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g r e e n つくり手の声 その16:近藤康弘 (ミドリノヒビキ)



2015年春季「g r e e n」の全出展者より

A&C静岡スタッフがピックアップしたつくり手の声をご紹介。


今回は焼きもののつくり手「近藤康弘」さん(以下、近)と

スタッフ川手のQ&Aをお届け致します。




焼きものをされている「近藤康弘」さん。 

静岡手創り市には第一回目から参加して下さっています。



川:まず、簡単な自己紹介をお願いします。


近:益子で作陶しています。風土性のあるくらしに即した器づくりを心がけています。

  制作する原料をみじかな場所で採取する時が何より楽しいです。

  そしてそれが焼く事によって生まれ変わった表情となり、さらに使う事ができる。

  使ってもらえる。尽きぬ魅力を感じます。



近藤さんは、知れば知る程、その人柄の温かさを感じます。

そして、近藤さんとお話すると、その後ろに自然が広がるのをいつも感じます。





川:近藤さんは植物を育てていらっしゃいますよね。

  そのことが、作品をつくっていく上で影響していることなどはありますか?

  実際に近藤さんの作品を使わせていただいている中で、それが暮らしにすっと

  馴染んでいくのは、環境が影響しているのかな、と思うところがあったので…。


近:自然はいじらず、自然のままにしておくのが一番だと思い込んでいるフシが

  以前はありましたが、 人が自然と共存していく為には自然のサイクルをよく知り、

  上手に手を加えていかなければいけないんだと最近気づきました。

  それはいろいろな植物を育てる事で、その苗に合う土地、日当りの加減など

  結構デリケートなものだとわかったからです。

  強いようで弱いとか素材の性質を見極めることは焼物も同じで、原料の見極めに

  役立っているのかなと思います。

  まぁ単純に喜びをもらっているだけかもしれません(笑)

  良い土が美味しい野菜を育ててくれるように、喜び溢れる良い環境を作る事で

  おだやかな器が作れたらいいなと思っています。」



自然と共に生きることで、自然を知り、そこへの関わり方が変わっていく。

その自分自身の変化を自然に受け入れ、作品づくりをしていく。

日々、自然体で作品づくりをしていることは、近藤さんの作品が暮らしに寄り添い、

日々使いたくなる器であることに繋がっているんだなと思います。


greenというよりはむしろearthである近藤さん。

春の会場で、どんな風景を見せてくれるのか、とても楽しみです。

近藤さん、ありがとうございました。


スタッフ川手



ここまでご覧頂き有り難う御座いました。

「g r e e n つくり手の声」も残すところ、あと2回の更新。

明日もご覧下さい。



新緑から時を経て深まる緑

未熟から成熟への象徴としての

" g r e e n "




ARTS&CRAFT静岡手創り市








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