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「経年変化:アンケートまとめ」(#静岡手創り市2020春)

 

 

【 経年変化アンケート:まとめ 】

 #静岡手創り市2020春

 

 

2020年の春の開催では、工芸クラフト部門とフード部門でそれぞれ異なるキーワードをテーマに開催することが決定しました。

とはいえ、大きな枠組みでは通いあうものに。

 

参照 http://shizuoka-info.jugem.jp/?eid=1475

 

今回の投稿では先日行われた経年変化のアンケートを抜粋してご案内致します。

とってもなが〜いですが、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

◯経年変化と聞いてどんなイメージを持ちますか?

 

 

「味わい深くなっていくもの、かわっていく楽しみがある。」

 

 

「時の流れを感じるもの。」

「人の手を故意にかけず自然の流れで変化していくもの。」

「成長してく過程ではなく、退化していくときに使う言葉。」

「食べ物には使わない。」

 

 

「変容 (色深まる、色褪せる、軽くなる、重くなる、朽ちるなど)」

 

 

「時間が物に形を残していくイメージ。」

 

 

「作品に愛着をもって使ってくださるユーザーさんあってこその言葉。」

 

 

「ガラスという素材に関してですが、経年変化として銀化という現象があります。とても美しい変化なのですが数百年かかります。」

 

 

「時を経て、モノがものを超えること。残ったものには理由があると感じます。」

 

 

「ひとによっては『味わい』『風合い』の反面、『劣化』『汚れ』とも捉えられかねない曖昧なもの。」

 

 

「タイ語には経年変化という言葉がありません。日本語がわかるようになって 初めて意識するようになりました。」

 

 

「偶発的な成長」

 

 

「時間をかけて積み重ねられる、時の跡」

 

 

「好きだけどすぐに手が届かないもの、じっとまつ時間が必要。見た目だけのレプリカではなく、時間がほんとうに流れていることが大切。同時に『経年劣化』という言葉も思いうかべて、間違えないようにしよう、と思います。」

 

 

「風化、摩耗、腐食などの劣化による形状変化だと思いますが、それらをよしとするのは日本独自の感性だと思います。器においては、油シミやカビなどから器に景色ができあがっていきますが、それらは『器を育てる』という意味合いが強く、愛着がわく行為に思います。」

 

 

「良いイメージと悪いイメージの両方を持っています。良いイメージは、物を大切にし愛着を持って育て、その変化を楽しむ。悪いイメージは、安易に使われすぎている言葉で、実はあまり理解されていないようにも感じます。」

 

 

「(つくりて目線だと)育てがいがあり、その過程も楽しめる。つかう方それぞれに違う変化をとげる。そんなイメージです。

(つかう側目線でしたら)手を加えながら、キズや色褪せなども含めて変化を楽しんでいきたい。と思いながらさまざまなものを日々使っております。」

 

 

「“モノ”を長く大切に使い続けた上で得られる特権のようなもの。ボーナスステージ。」

 

 

「愛着や時の経過、持ち主の痕跡」

 

 

「趣味性が高い。時間の経過。食品は難しい?」

 

 

「ワインやジーンズなどのように時間が経って価値の出るものと、コンピュータやスマホのように時間が経って価値の下がるものの両方があって、経年変化ということばを使う人間にはそういう二面性がある。」

 

 

「過ぎ去っていく時間の代わりに積み重なっていくもの。諸行無常。」

 

 

 

 

 

 

◯経年変化にまつわる作品商品にどんな提案が考えられますか?

 

 

「ガラスの表面に銀がくると経年変化が近いうちにみられるので開発してみたいです。」

 

 

「定番の商品であれば実際に使われていた商品も見せてもらえると良い。それが無理でも新品と並べた写真など。できれば1つではなく2〜3つ。」

 

 

「作品の経年変化と作者の時間。」

 

 

「木製品の様々な仕上げと、それぞれ異なる手入れ方法。また、それぞれに異なる経年変化の違いを展示できたら理想的だと思います。」

 

 

「新しい器と何年か使っている器を並べて、どのように変化しているかを見てもらう。」

 

 

「茶葉には適正な管理をすることで熟成し、角がなくなり香味がまろやかになるものがあるので、そのような提案したい。」

 

 

「経年変化した素材との組み合わせ。」

「経年変化して完成するような作品の提案。」

 

 

「パンは時間が経つにつれ食感が変わってきます。カンパーニュやシュトーレンなどの商品があります。」

 

 

「私物との対比」

 

 

「過去の作品から最近の作品まで作家さんが許す範囲で見させて貰えたら嬉しいです。」

 

 

「経年変化を視覚的に感じて頂く商品。」

 

 

「特別な体験をする事で愛着を持ち、結果として経年変化をも楽しめる体験の場。」

 

 

「未使用品と実際に使っているものを比べられる展開があればいいなと思います。そういえば以前なにかで見たのですが、倉敷デニムを扱うお店ではいろんな職業の人(漁師、農家、美容師とか…)に数ヵ月履いてもらったものを展示していました。履いている人の癖や職業柄で傷む場所や退色の仕方が全然違って同じものでもこんなふうになるんだなぁ、と面白かった記憶があります。」

 

 

「ガラスはほとんど変化のない特徴のものです。まだわかりません。」

 

 

「植物染色は植物によって色や布の経年変化も異なります。多種類の植物で染め重ねて色を作ることによって、堅牢度を強くしたり、色の多様性が生まれると考えています。古布など既に経年変化したものに植物染色することも興味深いです。」

 

 

「ちょっと違うと思いますが…例えば箒。使い続けてちびてきた箒の穂先を鋏などで切り揃える『手入れ』をすることで、徐々に少し固い茎の箒へと変化し、用途も室内から外掃き用へとシフトしていきます。経年変化は使い手自身の手入れ次第による側面もあるので、手入れの楽しみ方のような実演、ワークショップも商品の一つとして、積極的に提案したいなと思っています。アフターケア、よりもう少し身近に感じてもらえる何か。ふわっとしていてすみません…。」

 

 

「完熟のトマト。発酵させた旨みのあるトマト。」

 

 

 

 

 

 

◯作品商品の提案に限らず、ほか、どんな提案が考えられますか?

 

 

「経年変化した作品の競売(オークション)。下品な発想でしょうか。ごめんなさい。。」

 

 

「なぜ変化が起きるのか、積極的に変化が起きる素材や仕上げであれば伝えてほしい。長く使うことを前提にしている商品であれば変化の起こる、起こらないに関わらず適切なケアや修理について案内がほしい。」

 

 

「時の経過、天候(雨や風など)により、変容するディスプレイ。」

 

 

「まさにこのテーマを体現している『あなたにとっての経年変化を見せてください』的な、物と時間との関係をエピソードトークとして語ってもらう。写真と短文で、大切にしているものについて語ってもらうような企画があったら面白いと思います。参加したいですし。他の方のエピソードも見たいです。」

 

 

「ARTS&CRAFT静岡手創り市の経年変化。アンケート。お客さんの中には第1回から来ている方もいるだろうし、出展者は初めて出たときから現在までで感じた事をアンケートで書いてもらったらいいと思います。やや振り返り的ですが。最近あの作家が出てないとか、初期からかなりお客さんが増えたとか、レベルは上がっていい作家が増えたとかつまらないとか、色々あると思います。」

 

 

「イベントの中で作家や来場客が参加できる金継ぎのワークショップなどがあったら是非参加してみたいと思います。」

 

 

「作家さんと名倉さんの経年変化諸々をテーマにしたトークショーのようなもの、興味あります。そこに使い手さんも絡むとかも面白そうです。」

 

 

「ただただ自慢する。自分の作品、だれかの作品、そうでないただすきなもの、自分が大事にしているものと自分との馴染みっぷりを置いて見せれば、語らずともそのひととなりが見える、ような。」

 

 

「出展の作家さん達の子供の頃の写真を、各ブースの入口に掲出するとか…。」

 

 

「Villageのドレスコードのマネじゃないですが、当日スタッフ・来場者がそれぞれ長年大切に使っているものを身に着けて、みんなでコミュニケーションをとれたら楽しそう。」

 

 

「使用しての経年変化だけでなく、土の中に埋めたり、水の中にいれたり。」

 

 

「とても精度の高いアンティーク加工を施した作品や商品と、本物のアンティーク品を並べて展示して、どちらにどういう良さがあるのかを見比べる。(価値の源泉を考えてみる展示)」

 

 

「私が扱う『木』で提案するならば、出来上がった作品だけでなく、すでに経年変化した『素材 / 材料』、例えば古材や神代の木、虫食いや菌が腐蝕した木をご覧いただくことが考えられます。」

 

 

「作家が永く愛用しているアイテム(他の作家のもの)の紹介をブログや会場の一角で行う。

ひとつのアイテムを通して作家と作家のつながりが見えてくる。

お客さんが一人の作家さんを通して新しい作家さんと出会うきっかけになる。」

 

 

 

 

 

 

◯ほか、ご意見ご感想などありましたらお聞かせ下さい。

 

 

「経年変化を決して逃げ場のものにしたくないという気持ちがあります。」

 

 

「テーマを持った会場づくりがあると、見る側も注目しますし特別感を感じます。三島の梅の小径はパワーを感じとても素敵でした。

屋外の広い会場では全体にテーマを持たせた会場作りとても難しいと思います。一部だけですと変化が感じにくく特別感も薄れてしまいそう。やはり出展者側がテーマを目指した作品を見せることができないと、見る側には伝わってこないと思います。作品づくりで普段作っているもの以外に、これは今回のテーマ作品!というストーリーを持たせたものを各ブースにディスプレーすることで、見る側もどれがテーマの作品かな?と注目しますし、作る側も楽しめるのではないかと思います。」

 

 

「作って、売って、お終い。をゴールにしたくないです。お客様の手に渡ってからがスタートだと思っています。買っていただいた方にとって良いものであってほしい。願わくばお客様の手に渡ってからどんな風に変化していったのか、その姿を見たいと思っている作家さんは多いのではないでしょうか。」

 

 

「革や木の、よい方の経年変化がわかるものがあれば、見せていただきたいです。木の場合、チェリーなどかなり色が変わると聞いていますので、新しいものと経年変化したものを一緒に見てみたいと思います。」

 

 

「経年変化は、一般的には所有物に対して使われる言葉ですが、人間にも当てはまる事だと思いました。年齢を重ね、体に刻まれた時間のゆらぎを受け入れ、生き方・暮らし方・環境によって外見的にも内面的に変化していく。そういった変化を受け入れ愉しめる精神があってこそ、物に対しても感じる事ができるのかなと思っています。『人とモノの経年変化のつながり』何かの研究テーマのようですが、人キッカケも面白いなと感じました。漠然としていますが。」

 

 

「経年変化というか、長い年月を生きていると、食や色の好みや物事に対する考え方も良いようにも、悪いようにも変化しますし、気持ちの面では、想い続けていた何かを諦めたり、また思ってもない事が起こったり。この年齢になってからも、また新たに何かを見つけられてそれを楽しめるような、そんな柔軟性のある人に変化していけたら良いです。」

 

 

「経年変化という言葉は甘美です。そこに甘えてしまい頼ってしまうシーンが私たち店も、作り手さんも、時としてある気がします。適切な使い方によってこそ生まれる経年変化、というものは確かにあるので、それを使う側の方に適切に説明や提案することは忘れたくないと思います。(使い手の方がどんな無茶な使い方をしても経年変化と呼べる状態へ昇華する、タフなものばかりであったらどんなにホッとできるだろうか。でも経年変化のものさしは本当に多様ですよね)」

 

 

「とても興味深く、真鍮や器の変化、人もそうだし作家さん達がどう提案するのかがとても気になります。間口が広いから椎茸だって何か変化ある楽しさを、視点を変えて紹介もできるのではないか?と思って考えていました。楽しみです。」

 

 

「出展される皆さんが個々に出展ブースで『経年変化』を表現されるのもお客様にとっては見応えがあり、2020年の春は『経年変化』というテーマだと伝わりやすいと思います。お客様に興味を持って貰い、お立ち寄り頂くためにも今まで以上に試行錯誤して魅力的なブースが出来上がりそうです。」

 

 

「作家個々に解釈があり、そこを突き詰めた作品は、面白いものができるかと思います。来場者に向け、時間をかけた発信やプロモーションが必要かとイメージします。」

 

 

「安易なエイジング加工のようなものが並ぶのは残念かなと思います。」

 

 

「最近、戦前に作ったものの修理を何点かしましたが、みんないい色に変わって使い込んでいいなあと感じました、思わず使っている人の顔を見て納得するんです。人が使うからその人の癖がついて、育てるんだと思います。使うのではなく、育てていくのがいいですね。ワークショップでスプーンを作った子たちに、これはあなたが私と同じ年になるまで使えるから毎日使ってやってね、と言います。ものが経年変化で変わって行くように人も経年変化で変わっていかないといけないですね。ものの経年変化もいいけど、やっぱり人の経年変化も面白いかも。」

 

 

「何でもないものでも、愛着を持って使い続けると魅力が増し意外な変化を見ることができます。そういった意味でものを特定し考えると経年変化は使う側によるところが大きいのではないかと感じます。ですが、昔から伝わった伝統の技術からの変化。木は種からの経年変化それが食器に変わるなどなど、解釈は幅広く様々であるので、作る側にテーマ添った作品を一部でも作ってくださいと投げかければ、才能ある素晴らしい方々が昇華してくださるのではないでしょうか?そういったものを拝見できる機会をいただけるのであれば、見る側は嬉しく楽しみを感じます。」

 

 

「このテーマを食べ物にもということが面白いと思いました。言われてみれば、食べ物にあてはめることもできることだと。発酵食品や保存食品など、よくこの食べ方を思いついたなと感じることもあり…。想定外の『経年変化』の提案が楽しみです。」

 

 

「手創り市で何を描きたいのか、このアンケートで何を説こうとしているのかいまいち掴めず。。様々な意見の中から何を見出すのか楽しみにしています。」

 

 

「このテーマ。統一させようとしたらきっと難しい。でも『もの』にはこの現象は必ずついてまわるのでは。たぶん作家は劣化するのではなく、深みになるような『もの』をつくりたいと強く思っている。作家だから知るその先の姿を一部分でもみせられたら面白いと思う。」

 

 

「食品で経年変化と言うと、殆どが劣化や腐敗を指すので難しいジャンルですが、難しい分魅力のあるテーマかと思います。」

 

 

「経年変化による不快に感じることの方が多いと思います。土を触る仕事柄メガネはよくキズが付きますし、お気に入りの靴も使えば底が減っていきます。お気に入りのものを使い込んで、次のお気に入りのものへとバトンを繋ぐような消費も、経年変化によるいい循環なのかも?と、今回経年変化について考えてみて思いました。」

 

 

「一般的には物質的変化を指しますが、考えるほどにその言葉の内側にある部分に気持ちが向かっていきます。言い方はよくないですが、表面的な経年変化を語る場だけでは、その場限りとなってしまいそうです。自分自身がどういった提案ができるのか、したいのか、時間をかけ考えていきたいです。来場者の方が、どのような考えを抱いているのかとても興味あります。」

 

 

「テーマとしてつかみ所がなく、???ですが、だからこそ面白そうです。他の作家の「経年変化」を見てみたいですね。」

 

 

「経年変化はなかなか普段使わない言葉なので難しかったですが、先日友達と話した時、お互いに良い方のイメージの変化、だったので驚きました。劣化、となるとなんとなく逆のイメージになります。手作りで作品をつくる作家さんたちとは程遠い生活をしている私たちにとっては、あまり意識しない言葉ですが、どんなふうに経年変化を魅せてくれるのか、またたのしみにしています。」

 

 

「私事ではありますが、初回の手創り市で購入した財布があります。今でも愛用させていただいておりますが、使うほど年月が経つほど自分にとってなくてはならない存在になっています。同じ商品でも使う人によって同じ年月の経過であっても違うものになるということが素敵なこと。自分のと一緒に年を重ねる相棒が見つかる手創り市にしたいです。」

 

 

「経年変化を望まない人もいるので、こういった機会に『気に入ったものを長く使って変化を楽しむ』という選択肢に気付いてもらえたらそれは面白いことだなと思います。」

 

 

「以前、読んだことがある本で、そのときはわからなかった本の内容を、何年か後に読み直したらよくわかるといったことがあります。これも広義では経年変化でしょうか。経年変化というとアイテムである対象の変化ばかりに目がゆきますが、自分自身の内面の変化があって経年変化をポジティブに捉えることができるので、そういう内面の変化をストーリーにして伝えることができると、経年変化のイメージが広がったり、自分の事として考えるきっかけになるのではないかと思います。」

 

 

 

 

 

 

以上、経年変化のアンケートの抜粋ご紹介でした。

 

様々なもろもろを両論併記(?)で心がけたつもりですが、いかがでしょうか。

 

実は長文すぎて(失礼!!)ここでは紹介できない、けれど、大変参考になる回答も御座います。

こちらについてはまた後日、インスタグラムまたはブログを通してご紹介致しますね。

 

 

ここまでご覧頂きありがとうございました。

 

 

※ご意見ご感想は下記メールまでお寄せ下さい。

MAIL shizuoka@tezukuriichi.com

 

 

ARTS&CRAFT静岡手創り市

スタッフ一同

 

 

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