- 眺めて飽きないのは何故だろう
- 2018.01.21 Sunday | 雑記 | posted by ARTS&CRAFT 静岡手創り市 |
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写真と本文は関係御座いません。
年も明け、1月4日より始まった2つの会場の申込み。
ARTS&CRAFT静岡手創り市は1月末日事務局必着にて締切り。
Village mishima rakujuenは2月20日事務局必着にて締切り。
連日、東京の事務局には申込書が届いています。
当たり前と思っちゃいけない。そのことを。
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「どれだけの申込数があるんですか?」
たまに聞かれる、そんなこと。
ざっくり答える、これくらい。
こうした時、
出来るだけ話すようにしている。
届く申込書の印象やその具合。
話す内容の結びは大抵こうだ。
「いつもと一緒、じゃあ困りますよね…」
皮肉でも何でもなく、ほんとのこと。
困る理由は2つ挙げられる。
1、いつもと一緒です…は最終的な受け手であるお客さんを見ていない。
2、いつもと一緒です…は自分が楽しもうとしていない。
いたって普通で、
なんてことのない理由だけど、
こうしたことを常に話せる自分の状態でいたいから話すし、
この2つに該当する人と一緒に会場づくりが出来ると思えない。
会場は私たち主催者だけでは作れないし、
出展する方々の協力が必要だから。
なにより、
半年に1度やってくる、
年に1度やってくる、
ことを楽しみにしているお客さんがいて舞台が成立するのだから。
最後はお客さんに投げかける。
その為の場なのだから。
制作で内に籠りエネルギーを蓄え、
破裂しそうなモビルスーツ状態の上で現場に臨む。
そうあってほしい。求め過ぎでしょうか?
話は変わり、、
今回の申込みでは、
一般部門もフード部門も初めてのお申し込みの方が比較的多く、
内容に目を見はるものがあるように感じた。
申込書という決められたフォーマットの中で、
写真だけでなく、言葉でも工夫をし、伝えてくれる。
こうした申込書には、
単に、いい感じの写真だけでなく、(この物言いは失礼だが…)
自身のオリジナリティについて語られているものが多い。
その語り口は特別なものじゃないし、大袈裟でもない。
けれど、写真だけでは伝えることの出来ない部分を伝えてくれている。
「そう、それが聞きたかった!」というようなことを。
例えば、こんな申込書。
いわゆる常連?と呼ばれるような作家さんの申込書。
ずっと出展してくださっているフード部門の店舗さん。
私たちはなにも常連扱いを、
特別扱いをしている訳ではない。
けれど、
常連になるような方々は
きっと何処に出展するにも
自分が楽しみたい!という欲求や、
今度はなにしてやろう!?というワクワクが
申込書から漂ってくるんじゃないか思う。
出展するなら新作出すの当たり前でしょ!
とばかりにやってくる申込書。
そういったものは、
もはや単なる紙ではなくて、
その人すらも見えてきてしまうよう。
大事じゃないですかね。そういうの。
眺めて飽きないのは何故だろう?
それはきっと、毎度、満足せず変化球を放り込んでくる人たちがいるから。
そうした人たちを基準にしなきゃいけない。
少なくとも、いつも通りです、を基準にしちゃいけない。
直近の春の選考会は大きく変化する兆しが感じられる。
…と、2週間後にやってくる選考会を前に思いました。
ここまでご覧頂きありがとうございます。
名倉
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