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眺めて飽きないのは何故だろう

写真と本文は関係御座いません。

 

 

年も明け、1月4日より始まった2つの会場の申込み。

 

ARTS&CRAFT静岡手創り市は1月末日事務局必着にて締切り。

 

Village mishima rakujuenは2月20日事務局必着にて締切り。

 

連日、東京の事務局には申込書が届いています。

当たり前と思っちゃいけない。そのことを。

 

_

 

「どれだけの申込数があるんですか?」

 

たまに聞かれる、そんなこと。

ざっくり答える、これくらい。

 

こうした時、

出来るだけ話すようにしている。

届く申込書の印象やその具合。

 

話す内容の結びは大抵こうだ。

 

「いつもと一緒、じゃあ困りますよね…」

 

皮肉でも何でもなく、ほんとのこと。

困る理由は2つ挙げられる。

 

1、いつもと一緒です…は最終的な受け手であるお客さんを見ていない。

2、いつもと一緒です…は自分が楽しもうとしていない。

 

いたって普通で、

なんてことのない理由だけど、

こうしたことを常に話せる自分の状態でいたいから話すし、

この2つに該当する人と一緒に会場づくりが出来ると思えない。

 

会場は私たち主催者だけでは作れないし、

出展する方々の協力が必要だから。

なにより、

半年に1度やってくる、

年に1度やってくる、

ことを楽しみにしているお客さんがいて舞台が成立するのだから。

最後はお客さんに投げかける。

その為の場なのだから。

 

制作で内に籠りエネルギーを蓄え、

破裂しそうなモビルスーツ状態の上で現場に臨む。

そうあってほしい。求め過ぎでしょうか?

 

 

話は変わり、、

 

今回の申込みでは、

一般部門もフード部門も初めてのお申し込みの方が比較的多く、

内容に目を見はるものがあるように感じた。

 

申込書という決められたフォーマットの中で、

写真だけでなく、言葉でも工夫をし、伝えてくれる。

 

こうした申込書には、

単に、いい感じの写真だけでなく、(この物言いは失礼だが…)

自身のオリジナリティについて語られているものが多い。

 

その語り口は特別なものじゃないし、大袈裟でもない。

けれど、写真だけでは伝えることの出来ない部分を伝えてくれている。

「そう、それが聞きたかった!」というようなことを。

 

 

例えば、こんな申込書。

 

いわゆる常連?と呼ばれるような作家さんの申込書。

ずっと出展してくださっているフード部門の店舗さん。

 

私たちはなにも常連扱いを、

特別扱いをしている訳ではない。

 

けれど、

常連になるような方々は

きっと何処に出展するにも

自分が楽しみたい!という欲求や、

今度はなにしてやろう!?というワクワクが

申込書から漂ってくるんじゃないか思う。

 

出展するなら新作出すの当たり前でしょ!

とばかりにやってくる申込書。

 

そういったものは、

もはや単なる紙ではなくて、

その人すらも見えてきてしまうよう。

大事じゃないですかね。そういうの。

 

 

眺めて飽きないのは何故だろう?

 

それはきっと、毎度、満足せず変化球を放り込んでくる人たちがいるから。

そうした人たちを基準にしなきゃいけない。

少なくとも、いつも通りです、を基準にしちゃいけない。

 

直近の春の選考会は大きく変化する兆しが感じられる。

 

…と、2週間後にやってくる選考会を前に思いました。

 

ここまでご覧頂きありがとうございます。

 

名倉

 

____

 

 

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