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松本クラフトへ

こんにちは。名倉です。
週末の土日を利用して松本クラフトなどに行ってきました。
今回は静岡スタッフと東京スタッフも併せて。

会場に11時半過ぎに到着し、その後解散、自由行動。 
基本的には各自ばらばら、人の歩調にあわせる事なく自分のリズムで会場をじっくりと見て回るのが気が楽。とはいえ、会場内で他のスタッフと顔をあわせたり、出展者さんのブースを真剣に見ている様子を見かけると何故かにやけてしまうもので、時にどんなところを見ているのか聞いてたくなるもの聞かれるもの。

愛知・瀬戸で作陶されている田村文宏さん。
先月までカンボジアに行っていたそうで、その話を聞いたり、近況を適当に。

皆さんもご存知、静岡のmuniさん
常にブースは人で混み合い、あまりお話は出来ませんでしたが、新作アクセサリーをお披露目ということもあり、今回の出展の意気込みがとても伝わってきました。

大阪で作陶されている池田優子さん。滑らかな曲線と様々な表情もつ釉薬が印象的でした。
今度どこかでお会いするならば個展を見たいな〜と。

3回目の会場来訪となれば会場をまわる手順も慣れたもので、おやつの時間前に退散し、松本市内をうろうろと。その後、静岡・東京スタッフともに夕食。
東京スタッフAさんが言っていたけれども、おっさん組と女子会組にわかれ、食べて吞んで、少しふざけて楽しい時間を過ごす事が出来ました。

初日夜、静岡・東京スタッフの一部と共にトランプをし、笑いと涙、少しばかりの興奮と共に就寝につきました。


2日目朝、いつものように早起き、今日の日程はどうしたものか?と思案しつつ、軽めの朝食を。何故だかこんな時は普段は飲まないだろう果汁ジュースをごくごくといく。
とあるスタッフはトースト後の人のくるみパンを見て、それは生海苔ですか?と皮肉る。
違う、少し焦げただけ。

今回は完全に遊びのつもりでいましたが、我慢できずにチラシの設置をお願いしてしまった。
東京・富ヶ谷の方には時々寄らせていただいておりますが、信州上田店はこういう時でないと寄れないし、ランチも美味しく、パンが並ぶ姿も美しくで、いてもたってもいられずフライヤーを置かせて頂きました。スタッフの皆様、有り難う御座いました。


今回も松本行きで、なによりも良かった事は普段会う事のない静岡・東京のスタッフがすごく打ち解けていた事。それがとても嬉しかった。
ただ、ひとつ注文を出すならば、人のことをネタにするのはよしてほしい。入る穴もありませんでしたから。

それではまた。

名倉哲





ARTS&CRAFT静岡2012秋季開催にむけて

「2012年秋季開催にむけて」


4月に開催されたA&C静岡の反省会を先日スタッフそろって行い、

次回秋季開催(10月13・14日)にむけて前進してゆく事を話し合いました。


特に出展者の皆様にむけての改善・変更となりますが、

出展者の皆様、ご来場者の皆様共にご覧頂ければ幸いです。


・・・・・

「出展エリア」


・これまでエリア5とフードエリアAだった場所を、フードエリアとしてひとつにまとめます。

会場内に点在していたフードエリア各所を、ひとつの大きなフードエリアとしてまとめ、池の周囲にこれまで以上にベンチを構え、飲食スペースとしてより充実した場所としてゆきます。


・これまで出展時に配布していた下げ札を、出展者と来場者の「コミュニケーションツール」の第一歩として機能するようなものを作ってゆきます。

(ただの下げ札ではあまり意味がありませんから。)


・正面鳥居エリアには、出展者の作品購入時における配送業務を行う、配送業者のブースを設置する予定でおります。


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「広報活動」


・これまで出展者向けと来場者向けのフライヤーをひとつにまとめてきましたが、今後はより来場者向けのフライヤー作りをしてゆきます。


・出展者決定後の広報活動として、ポスターづくりをし、市内・県内を中心としてショップに設置して頂き、これまで以上に広範な開催告知を進めて参ります。


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「搬入・搬出について」


・搬入はこれまで同様とし、よりスムーズな体制づくりを進めます。


・搬出時、会場内に車を使っての搬出、を前提とした体制づくりを進めます。


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「出展者の車の出入り」


これまで出展者の車の出入りは原則禁止としておりましたが、スタッフの体制が整った事を機に、出展者の車の出入りが出来るような体制をとってゆきます。

勿論、それには主催者と出展者の相互理解と協力を前提と致しますが、よりより出展体制を整えるべくスタッフ一同進めてゆきます。


・・・・・

「喫煙所について」


今回は開催中に急遽喫煙所を設けましたが、次回はよりわかりやすい喫煙所スペースの設置を進めます。単に禁煙とするだけではなく、喫煙する場所と場内の禁煙を明確に分け、出展者・来場者共に過ごしやすい会場づくりのを進めて参ります。


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「ARTS&CRAFT静岡のルポタージュ」


これまでは主にシュミレーション時のルポを行ってきましたが、次回より開催時における現場のルポタージュを進め、会場ので出来事、出展者の方の、来場者の方の、生の声を皆様にお届け致します。文字と写真であらわすARTS&CRAFT静岡として現場のルポを進めます。


・・・・・


ほかARTISTS部門の充実、会場での楽しい過ごし方を創ってゆく事をスタッフ一同進めて参ります。2012年秋季開催をご期待下さい!!


*2012年秋季は、10月13日・14日の開催となります。


※2012年集開催のお申し込みは、6月11日〜8月15日必着となります。


ほかお問い合わせ等は下記mailまでお気軽にどうぞ。



ARTS&CRAFT静岡スタッフ一同

shizuoka@tezukuriichi.com






【お知らせ】サーバメンテナンス

メンテナンス終了いたしました


本日、5月20日(日)の10時頃までサーバメンテナンスのため、
手創り市のホームページが表示されません。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、よろしくお願い致します。

ARTS&CRAFT静岡
shizuoka@tezukuriichi.com





野口悦士 〜種子島より〜

週末の手創り市、来週24日に開催の池上本門寺準備の合間をぬって埼玉・川越にある「うつわノート」さんで開催中「野口悦士 〜種子島より〜」(5月22日まで)にお邪魔しました。





先日送られてきたDMをひと目見て、これは必ず行かねば、と勝手な使命感に燃え、川越へ。

種子島の鉄分の多い土を使った焼き締めの器が多数展示され、見るものを圧倒。
焼き締めの器ということもあり、重厚感漂うことをイメージしておりましたが(それは先入観)、器自体が薄く作られている事がとても印象的でした。
器の放つ色気、それに対比してぬっとあらわれるユーモア、この二つの狭間で揺れ動き、抗いながらも、焼き締め鎬のカップを購入。
いつまでも見飽きぬ楽しい展覧会でした。




(写真はお店の方の許可のもとに撮影させて頂きました)

展覧会の様子はうつわノートさんのブログをご覧下さい。
都内近郊にお越しの際には是非!!

名倉哲




静岡行き、反省会

先週末は東京から静岡へ反省会の為にむかった。
同行して頂いたのはARTISTS部門出展の清水美紅さんとルポを担当のうえおかゆうじさん。お二人にはスタッフと一緒に混ざり、反省会にてそれぞれの立場で参加し発言して頂けるようお願いした。

土曜、都内の交通渋滞に巻き込まれつつ、深夜に実家へ到着。
少しだけ呑み、ほっとひと息ついたところで就寝。

日曜朝、うらの三浦さんちの木になっている大量のさくらんぼを頂き、両親も揃って珈琲を飲む。その後、くろんぼ古庄店へモーニングがてらお邪魔した。モーニングメニューのカレー平らげた3人は、ホットケーキも食べなくちゃね、と追加オーダー。やってきたのはごくごく普通のホットケーキ。私の大嫌いなしわしわ着色料ばっちりのさくらんぼを割愛した写真をご紹介。


くろんぼを後にして、同行していた清水さんの私用に付き添い「Fosset」さんへ。


Fossetさんは静岡市鷹匠エリア近くにあります、日々の暮らしの道具や洋服を扱うお店。
通常のショップは1階で、2階はギャラリー仕様となっており、それにとても興味湧いた私は清水さんに連れ添う雰囲気を醸し出しつつ、個人的な興味全開で2階ギャラリーにもお邪魔した。
空間を見るとむくむくとイメージが湧いてくる。楽しいひと時であった。

本題である2012年春のA&C静岡の反省会。
会場は、静岡県立大学の芝生広場、のはじっこ。
芝生をつっきって、木々立ち並ぶ場所にて反省会は始まった。
今回は開催後1ヶ月ちょっと経った事もあり、事前にスタッフ間でも多くの意見を交わしていたので、改めて確認すること、反省=課題は概ね出来上がっていた。
話した内容と今後やってゆくことについては後日詳細をお知らせするとして、限られた時間の中で、参加したスタッフそれぞれが感じた事を述べ、更なる提案を挙げ、次回にむかっての一歩を改めて踏み出せたように思う。

反省会の終了後、スタッフけいごくんの誕生日一日前祝いをし、ケーキ入刀、珈琲野点、談笑し解散。その後、実家へ珈琲野点道具を片付け、夕食をとって、東京へ戻る事に。

東京へ戻る高速道路を疾走しつつ、考え事をするのはいつもの事だけれど、シュミレーション・開催・反省会は回を重ねるごとに良くなっていっているのを感じる反面、ここから先に更に良くなってゆく為には、スタッフ間で如何にして意見を交わすか、そして意見の交感を根気よくやってゆけるか、にかかっていると思う。
私たちスタッフは、会場という流れのある枠組みを作る人達であり、実際に手にすることができる器など作品をつくって展示をする訳ではない。だからこそ、話して伝える事を如何にしてやるのかが問われ、その「伝える」になんとなくやれることはない。
言葉で伝え意見を交わす事は時として息苦しくもあり、煩わしい事もあるだろう。
けれども、スタッフとしての最低限の心構えとして、またスタッフ間の信頼を基にこれからも「伝える」ことに意識をおいて進めてゆきたい。
まずは我が身から振り返ってゆこうと。

名倉哲






5月12日

前田美絵さんの鉄釉・黒い器。彼女の黒は温もりがあり、鉄釉を使っているからか酸(お酢など)によって色味の変化もあり、使い続ける楽しみがある。
本日より5月15日まで東京・八王子にて個展を開催されているらしいので、お近くにお立ち寄りの際には是非ご覧頂ければと。

明日は2012年春開催の反省会。
そしてこれから静岡の実家へ前日入り。
途中どこかに寄って行こうか考え中だけれども、予定は未定。

思い返せば、ARTS&CRAFT静岡がはじまって丸2年が経った。
でも、たかだか2年しかやっていない、と反面思う。
毎月やってるとか、半年に一回とか、そうした問題ではなく、時の積み重ねとして2年という事を考えると、今はまだ始まってからちょっと踏み出した程度の事だろう。
ARTS&CRAFT静岡に関わる者として、まだまだこれから積み重ねてゆく事を考えよう。

反省会でいろいろと話し合った事をブログを通して皆さんにご覧頂けるように致します。
宜しければご覧下さい。

名倉哲

 




5月10日

前回の春の開催時に手に入れた器。
静物としてある時には風化した彫像のようでもあるけれど、ここに器としての役目、料理がもられると一気に華やぐだろう。胡麻豆腐に鮮やかな山葵、少しの飯に山わさびなどが気分。
華はなく渋すぎるけれど。 

今週末は静岡にて春開催の反省会。
「遅い、遅すぎる!」と言われてしまいそうだけれども、これまで4回の開催を重ね、次へ移るのにはそれ相応の準備と目に見える変化というのをつくってゆかなければならない。
課題はわかりきっている。
だからこそ、そこに向けてスタッフそれぞれの意見がなければならないし、意見は錯綜しても構わない。なにより避けたいのは、雰囲気で物事が決まったようなつもりになることや、イメージのみの言葉を交わすこと。
伝えるのにも、受け取るにもそれ相応の体力や根気がいりますが、会話の上手い下手に関わらず、こうした事は常日頃の態度、行いというものが出てしまうものと思います。
話すことも、聞く事も結局はサイクルだと思いますが、話すことの前に、まず聞ける耳があるか?という事が大切だろうと。
とか言いつつも、私は人の話をみなまで聞かずに割り込む事、脱線させる事もしばしばですが、割り込めるのも、脱線させるのも耳が良くなければ出来ないよ、とまあ開き直ってもいる。

既に話は脱線しておりますが、週末は静岡に参ります。
朝起きたら久しぶりに三保の浜に行きたいと思っている今日この頃。

それではまた。

名倉





ARTISTS部門、公募致します

2012年A&C静岡・秋季開催の「ARTISTS部門出展」を公募致します。

artists05.jpg


ARTS&CRAFT静岡手創り市では、

2012年春季ARTS&CRAFT静岡より新たに「ARTISTS部門」を設けました。


【ARTISTS部門】とは?

工芸・クラフトの作り手の参加が中心となるARTS&CRAFT静岡に、またそれとは別の表現、平面作品やインスタレーション作品を中心とした作家さんによる出展部門(カテゴリー)となります。絵描き・写真家・ミュージシャン・演劇・舞踏 等 あらゆるジャンルのアーティストのご参加を御待ちしております。


「お申し込み方法」

応募用紙を提出・郵送する形は現在はとっておりません。

事務局宛にまずはメールにてお問い合わせ下さい。


「お問い合わせについて」

下記メールまでお気軽にお問い合わせ下さい。

なお、お問い合わせの際には、


・お名前

・HP or blog

・作品または展示などの画像


を書き記して下さいますようお願い申し上げます。

事務局にて確認次第お返事をさせて頂きます。


→ mail shizuoka@tezukuriichi.com (担当:名倉)


「出展について」

事前にmailでお問い合わせを頂いた上、

ARTS&CRAFT静岡とアーティスト双方の話し合いによって、

出展内容や場所を双方で決定してゆきます。


※出展料金は頂きません。ただし、諸条件が御座います。

 詳細はお問い合わせ時にお知らせを致します。


なお、2012年春季ARTS&CRAFT静岡ARTIST部門出展者は

「こちら」clicks!! をご覧下さい。


*前回、ご参加頂いた清水美紅さんの感想をご案内致します。


ARTISTS部門について、ご質問などはお気軽にお問い合わせ下さい。


ARTS&CRAFT静岡

shizuoka@tezukuriichi.com





GWのこと・続編

後編から続編へ。

金沢での二日間は天気は良くなかったけれども、お店の発見や人との縁を感じたりしてとても有意義な二日間であったように思う。
そして正直に書いてしまうと、今回はフライヤー設置をお願いするような営業目的の旅ではなかったので、フライヤー云々はどうでもいい、と思っていた。
でも実際には「このお店に置いていただきたい」という衝動や気持ちには逆らえず金沢という街にこれまでよりも2件も多く置かせて頂いた。
犬もあるけば何とかは自分のこととして、こうした縁に感謝すると同時に、その感謝を運営という目に見える形としてあらわしてゆきたい。

三日目早朝、前日の雨に濡れた地面が朝の光で輝く頃、つくり手の彼と同行したスタッフや友人が欧米人ばりの握手でしばしの別れと再会を約束しているのを見守りつつ、宿泊先を後に。

この日は岐阜・多治見から愛知・名古屋へ行き、最後に何故か静岡を経由し食事をして東京への帰路、夜間の高速道路渋滞祭り:GW編へ参加。
眠気と葛藤しつつ、二日間のよかったね話をしつつ、最後には人生のよもや話やうえおかさんがいないにも拘らず甘酸っぱい話も発生。
日付はだいぶ越え、夜が明ける頃に帰宅。
事務局のメールをチェックし就寝。
長いようで短かかった楽しい三日間であった。
同行した皆や宿泊先の彼、そして出会った皆様に感謝。
今週末の2012年春季開催・反省会の資料をまとめる準備に取りかかります。

以下の写真は宿泊先のそばの緑の公園のこと。






最後に今回の宿泊先は漆工芸のつくり手、釣部木工・城崎月甫さんでした。
城崎さんの個展「城崎月甫・漆器」は現在滋賀県甲賀市の信楽で開催されております。
5月27日までの開催となっておりますのでお近くにお立ち寄りの際には是非ともご覧下さい。


名倉哲




GWのこと・後編

さあ後編のはじまりはじまり。

(前編の話は「こちら」をどうぞ)

昔、淀川長治さんは「さよなら さよなら  さよなら」と言っていた気がするが、あれが3回だったか、2回だったか今更ながら気になっています。4回はないだろう、とも。

滞在二日目。
前日夜、誰よりもはやく睡眠という銀河に旅立った私は終着駅にたどり着くのも誰よりも早かった。携帯のアラーム、ハリーポッターがいつも通り鳴りひびき、飛び起き、起きる儀式として芋虫の形で集中力を高める。
起床後、霧立つ近所を散策していると近所の犬が紐つながれずこっちへゆっくりと向かってきたので、なでてあげると軽くうめき声をこもらせているので足早に退散。
うめき声をこもらせつつも、尻尾をふるというアンビバレンツな心情は知る由もなし。
勝手な犬である。

この日最初にむかった先は友人がおすすめするフルーツの専門店「フルーツむらはた」さん。
朝食と昼食を兼ねたブランチで洋食メニューをそれぞれ注文し、たいらげ、スイーツをオーダー。2名はフルーツこんもりあんみつ、ひとりはフルーツのこんもり盛り合わせ700円から、私は旬の果物の素敵なジェラート。ひとのことは置いといて、私を待っていたジェラートは静岡県産の最高級クラウンメロンのジェラートであった。嬉しい。


次に訪れたのは数年前にお邪魔したきりの再訪であった「collabon(こらぼん)」さん。
直前の思いがけない事でショックを受けた友人をなぐさめつつ?お茶することに。
旨い珈琲をいただきつつ、のんびりとさせて頂きました。
(残念ながら写真は撮らずじまいだったので直接伺ってみて頂ければと)

次に向かったのは素敵なお店が通りに点在する新堅町商店街。
「ギャルリ・ノワイヨ」さん、「KiKU」さん、「パーラーコフク」さんがなどが立ち並ぶ商店街はとても魅力的だったけれども、雨と風に負け早々に退散。一路は加賀へ向かうことに。

雨にも風にも負けた一行は車内で元気を取り戻し、その後は雨にも風にも負けずに加賀へ向かった。むかった先は、大聖寺という名前の街にある「タユタフ」さん。
タユタフさんは、神社参道近くの交差点一角にある古道具を中心としたお店。お店に入ってすぐの所には知人のイラストレーター三上数馬くんのポスターが貼られてあり驚く。こちらはそれ見て勝手に親近感を持った。
店内には、店主さんの視点で選ばれた古道具がバランスよく配置され、ところどころに工芸作家さんの作品も配置されている。
三上くんのポスターといい、作家さんの作品といい、新旧織り交ぜたミックス感がとても心地いいものだった。ほかにも心地よい瞬間はあったけれども、それは自分の中にしまっておこう。
石川に訪れた時には必ず立ち寄りたいお店が増えました。

タユタフ
住所:石川県加賀市大聖寺中町48
営業時間:13:00−19:00
定休日:木曜(ほか不定休あり)
*金継ぎのブログ「ツクロイ」もあり

※フライヤーの設置をお願いしました。
・・・・・

次にむかう先はタユタフさんに三上くん繋がりで紹介してもらったZINEを中心とするショップ&ギャラリー「NEW ACCIDENT」さん。
古い町並みと、建物の周囲を流れる小川が流れるエリアからちょっと道を入った所のビルの3階にあり、店内には様々な世界各地のZINEが並ぶ。
展示する什器は店主さんの自作で、DIY精神溢れる店内だけれども、全体的な空間そのものは洗練というとつまらないが、温かみのあるミニマルな印象を受けた。
そして個人的には、空間と照明の関係でひとつ気づきを与えてもらえた。
さて、同行した友人1名はというと、タユタフさんからNEW ACCIDENTさんへの流れに興奮してか店内をぐるぐると見て回り、ひとりああだこうだと話しつつ、いいわ〜と独り言ち、午前中の嫌なアクシデントから午後から夕方にかけての嬉しいアクシデントの連続で気分は高揚。
終わりよければすべて良し、ということはこの事で、改めてタユタフさんとNEW ACCIDENTさんに感謝しなければと思う今日この頃。
金沢MUSTなお店が増えました。

NEW ACCIDENT
住所:石川県金沢市香林坊2−10−1・3F
営業時間:12:00ー20:00
定休日:月曜・火曜

※フライヤーの設置をお願いしました
・・・・・

これで金沢巡りは終了となりましたが、香林坊のエリアには他にも面白く楽しいお店がありますので金沢に訪れた際には是非とも巡って頂ければと。(巡りたい)

金沢・香林坊エリアから宿泊先へ戻りがてら適当なスーパーにて買い物を済ませ、これまた適当に夕飯の支度をすることに。
家主の彼と今日の出来事を話しつつ、二日目にしていつの間にか全員が打ち解けた様子に驚きつつも嬉しくもあった。
良いお店との出会いや偶然の発見は喜ばしいものであり、それぞれの記憶の中で昇華される。
けれども、皆で過ごした時間は、個からはじまり、その場にいた者すべてが共有していた時間という空間によって記憶として形作られ、それが共感(覚)にもなる。
そんな当たり前のことを改めて思わせてくれた一日であった。

後編は終了し、次は続編であります。
後編から続編?と思ったそこのあなたは非常に正しいと思います。
ま、いずれにしても次は続編をお届け致します。

名倉哲








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