- さとうの日記。(2017summer)
- 2017.08.23 Wednesday | さとうの日記。 | posted by ARTS&CRAFT 静岡手創り市 |
-
どうもどうも。(さとう)です。
2回目があるとは…あったとしても、こんなに短いスパンであるとは思ってもいませんでした。びっくり。
今回は頭が真っ白、にはならず、ブログを書くチャンスをいただけて嬉しいのと書けるか不安でブラックな気持ちでした。
夏の関西旅行。
今年のGW、栃木に行った方々と半年以内にまた旅行に行くことになるとは不思議。
前回手こずった荷造りは、少し苦い思いがまだ記憶に鮮明だったためか、本格的な準備に取り掛かったのは、出発前日の日付が変わる30分前くらいからであったが、比較的スムーズだった。
着ていくものをある程度準備していたのが理由のひとつ。
ここで結構悩むんです。
特別何かある日の前日は、早く寝たいと毎度思うけれど、なんやかんやありまして、その気持ちとは裏腹に睡眠時間が少なくなってしまう。
おそらくこれは、一生ついてまわってくるのでしょう。
初日の前から寝不足。自業自得でした。
初日は日差しがギンギンの名古屋へ。
昼食を取ろうと予定していたお店が予約でいっぱいで入れず。残念。
荒巻さんが携帯でパパッと見つけてくれた洋食屋さんが「厨房まる見え!雰囲気サイコー!」でよかったです。
私はハンバーグがすきなのでハンバーグを。
サラダか赤出汁が選べるところ、暑かったのと野菜を摂りたい!とサラダを選択。
注文後に気付く、ここは名古屋。
お味噌が有名な食べ物のひとつであることを忘れていました。
次回来た時は名古屋名物をいただきたいな。
お腹がパンパンになったところで、お次は全員一致で行きたいと希望していたON READINGさんへ。
私は小さい頃から本をあまり読んでこなかった。
小学生の頃は運動場を走り回って膝小僧にカサブタを作っているような子ども。
本を選ぶ基準は絵が入っているか、文字が多くないか、など本の虫にはなれなかった。
そういえばハリーポッターが家にあったが、字が多すぎて数ページでハリーグッバイした。
本をあまり読まなくなったのには様々な理由がある。
ひとつは一字一句ゆっくり目で追うため、時間がかかった。
その時間を他のことに使いたくて自然と読むことから遠ざかるように。
だから国語が得意ではなかったのかな。
…と、幼少期は本とあまり親しみがなかったが今は新たな興味がある。
学生時代、家から近所という理由で地元の書店でアルバイトをしたことがある。
雑誌もあまり読まなかったし、本屋さんに行くことも中々ない人生だったが、書店でのアルバイトはそれなりに楽しく色々と学んだ。
初めて行ったON READINGさんの感想は、本だけでなく、CDや雑貨、ギャラリースペースもあり、ワクワクする工夫がてんこ盛りで素敵なところでした。
中国系の画集と店内で流れていた印象的なBGMを気に入る。
BGMって大切だよね。
その後はAUTHORさんへ。
作家さんが偶然その日に在廊しており、みんなで立ち話。
滞在時間は数時間であったが、楽しかった名古屋を後にし2日間お世話になる滋賀へ出発。
道中、道端に咲く花や植物についてあーだこーだ。
花に詳しい女性はもちろん素敵だけど、男性が詳しいとなんか増し増しでいいよね。
道の駅にて夕飯の買い出し。
静岡であまり見かけない野菜が豊富で見ているだけでも楽しかった。
宿に着く前、名倉さんオススメの川へ案内してくれました。
車を停め、みんなビーサンに履き替えてGO。
夕方であったからか人が疎らでいいかんじ。
一度来ている名倉さんはお風呂に入るよう平然と川に入る。
ジャバジャバと音を立てていたので膝まで捲った裾が濡れていた。
それを見て大笑いしたが、おかげで入りやすく、後に続いた。
川に入るのは全然躊躇わないが、足を滑らせて着ているものが濡れないようにすることだけを念頭に置いて、まずそーっと足を入れる。
(着替えのことを考えるだなんて、成長したな)
川は水がきれいで冷たくて、水温に慣れるまで足先が痛い痛い。
梅の花が咲いていて美しかった。
梅花藻(バイカモ)と言うらしい。
カタカナで見るとカモと勘違いしたわ。
上流にも入ってそこでは湧き水をいただきました。
大人だって昔は子ども。川はテンションが上がります。
川に入ると子どもに戻る大人もいます。
家の近くにこんなきれいな川があったら私の何かが変わっていたかもしれない。
素敵なところ、連れて来てもらえてよかった。
また行きたいけど場所覚えてないからまた連れて行ってもらおう。
お願いします!
川に入って夏を満喫。よしよし。
ひと遊びしたところ、2日間お世話になる作家さんのところへ向かう。
目的地付近で猿たちに遭遇。
車内がざわつく。
ニュースで見ることはあっても、肉眼で野生の猿を見るのはおそらく初めて。
なんか興奮した!人類の元祖。猿の惑星。
サファリ気分をちょっと味わった。お得。
栃木でもお世話になった作家さんのお家へ到着。
はじめましてを越えたので、また会えるのが楽しみであった。
その為か、初めてお邪魔するお家なのに「ただいまー!」と声高らかに玄関をくぐる。
将来一軒家に住むのが夢のひとつである私にとって、目に入ってくる光景は羨ましさでいっぱいいっぱいであった。
工房や作品を見せていただき、夕飯の準備に取り掛かる。
交代でお風呂に入るという無駄のない合理的フォーメーション。
初日はありがたいことに早めにお風呂をいただいたので、料理の過程を見ることができず残念であった。
お風呂から上がるとそこには豪華な食卓が創り上げられていた。
!缶ビールでカンパーイ!
夕飯時にビールなんて我が家では滅多にないことだが、旅先では普段と違うことを積極的に取り入れようとする。
旅先マジック?だネ。
美味しい料理が種類豊富で何から箸をつけていいやら、嬉しいパニックでした。
初めて昆布じめを食べて(今度は白米と一緒に食べてみたいな)、クミンの入った野菜たちがとても気に入りました。
色んなお話を楽しくさせてもらったが、印象深く覚えているのが「猿」のお話。(奴らは目を合わせてはいけない)
涙が出るまで笑ってお腹も胸もいっぱい。
ごちそうさまでした。
__ __
2日目は初の琵琶湖を横目に福井県へ。
車の窓越しに見ると大きい湖だから海のようであった。
今回の旅で初めての滋賀県、そして福井県。
命が燃え尽きるまでに“全世界を周る”のは難しいから、せめて生まれたお国・日本47都道府県は訪れたいと密かに思っている。
今回の旅で2つも達成するなんて♪(達成への道はまだまだ長い)
福井ではガラスの作家、l i i r さんの工房へ。
ガラスの作家さんの工房ははじめましてなので全てが新鮮でキョロキョロ。
夏はより暑いんだろうな、冬はちょうどいいのかな?なんて思いながら見させていただきました。
ガラスの技法は詳しくないけれどガラスはすき。少しずつ知っていきたい。
5人で工房をじっくり見させていただいた後はお住まいにもお邪魔させていただけた。
マイホームドリームを掴みたい私にとって、人様の暮らしを拝見できることはひとつの幸せ。ここでも目が喜んでいた。
liirさんとは、以前開催中にお話をさせていただいたことがあったと一応言っておこう。
その時は時間があまりない中、緊張で話がとんでもなく下手くそであった。
なのでそれは水に流したい。
今回がちゃんとお話をさせていただけた機会。嬉しかった。
ここでも「猿」のお話が出てきて2回目だ!と内心テンションが上がっていた。(威嚇が大事)
猿のお話、仕入れておこうかな。
お話しさせていただくとギャップがあって、「人は見かけによらない」そんな言葉を久しぶりに思い出させてくれたそんな時間であり、楽しかった。
ごちそうになった水仙まんじゅう。
初めて見た時、どうなっているかよく分からなかった。
キンキンに冷えたメタルスライムのような水仙まんじゅうはとても美味しく、お代わりまでいただいてしまった。
色んな話をして、飾ってあったバーバパパで遊ばせていただいた。
バーバパパとの思い出は小さい頃に持っていたシール帳のカバーの表紙がまさにパパ。
ゾッコンではなかったが、見て触れているうちにちょっと欲しくなっている自分が居た。
出会えるといいな〜。
お邪魔させていただいてる身なのに、ここでもたくさんもてなしていただいた。
お土産のかたパンまで。ちょっと手厚くて圧倒された。人間で良かった。
いただいたものを何かで返していこう!
改めてありがとうございました。
気付けば長居していた。
海が近いと教えていただきオススメの帰り方を伝授していただいた。
海は滅多に行かないので聞いただけでテンションが上がった。
お別れを告げた。
運転手が海にむかってハンドルを切る。
私は後部座席で海を待つ。
目的の海に着く手前、ワイワイな海があった。
海はすき。だけど人がたくさん居る海は苦手。
車内がまたざわつく。猿に出会った時と同じような空気感であった。
目的地に着くと人がチラホラいるそこは苦手じゃない海!ちょうどよくて夏だった。
トイレに寄ったのでみんなより遅れて砂浜へ。
ビーサンに履き替えるのを忘れたので靴下靴を脱いで走り出す。
すると、水切りをして肩をブンブン言わせている男性陣。
水切りは川のイメージが強かったが、水切りをやっている人が居るならやる以外の選択肢はない。
なるべく薄く平らな石を探して海に向かって投げる。
肩が痛んだから石拾いに転向。
海を満喫した後は顔はめパネルを全員参加。
ここも結構な盛り上がりを見せた。
タダで遊べる顔はめパネルの起源はいつなのでしょう。
サンキュー。
滋賀へ戻って、夕飯作り。
お風呂の順番は初日と逆で平等に。すばらしいですね。
おかげさまでお手伝いもできたし、何より料理の過程を見れたことがうれしかったし、楽しかった。
この日の夕飯も前日に負けないくらい豪華であった。
荒巻さんが腕をふるってくださった冬瓜があったり、親鶏の水炊き、去年のブログで見た赤コンニャクが印象的でした。
美味しい夕飯であったが、私は気が気でなかった。
何故なら花火をするチャンスが今晩しかなかったのだから。
夏の旅行に行くことが決まった時、直ぐ頭に浮かんだ“線香花火”。
少しオーバーに言うとそれさえみんなで出来れば後はなんでも来い!であった。
とにかく線香花火がしたい。
実現したかったので万が一のことを想定して静岡から線香花火だけを持参。
雑炊の前に休憩と称し、みんなが線香花火を一緒にやってくれることに♪
夜も更けていたので、滋賀のスーパーで買った花火セットは止して静かに線香花火だけ。
7人で輪になって誰が長く花火をできるか勝負!といきたいところ、線香花火のやり方を知らない人が一人いて軽いカルチャーショック。
そして面白すぎて線香花火が揺れる揺れる。
回を重ねるごとに学習をし、最後の回でチャンピオンに昇りつめた。
大逆転に笑いが止まらなかった。
線香花火の楽しさを普及出来たように思えて満足まんぞく!続けていこう。
川も海も夏だったけれど、みんなで蝋燭を囲んで線香花火をしたことが一番夏でした。
ほんと楽しかった!
戻って鶏鍋の雑炊をいただき、ここで迎える最後の夜を惜しむかのように前日に増して様々なお話をして過ごしました。
お腹を抱えて笑っちゃう話から真面目な話まで。
今回も大変お世話になりました。
ありがとうございました。
__ __ __
3日目は朝早くに京都へ出発。
ここまでお天気は持っていたがこの日は朝から雨がしとしと。
お別れを告げ、忘れ物で最速の早さで一旦戻ったけれどそれもまた良し。
京都では喫茶店でモーニングをみんなでいただいて、その後は自由行動のため解散。
結果、二手に分かれて各々京都を満喫をしていました。
私は飛び石を渡って古本市に行き、豆大福を食べながら百万遍さんに行ったりと集合時間を少し過ぎて京都を楽しみました。
その日の夕飯は思い出して書くのが悲しいですが、去年訪れた大阪のお店へ。
電車に揺られながら2回目をとても楽しみに。
お店に着くと臨時休業で我々の空気が一気に淀んだ。
そこしか考えていなかったので、どうするどうするとプチパニック。
京都に戻る?なんて話も出たが、携帯で見つけたお店へ繰り出す。
…可もなく不可もない。なんなら不味いほうが毒を吐けたのになんて今更思う。
早々に切り上げ、本屋さんに寄って京都に戻ってホルモンを食べました。
店内に入ると、行ったことないけどここは韓国?!と匂わせる雰囲気。
年季の入ったエアコンから冷気が見えてパンチがあった。
一番美味しかったのはテールのホイル焼き?名前なんだっけ。
店員さんが今日のオススメと言ったので注文をしたが、実は「今日のオススメ」という言葉に疑いを掛けていた。
が、とてもおいしかったので今後積極的に取り入れていこうと思う。
おおきに!
宿のバーでお酒を選んでもらって、この旅の最後の日の計画を練り練り。
なんだかんだあっという間だったな〜なんて最後の夜をどうにか伸ばしたかった。
が、元気がなかった。
その日もおとなしく寝ました。
__ __ __ __
最終日の4日目。
京都の最後に立ち寄ったパン屋さんが美味しかった!
パン屋さんにも中々行かないので横文字が多い知らないパンたちを目の前に何を注文したらいいかあたふた。
決まらないフリをし、順番を譲って時間を稼いだおかげで何とか注文成功。
途中サービスエリアで各々お土産を購入。
そしてみんなで最後に当初予定にはなかった静岡のカフェに行き、古本市で買った本を中心にワイワイ。
この真っ直ぐ帰らない感じ、みんな長旅で疲れは溜まっているだろうが何かグッときました。
今回の旅は数ヶ月前に旅を共にした人々とであったためか、前回よりリラックスして楽しむことができました。
前にも思ったことだが、行き先も大事だけど、誰と行くか行かないかがやっぱり結果を左右すると思った。
足りないところはあったかもしれないが、それぞれの良さが出てみんなで楽しい時間を作れたと思いました。
幼稚園の先生みたいな言葉だけど本当にそう思いました。
事故や怪我なく楽しんで無事に帰ってこれた。
関わった全ての方におおきに!!!
ちゃんと言おう。
ありがとうございました。
楽しかっただけで終わらず、次の何かに繋がるそんな気がしています。
夏よ、おおきに!
ほなまた。
さとう
______
※一般部門はBLACK&WHITEに参加する方のみとなります
ARTS&CRAFT静岡
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com