RSS1.0 | Atom0.3



はじまりの小屋 Q&A / 中里洋平(木工・漆)

 

 

2017年秋季A&C静岡手創り市

 

小屋企画「はじまりの小屋」Q&A

 

 

 

 

「作家名」

 中里洋平

 

「作品名」

 黒のお椀

 

_

 

 

雫石:

今回「はじまりの小屋」(BLACK&WHITE)Q&Aを「中里洋平」さんにお願いしました。

中里さんの出会いは2年前、ワークショップ担当としてメールしたことがきっかけです。

最近は通常出展のみの参加となり、直接お話する機会も減ってしまいました。

このQ&Aを通じて改めて漆の魅力や、漆器を生業にしたエピソードを聞いてみようと思います。

 

中里さん、お久しぶりです。

自己紹介をお願い致します。

 

中里洋平:

長野県青木村にて、漆器を木地から塗りまで一貫して制作しています。

漆の手触りや丈夫さを感じつつ、木の表情も楽しめるような作品作りを目指しています。

 

雫石:

中里さんと『漆』の出会い(エピソード)を教えてもらってもよろしいでしょうか?

 

中里洋平:

とある展示会で浄法寺塗の漆器を見た事が、「漆器」というものを意識して見た初めての機会でした。

それまでは、漆器のお椀とウレタン塗装のお椀の区別すら付かないほどでしたが、漆の樹液そのものの産地でもある浄法寺の器を見たときに、シンプルに塗り重ねた漆の表情がこれほどまでに綺麗なんだと驚きました。

以来、自分でも塗ってみたいという気持ちが起こりました。

 

雫石:

『漆』の魅了はなんでしょうか?

 

中里洋平:

日常の器を作っている自分にとっては、手軽に扱えて、手触りや口当たりが良いのが魅力だと思います。

制作している際は、非常に扱いづらく、ちょっとしたことで失敗してしまう繊細な素材ですが、一度完成してしまえば、軽くて丈夫な扱いやすい器になります。

磨り減って木地が見えて来たり、割れ欠けしても、基本的には修理して元通りになる事も魅力のひとつだと思います。

 

雫石:

中里さんは漆を生業にして何年くらい経つのでしょうか?

生業にするまで苦労されたこととかありましたら教えていただきたいのですが。

 

中里洋平:

独学で漆の仕事を始めて5年程になります。

漆の技術を身に着けるには、徒弟として修行するのが一般的ですから、自分のように好き勝手に始めても、きちんとした技法が身につかない為に、常に失敗の繰り返しです。

また、ある程度しっかりとしたお椀を一つ作るのに、多くの工程を要する為、どうしても価格が高くなってしまいます。

そこをお客様に理解していただくには、丁寧な説明が必要だと感じています。

 

雫石:

2017年秋季手創り市のテーマ「BLACK&WHITE」に向けた作品についてみなさんに見てもらいたいところ(見ただけではわからない材料の話など)がありましたら教えていただけませんか?

 

中里洋平:

今回は「BLACK&WHITE」ということですが、私は黒い器は作るのですが、白い器は作っていません。

ですので、白木(何も塗っていない木地のまま)の状態の器を展示したいと思っています。

漆を塗ってしまえば、木地は塗膜に隠れてしまいますが、中の木地はそれぞれ活き活きとした表情を持っています。

是非この機会に塗る前と塗った後、それぞれの表情を見比べていただけたらと思います。

 

雫石:

拠点を長野に移した中里さんの作品がこれからどう変化してくのかとても楽しみです。

中里さんは「はじまりの小屋」と通常出展双方で参加いたします。

ブースでは「BLACK&WHITE」にちなみ、漆を塗る前の白木(非売品)を展示しています。

白木と完成した漆器の違いを直に見れる良い機会だと思いますので、是非ブースにお立ち寄りください。

きっと、漆の魅力が直に伝わると思います。

 

ここまでご覧頂きありがとうございました。

 

雫石 純

 

 

______

 

本記事はB&Wの小屋企画「はじまりの小屋」に出品する方々とのQ&Aとなります。

出品された商品はすべて販売を致します。

まとめ記事は<こちら>clicksをご覧ください。

 

*小屋企画「はじまりの小屋」は下記マップ★印の場所となります*

 

 

*ARTS&CRAFT静岡・運営スタッフ募集*

今回の募集は来春にむけての募集となります!

 

 

【2017年秋季ARTS&CRAFT静岡手創り市】

開催日:10月7日(土)8日(日)

※一般部門はBLACK&WHITEに参加する方のみとなります

 

 

ARTS&CRAFT静岡

Mail shizuoka@tezukuriichi.com

HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com

twitter

Facebook

Instagram

 

 







Profile
New Entries
Archives
Category