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GWのこと・後編

さあ後編のはじまりはじまり。

(前編の話は「こちら」をどうぞ)

昔、淀川長治さんは「さよなら さよなら  さよなら」と言っていた気がするが、あれが3回だったか、2回だったか今更ながら気になっています。4回はないだろう、とも。

滞在二日目。
前日夜、誰よりもはやく睡眠という銀河に旅立った私は終着駅にたどり着くのも誰よりも早かった。携帯のアラーム、ハリーポッターがいつも通り鳴りひびき、飛び起き、起きる儀式として芋虫の形で集中力を高める。
起床後、霧立つ近所を散策していると近所の犬が紐つながれずこっちへゆっくりと向かってきたので、なでてあげると軽くうめき声をこもらせているので足早に退散。
うめき声をこもらせつつも、尻尾をふるというアンビバレンツな心情は知る由もなし。
勝手な犬である。

この日最初にむかった先は友人がおすすめするフルーツの専門店「フルーツむらはた」さん。
朝食と昼食を兼ねたブランチで洋食メニューをそれぞれ注文し、たいらげ、スイーツをオーダー。2名はフルーツこんもりあんみつ、ひとりはフルーツのこんもり盛り合わせ700円から、私は旬の果物の素敵なジェラート。ひとのことは置いといて、私を待っていたジェラートは静岡県産の最高級クラウンメロンのジェラートであった。嬉しい。


次に訪れたのは数年前にお邪魔したきりの再訪であった「collabon(こらぼん)」さん。
直前の思いがけない事でショックを受けた友人をなぐさめつつ?お茶することに。
旨い珈琲をいただきつつ、のんびりとさせて頂きました。
(残念ながら写真は撮らずじまいだったので直接伺ってみて頂ければと)

次に向かったのは素敵なお店が通りに点在する新堅町商店街。
「ギャルリ・ノワイヨ」さん、「KiKU」さん、「パーラーコフク」さんがなどが立ち並ぶ商店街はとても魅力的だったけれども、雨と風に負け早々に退散。一路は加賀へ向かうことに。

雨にも風にも負けた一行は車内で元気を取り戻し、その後は雨にも風にも負けずに加賀へ向かった。むかった先は、大聖寺という名前の街にある「タユタフ」さん。
タユタフさんは、神社参道近くの交差点一角にある古道具を中心としたお店。お店に入ってすぐの所には知人のイラストレーター三上数馬くんのポスターが貼られてあり驚く。こちらはそれ見て勝手に親近感を持った。
店内には、店主さんの視点で選ばれた古道具がバランスよく配置され、ところどころに工芸作家さんの作品も配置されている。
三上くんのポスターといい、作家さんの作品といい、新旧織り交ぜたミックス感がとても心地いいものだった。ほかにも心地よい瞬間はあったけれども、それは自分の中にしまっておこう。
石川に訪れた時には必ず立ち寄りたいお店が増えました。

タユタフ
住所:石川県加賀市大聖寺中町48
営業時間:13:00−19:00
定休日:木曜(ほか不定休あり)
*金継ぎのブログ「ツクロイ」もあり

※フライヤーの設置をお願いしました。
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次にむかう先はタユタフさんに三上くん繋がりで紹介してもらったZINEを中心とするショップ&ギャラリー「NEW ACCIDENT」さん。
古い町並みと、建物の周囲を流れる小川が流れるエリアからちょっと道を入った所のビルの3階にあり、店内には様々な世界各地のZINEが並ぶ。
展示する什器は店主さんの自作で、DIY精神溢れる店内だけれども、全体的な空間そのものは洗練というとつまらないが、温かみのあるミニマルな印象を受けた。
そして個人的には、空間と照明の関係でひとつ気づきを与えてもらえた。
さて、同行した友人1名はというと、タユタフさんからNEW ACCIDENTさんへの流れに興奮してか店内をぐるぐると見て回り、ひとりああだこうだと話しつつ、いいわ〜と独り言ち、午前中の嫌なアクシデントから午後から夕方にかけての嬉しいアクシデントの連続で気分は高揚。
終わりよければすべて良し、ということはこの事で、改めてタユタフさんとNEW ACCIDENTさんに感謝しなければと思う今日この頃。
金沢MUSTなお店が増えました。

NEW ACCIDENT
住所:石川県金沢市香林坊2−10−1・3F
営業時間:12:00ー20:00
定休日:月曜・火曜

※フライヤーの設置をお願いしました
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これで金沢巡りは終了となりましたが、香林坊のエリアには他にも面白く楽しいお店がありますので金沢に訪れた際には是非とも巡って頂ければと。(巡りたい)

金沢・香林坊エリアから宿泊先へ戻りがてら適当なスーパーにて買い物を済ませ、これまた適当に夕飯の支度をすることに。
家主の彼と今日の出来事を話しつつ、二日目にしていつの間にか全員が打ち解けた様子に驚きつつも嬉しくもあった。
良いお店との出会いや偶然の発見は喜ばしいものであり、それぞれの記憶の中で昇華される。
けれども、皆で過ごした時間は、個からはじまり、その場にいた者すべてが共有していた時間という空間によって記憶として形作られ、それが共感(覚)にもなる。
そんな当たり前のことを改めて思わせてくれた一日であった。

後編は終了し、次は続編であります。
後編から続編?と思ったそこのあなたは非常に正しいと思います。
ま、いずれにしても次は続編をお届け致します。

名倉哲







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