「小黒ちはる」さんにQ&Aを致します。

彼女の作る器は形と色味ともに”ゆらぎ”があります。

けれど、そのゆらぎは確固たる信念のようなものだと感じています。(大袈裟でしょうか…)

小黒さん。まずは自己紹介よりお願いします。

 

小黒ちはる:

岐阜県で陶芸をしています、小黒です。

大学で陶芸を専攻し、その後また陶芸の専門学校に行き、今は自宅でうつわを作っています。

学生時代はシャープな形で釉薬をかけていない時もありましたが、何となく違うなぁと思い、手びねりでうつわを作り始めました。

手びねりの、ゆっくり形作る過程が自分に合っていたんだと思います。

ろくろや型での成形と違い、不格好な形になりやすい手びねりでの成形が、わたしは好きです。

また、釉薬の表情も安定的なものではなく、不安定な、その時だから出来たような表情が好きです。

そういった点が、「ゆらぎ」に繋がるのかもしれません。

 

 

学生時代はシャープな形で、独特な釉薬使いをしていなかったことを知ると、なんだか不思議な印象を受けます。

あえて不格好で不安定な手捻りと現在の釉薬を選んでいることにもギャップを感じます。

つくり手の変化を知ることは楽しく興味深くもあります。

 

 

名倉:

学生の頃の小黒さんが今の小黒さんを見たらどんな風に思うんでしょうね。

最後に。今回のBLACK&WHITE。実際にどんな作品を提案しますか?

具体的に決まっているものがありましたら教えてください。

 

小黒ちはる:

学生の時と今は、好みも変わってるので、変な作品だなぁと思っていたのではないでしょうか…

今回、BLACK&WHITEというテーマを設けられているので、黒土と磁土の2種類の土を使い、自分の中でのBLACK&WHITEを表現したいと考えています。

今までは、半磁土という磁器よりの土を使っていたのですが、今回は黒い土ものも試そうとしています。

磁土と土は扱いがとても違うので、何度もテストをして、モノになるといいなと思っています。

小屋企画「はじまりの小屋」では、カフェオレボウルとフリーカップを。

通常出展の方は花器などをお見せしたいです。

 

_

 

小黒ちはるさんは今回、小屋企画「はじまりの小屋」と通常出展双方で参加を致します。

ご来場の際には是非とも小黒さんの作品を手にとってご覧くださいね。

ここまでご覧頂き有り難う御座いました。

 

担当スタッフ

名倉哲

 

______

 

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開催日:10月7日(土)8日(日)

※一般部門はBLACK&WHITEに参加する方のみとなります

 

 

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HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com

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