- 「 クラフトフェアと経年変化。」
- 2019.07.05 Friday | 【経年変化】 | posted by ARTS&CRAFT 静岡手創り市 |
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写真と本文はうっすら関係ある…
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今週末はヴィレッジ反省会ですが、同時に頭の中は#静岡手創り市2020春のことを考えてしまう。
事あるごとに、目の前にいる静岡スタッフ(誰でもいい)と話しをしてみるが、自分の中で「これかも…」「これだ!」というまでには至っていない。
先日「なにか浮かんでくるかも…」と期待し、とりあえず、日記を投稿してみたものの、何が浮かんでくる訳でもなく。。
http://shizuoka-info.jugem.jp/?eid=1467
そんな時、目的から一旦離れてみようとする。
30代の前半頃からその有用性に気がつき習慣になった。
ただし、離れてみる為には他に興味を持つ何かが必要なのだ。
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ここのところ、知人の本屋さんや本にまつわるイベントに行くことが続いたので、昔の雑誌や書籍を手にいれた。
現在、熱心に読んでいるのはメキシコの民衆の詩をまとめたもの。
敬愛するコーマック・マッカーシーの小説。The Road。
植草翁(故)ことJJ氏が関わっていた雑誌、昔の宝島。
この三つを移動中に、パソコンの前で、自宅のトイレで散らかすように読んでいる。
本を読むと、その本とは関係のないモノやコトが浮かんでくる。
あれはどういうことなんだろう?
真剣に読んでいるのに、なんら関係のないことが急にポイと浮かんでくる。
そして。
その時に浮かんでくるモノは自分でも「!!」と思うことが多いが、メモを取る訳でもないので、いつのまにか忘却。
その時々でメモをとれば、その「!!」的なアイデア?は逃すことはないのだが、メモをとろうとはしない。
これについて、私の中では勝手に結論づけている。
メモをとらなければ忘れる程度であればその程度のもの。
そういうことだ。
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先日、静岡スタッフの佐藤さんが話していたのは【経年変化】をテーマにしてみたいということだった。
経年変化と云われ、最初は全くぴんとこなかっし、「けーねんへんか」というワードがもっさりしていてイマイチだなあと思っていたけれど、ここのところ、徐々に、「いいかも…」と思い始めてきた。
ここからが本題だ。
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【経年変化】というワードを作家さんに当てはめると、多くのジャンルが当てはまる。
敢えて細かな説明は省くが、陶磁、木工、金工、皮革はもちろんのこと。
服飾関連でも経年変化をした素材を使ってみる。そんなのものあり。
ガラスの場合は?ん〜〜ちょっと浮かばず。きっとなにかあるだろう。
いずれにしても。
【経年変化】というテーマは「キレとクチあたり」のように、視点はマニアックなようでいて、結果は知識の有る無しに関わらず平易なもの。見て体験して、わかる。
そういったものはいい。かもしれない。
ただまあ、食品関係の場合、経年変化イコール腐ってるということになりかねない。(表現が直球ですみません…)
けれど、発酵や熟成という風に変換してみると、様々な分野に関わってくるはずだ。
珈琲豆だってオールドビーンズがあるし、茶葉にだってそういう視点もある。
私の好きなお酒にだってもちろん。
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【経年変化】についてだけでなく、何かテーマを設ける際に重要なのは大まかな定義付け。
大まかな定義付けさえ出来ないテーマは、面白くも何ともない大喜利になってしまう。
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さて。
「けいねんへんかけいねんへんか」と何度も書き連ねると、来春のテーマは【経年変化】になるってことか?そう、お思いでしょう。
残念ながら、まだ決まっておりません。
やってみたいことは沢山あるんですけど、「これだ!」という風には至っていないのが現状。
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記念すべき、第20回目の来春をどうしよう??
スタッフや作家さんと、様々な人たちの意見を聞かせてもらいたいと思っている。
こういったケースはただ沈思黙考しても仕方がないから。
能動的に会話を重ねることで、小さな雷に打たれるように見つかるものだから。気づかされるものだから。
記念すべき回となれば、作家さんもフード部門の方々も、多くの方が関われる機会にしたい。
ですよね?
20回目の開催について。
経年変化について。
ご意見求む。
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
名倉
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HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com