RSS1.0 | Atom0.3



くらことの三日間。後編

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

【くらことの三日間。前編】clicks!!

 

 

 

宴が終わり床につき、

あっという間に目が覚めて

振り返るとキッチンがすでに明るい。

 

誰よりも早く起きている

くらしのことカフェ担当の彼女は

すでに今日の準備にとりかかっていたようだ。

 

雨降りの夜明け前、

よっこらせと起き上がり、

「おはようさん」と声をかけると

「おはようございます」と返ってきた。

 

「珈琲のみますか?」

「ああ、ありがとう」

 

なんてことのないやり取りは

いつものことのようで

いつものことではなし。

 

年に1度のくらこと。

こんなことですら不思議に感じてしまう。

 

11月27日。

くらしのこと市の2日目の朝はこうして始まっていった。

 

 

6:30。

やってきた男性陣と珈琲すすり、

初日の様子を中心になんてことのない会話。

 

現場で頼りになる彼らとの他愛のない会話とその時間。

けれどそこには信頼という名の安心感がある。

 

2016年も、ずっと彼らに現場で助けられてきたな。

 

そんな会話と関係のないことを考えながら過ぎてゆく時間。

これもまた、年の締めならではの、くらことっぽさだろか。

 

 

10:00。

くらしのこと市2日目が始まった。

 

初日と比べると随分のんびりとしたスタートだったけれども、

いつしか場内にはお客さんが多数いらっしゃっていて

2016年のくらことの充実ぶりを感じることが出来た。

 

とはいえ、2日目の予報はやがてやってくる雨予報。

今年は恵の雨ならぬ迷惑の雨が常につきまとう。

天気ばかりは仕方がないとはいえ、滅入るのも仕方なし。

人間とはかくも不自由で不遜な生き物と感じるが、それもまた仕方なし。

 

とにもかくにも、雨が降るまでが勝負です…

そんな言葉を作家さんと交わしていた。

 

 

…と思いきや、

くらしのことカフェキッチン内はなんだかにぎやかモード。

そりゃそうだ、彼女たちは朝から準備に追われている。

 

カフェメニューの準備をしながら、

作家さんのお昼ご飯をつくりつつ、

忙しい朝を過ごしている。

 

天気のことでどんより気分の私には、

良い兆しだと感じられました。

 

なぜってそれは、笑顔や笑い声には、

物悲しさや、やがてやってくるだろう

どうにもできない悪意を和らげる力があるからだ。

 

大袈裟かもしれないが、

現場で忘れちゃいけないことって

その程度のことだったりする。

 

 

今回の「 r o o m s 」は、

小川麻美さんのアトリエ訪問記事を中心に、

参加作家さんの生活と制作の場に焦点をあてた記事を並べてみた。

 

極パーソナルな空間にしたかったこともあり、

物量少なく、記事も大きくせず、

展示としては物足りない程度のボリュームを意識した。

 

成功であったかどうかはわからないけれども、

常にぽつぽつと壁面や机の上に置かれている

記事を眺めてくださっている方がいて嬉しかった。

 

 

昨年に引き続き、今年もくらしの教室は「注連縄かざりのリースづくり」を実施。

担当はもちろん、いわもとまきこさん

 

空間をつくり、お客さんを迎え、手順を話し、進めてゆく。

そんな単純なようでいて難しい作業は、

面白いものになるかつまらぬものになるかは、

ある種お客さんの気分次第でどうにでもなる気がしている。

その為の準備を怠らない。

それが作家としての境地なはず。

 

幸いにも、初日2日目と多数のお客さんが参加してもらったようで、

花材等の材料が足りなくなってきたほどだったそう。

 

来年も参加して頂けるようであれば、

さらなる提案をしてもらいたいと思っている。

 

 

今年のくらしのことカフェでは、

14時よりおやつセットを数量限定で提供していた。

 

初日はChipakoyaさんの焼きプリン。

2日目はhorieco+さんの紅茶のテリーヌフロマージュと、

人々さんのラズベリーショコラのタルト。

 

2日間共にご協力いただいた店舗さんのお陰でお客さんにも楽しんで頂き、

また、くらことのカフェが2日間ともに始終活き活きとした空間であった。

 

準備や片付け、翌日の仕込み、

をしながらのカフェの運営はきっと大変だったはず。

 

そんな中にもこれまでになかったくらしのことカフェの工夫がなされていました。

 

 

ここらでそろそろ締めようと思いますが、

最後に2点お伝えしたいことが。

3点になったらごめんなさい。

 

今回のくらしのこと市は、

会場のレイアウトが大きく変化し

出展していただく作家さんと店舗の数も増えました。

 

それぞれの作家さんは個性があり、

店舗さんには個店らしい提案をしてくださっています。

 

そんな中での今回の開催は、

私たちにとってとても試されるものでありました。

 

大成功とは言えないまでにも、

5回目にしてようやっと

くらことらしさと呼んでもいいものが

生まれてきたように思います。

 

また、今回の開催、いや、開催前日より、

木藝舎の八木さんが常に傍にいてくれ

様々なことに力を貸してくれました。

 

このことの意味することを

私たちスタッフは考えなければいけなく、

また、一緒に場をつくり、

時間を共に出来たことを喜びたいと思います。

 

 

くらことを開催する意義とは、

たった2日間の為に準備する1年の過程を

自分たちの手で、意識を持ってチャレンジすること。

その見返りがある訳ではないかもしれないが、

それはきっと各々の内なるもののなかに芽生えるはず。

 

最後に。

 

これにて2016年のARTS&CRAFT静岡手創り市の活動を終えます。

今年は1年中こきつかわれたスタックも多いと思いますので、

その辺りのご意見は忘年会時にちょうだいしたく思い、これにて閉幕。

 

2017年もARTS&CRAFT静岡手創り市の活動をどうぞ宜しくお願い致します。

 

ここまでご覧頂き有り難う御座いました。名倉

 

 

・・・・

 

2017年の開催スケジュールについて。clicks!!

 

 

ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 







Profile
New Entries
Archives
Category