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自分を活かす

スタッフの米澤です。


「むすぶ」でご紹介した静岡市葵区鷹匠のFossetさんで行われたkicoさんの個展とワークショップに参加をしました。


個展初日の3月10日は雨の日にも関わらずお店にはお客さんが何組か居た。

店主はkicoさんのイヤリングが映えるようにヘアアレンジをしていた。それを見たお客さんが同じイヤリングが欲しいと話しをしていた。


お店の2階へ上がると作品が並べられており、隣のスペースでワークショップの準備が整えられておりkicoさんのワークショップが始まった。

今日のワークショップはバラの一輪挿しのブローチ。

テーブルに用意されているものを見て驚いた。布の花びら30枚と木工用ボンド、熱で花びらを丸める手芸の用のコテ。花びらを1枚ずつ貼り付けていくのだ。


自慢じゃないが私は不器用だ。幼稚園生の時は折り紙の時間が苦痛としか言いようがなく、小学生の時は両面テープが剥がせなかった。


コテの熱で花びらを丸め、爪楊枝を使いボンドで花びらを重ねていく。3枚の花びらを貼り付けたところでなんだか形がおかしい。kicoさんに直してもらう。


投げ出したくなった。もちろんそんなことは出来ないので貼り続ける。

花が開くような形にするようにアドバイスをもらいながら黙々と貼り続ける。

不器用なのにワークショップに参加したのはkicoさんとお話ししたかったからなのに、kicoさんが話し掛けてくれても全然話が広げられない。そのくらいに必死にバラを仕上げた。



予定の時間を超えたワークショップはあっという間に思えた。

完成したブローチを見ると出来るものだな、と自分を見直したのと優しく教えてくださったkicoさんに感謝の気持ちが湧いた。

作りたいという気持ちで作り始めてもわからない作業があると投げ出す自分の癖を恥じた。


ワークショップの最中もお客さんが絶えず2階へ個展を見に来ていた。

子供連れのお母さん達がビーズで刺繍されたブローチなどを交互に鏡の前で当てて話をしている。バレリーナをテーマにした春らしいアクセサリーを前にお母さん達はおしゃれが好きな女の子そのものだった。


お店を12月にオープンさせてから初めて個展を開いたFossetさんはとても賑わっていた。2階に居ても1階の賑わいが聞こえてくるほどだったが、店主は1階の雑貨店から2階の個展、ワークショップスペースに何度も行き来していて忙しそうだった。しかし店主は、個展を開くことでたくさんのお客さんが来てくれて楽しいと笑顔おっしゃっていた。

ワークショップを最初から最後まで優しく笑顔を絶やさず行っていたkicoさんも実は初めてのワークショップだったと言う。

笑顔のお二人を前に、それぞれの「初めて」に携われたことを嬉しく思った。


Fossetさんで行われている個展kico “ballerina”は3月18日(日)まで開催されています。

ぜひ足を運んでみてください。



作家さんがものを作って手創り市で並べたりワークショップを開き、絵描きさんが個展を開き、文章を書く人が手創り市のHPで発表の場があり、料理を作る人は自分でつくったものを食べてもらい、自分が好きなものを並べてお店を開いたり、スタッフになってから自分を活かしている人たちと出会い、すごいな、羨ましいなと思っていた。


静岡スタッフの中でも自分の得意や出来ること、これからやりたいと思っていることをやらせてもらっている。

そんなスタッフ達が羨ましくて、やりたいことが明確で真っ直ぐな気持ちを眩しく思っていた。


スタッフになってから1週間後に、twitterが出来るからという理由でtwitter担当になりここまできた。twitterを読んでくれた人に「手創り市が好きっていう気持ちが伝わってくる」と言われることがある。


そしてひょんなことからブログを書いてみた。書くことが面白くてそれから時々記事を書かせてもらっている。ありがたいことに反響もあった。


そういえば…私は学校の作文を書くのが好きだった。

今は普段の生活の中で文章を書くことは無いから忘れていた。


アートもクラフトも何もわからないけど手創り市が好きだからスタッフになった。

何の取柄の無い自分がなにかできるのかなと最初は不安だった。


手創り市が好き + 文章書くのが好き = twitter、ブログ

私はスタッフになってからすぐに自分を活かしてここまできたのだなと2日前くらいに気がついた。ちょっと遅かった。



ブログを書き始めてから考えたこと。

「自分の言葉」とはなんだろう。

自分から出た言葉は全てが「自分の言葉」ではないらしい。


今の私から出た答えは、「自分の言葉」とは“根のある言葉”

根は自分へと繋がっている。

日々、ひと・もの・ことなどに影響を受けながら生活をしている。

自分の言葉や行動も知らないうちに影響された結果なのかもしれない。


影響を受けた言葉たちが自分の中で根をはり自分の言葉になる。

感覚的に言うと「しっくり」くる。

その言葉は自分だから「しっくり」くる。


以前、記事を書いていたときにしっくりこないことがあった。

ちょっとカッコつけたり、よく理解していないのに理解したふりをしたときだ。

その文は消して、さっきよりもカッコ悪くなったけどやっぱりこっちのほうが自分にはしっくりくる、という文章にした。カッコ悪くなった記事に反響があった。


根のある花は生きている。

たとえ造花を水に挿していても生きていないとわかってしまう。


根のある言葉 = 自分の言葉は、自分の中で生きている言葉なのかな。


様々なひと・もの・ことの影響が自分を成長させると思う。

これからも自分を活かしていきたい、自分の言葉で伝えたいから

根に水を、花に光を。


米澤あす香

mail:shizuoka@tezukuriichi.com

twitter:http://twitter.com/#!/a_c_shizuoka

むすぶ:http://infoshizuoka.blog9.fc2.com







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