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「 日日はさむ:上治良充 」(担当スタッフ:佐藤)

 

 

2018秋季A&C静岡・小屋企画

「日日はさむ」Q&A

 

上治良充

https://ysmch.exblog.jp/

https://www.instagram.com/ysmchjoji/

 

※「日日はさむ」のみ出品しております。

 

担当スタッフ:佐藤

 

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『生活とアート』をテーマに開催する今季小屋企画「日日はさむ」。

機能があるもの・ないものが並ぶのなら私は、後者でいきたい!と、それだけは直ぐに強く決めていました。

私は上治良充さんの「球体」を機能のないものとして今回は捉え、出品のお願いをしました。

 

 

佐藤:まずは自己紹介をお願いします。

 

上治良充:

1986年、東京都生まれ。

革のものを中心に素材の特徴と向き合い制作。

現在千葉県にて活動。

 

佐藤:今回の出品作品についてご紹介ください。

 

上治良充:

革の球体、重り。

和紙を表面に貼り付けて透けによる色の奥行きを出したものを新しく作りました。

制作で使用した釘が中に詰めてあり、傾けると小さくシャリシャリと音がします。

 

佐藤:革の球体は硬式の野球ボールでしか見たことがありませんでした。

上治さんのブースを初めて見た時、目に止まったものが球体でした。

革で球体を作られたきっかけはなんですか?

 

上治良充:

手書きの文字に個性があらわれるように、誰もが共有している単純な形にこそ素材らしさや自らの思想が表面化するような気がしたから、、なんてのは全部ウソで、本当はただの球体フェチだから。

 

佐藤:手書きの文字には個性が表れますよね…うんうん。

『球体フェチ』初めて聞きました(笑)。もしかしたら私もそうなのかもしれません。

そんな上治さんが現在の活動を始められた経緯やきっかけなどを教えてください。

また、様々な素材がある中で皮革を選ばれた点も併せて教えていただきたいです。

 

上治良充:

もともと家具修理をしていて、椅子の座面を革で張る際に出る端材を持って帰って自分用の道具入れなどを作ってみたのがきっかけです。

始めた時は手元にあったのが革だったからなんとなく、でしたが最近は革のもつ表情の豊かさや平面と立体の中間のような素材としての立ち位置にも興味が湧いています。

 

 

 

 

佐藤:ひょんなことがきっかけだったのですね。きっかけはいつでもそのようなものなのかもしれません。

『平面と立体の中間のような素材』という言葉、上治さんの作品を表しているとも感じました。

上治さんは今回のテーマを聞いた時にどんなことを考え、引き受けてくれたのですか?

 

上治良充:

「重り」ほどの意味しか持たない球体が、今回描かれるシーンからそうズレてない上に、それが置かれた画自体も面白いのではないかと思い出品しました。

今回のようなざっくりとしたテーマに対してスタッフの方々がどういった基準で作家や作品を選び、またそれぞれが集まることで全体からどのような新しい魅力や価値観が見えてくるのかもとても楽しみです。

個人的に作品づくりをする上で向き合った点としては、シーンが定まっている以上最低限栞のようなものとしても機能すること(重さ)、そしてただとっさの栞になりましたということで終わりではなく、本にまた戻る前に手の中で転がしたいとかじっくり見たいとか、一瞬でも心を惹きつけられるようなものであること(質感)を目指して制作しました。

 

佐藤:『重りほどの意味しか持たない球体』という部分、制作者ならではの言葉だと感じました。

また、今回のテーマに向き合った結果、逆質問をしてくださりました。正直困りましたが、そのおかげで私は向き合い始めることが出来た…と思います。

球体は生活の中に必ず必要なものではないと思います。

(コロコロとマッサージの道具に使ったり、キャッチボールが出来ますが)

一見何に使うか分からないもの、そんなものに心惹かれることが多い私ですが、そこで何故?と考えました。

人間だって種類様々。色んな人が居て良いと思いたい願望からでしょうか。分かりません。

上治さんが一瞬でも心を惹きつけられるモノや瞬間はなんですか?

 

上治良充:

その素材らしさとか、そのものらしさが見える時です。

『らしくなさ』の中に『らしさ』が見えたりして、良い意味で裏切られた瞬間が一番心惹かれます。

 

 

 

 

佐藤:最後に、今回は「日日はさむ」の出品のみの参加となりますが、来場される方に向けて一言いただけますか?

 

上治良充:

一家に一球、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

『一家に一球』ストレートで今回の作品にぴったりな言葉で締めくくってくれた上治さん。

今回のやり取りを通して、彼の柔らかさの中に見え隠れする芯の部分を感じました。

 

少し癖のあるテーマなので質問をする側はいつもより頭を悩ませましたが、答える側は答える側で難問だったのかも、、?

 

今回ならではの質問を…と考えるのは頭と時間を使いましたが、やり取りをしていて楽しかったです!

 

始まる前になんですが、機能がないものは無いと思います。

同じものでも受け取る人によって機能のある・ないは変わると今回の企画と出会ったことでそう考えました。

 

なんやかんや言いましたが、ぜひ球体を手にとって遊んでみてください。

当日どんなものが並ぶか楽しみにしています。

上治さん、ありがとうございました。

 

スタッフ

佐藤

 

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