RSS1.0 | Atom0.3



ともあれ、執着 。



昨年の9月より動き出した「g r e e n」も、あれから半年が過ぎました。
会場シミュレーション後にお邪魔する、我らスタッフの憩いの場であがった言葉。

「未熟から成熟へ」

成熟とはなんぞや?と言われても、はっきりと答えることはできなく、
今回の開催を終えても、「これが成熟です」とお皿にもって
説明することは出来ないだろう。

けれど、この半年間進めてきたことの大事なことに、執着というものがある。

今回の「g r e e n」で、私個人のことで言えば、木々と水辺の食事会を企画したけれど、
あとはそれぞれの担当スタッフと相談しながらつくりあげてきたもの。
今もなお、各担当スタッフはつくることの真っ最中。
(四苦八苦していることでしょう。きっと。)

すでに更新を終えた「つくり手の声」にしても、
それぞれスタッフの視点で描かれていて、普段見えない表情が感じられ面白い。
きっと私が一番楽しんでいたと思う。

先ほど執着という言葉をあげたけれども、
言い換えればそれは、「平易の中の執着」というのが正しいのかもしれない。

それぞれやっていることは、突飛なことではないし、
もちろん不可能を可能に!!という代物ではない。

なんというのか・・・

普段であれば見過ごしてきたであろうディテールを、
「ちょっと待って」と立ち止まり、再考・修正する作業。

そんなことを積み重ねてきた。

半年に一度開催されるARTS&CRAFT静岡手創り市は、
「あれをやっておけばよかった…」と思うと、たいてい次もない。
その時々、やれることをやれるだけやらなければ、次の半年へ進んでいるから。
地続きでいられるのか、途切れてしまうのかは、おおよそ本人次第で、
私自身も、外に見えない他人の心まで覗き込むつもりはない。
(無責任なようだけれど、私たちはつなぎ手である以上、舞台の主役ではない)

私たちスタッフは、作家さんの様に器や匙や鞄など、
具体的なモノをつくっている訳ではない。
けれど、足跡を残すことは出来る。

春の開催まであと2週間ほど。

未熟な足跡を残しつつ、いつか振り返った時に成熟していることを感じられるよう、
ひとまずの終わりやってくるその時まで、もう少し執着して臨みたいと思う。

春はそこまでやってきました。
なにかひとつでいいから掴みとりたい。

それではまた。


名倉



新緑から時を経て深まる緑

未熟から成熟への象徴としての

" g r e e n "




ARTS&CRAFT静岡手創り市







Profile
New Entries
Archives
Category