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つくり手の声を届けること…



こんにちは。名倉です。

2015春季開催の出展者発表を終えて3週間が経ちました。
「g r e e n」のそれぞれの企画も少しづつ形を帯びてきており、
4月にむけて着実に進行しています。

今回、私以外のARTS&CRAFT静岡スタッフが
全出展者よりひと組づつチョイスし、
通常の作家紹介とは別の、
Q&A方式の出展者紹介を実施致します。

題して、

「 g r e e n
 つくり手の声」




「g r e e n つくり手の声」で紹介させて頂く出展者に限りはありますが、
会場に出展する様々なジャンルのつくり手を紹介することで、
多くのつくり手のアイデアに触れて頂けたら。
そんなイメージを持っております。

開始は3月1日より連日公開予定。

是非ともご覧ください!!


※通常行っているエリアごとの全出展者の紹介は、3月下旬より実施致します。




【 jewelry & chocolate 2016 】(2016.02.04~02.23)





【 jewelry & chocolate 2016 】

ジュエリーとチョコレート。異なるものだけど、どこか似ている小さな世界の展示会。

ジュエリーのつくりて12組とキャトルエピスのチョコレートが店内いっぱいに。

また、本展にあわせてつくられたサウンドトラックとともにお楽しみください。

第3回目の開催は静岡店、富士店での同時開催!!

静岡店では力強くて深みのある濃厚な『ビターチョコレート』。

富士店ではまろやかな甘さにほっこりする『ミルクチョコレート』。

『ビター&ミルク』異なる味わいのケーキとジュエリーの展示を各店で展開いたします。

それぞれの表情を味わいに是非お越しください。


「会期」

 2016年2月4日〜2月23日

 ※静岡店の20日通常営業は17時までとなります。

 ※2月17日(水)は静岡店・富士店共に定休日です。


「会場」

 キャトルエピス静岡店&富士店


「参加作家」

 Tagami  fujiiikuko  Handworks Stilla  hari  

 kana∴kana  non  SOK  yurimaeda

 魚谷あきこ  田中友紀  ハナザラ  松本美弥子

 ユキシュンスケ(サウンドトラック)


◯みんなでパーティー

 キラキラと輝くケーキとジュエリー。シュワシュワはじけるドリンク。

 カラフル、けれどしっとりとした音色の演奏。

 ジュエリーが好きな人も、チョコレートが好きな人も新しい出会いがきっとみつかるはず。


 日時:2月20日(土)18:00〜20:30

 場所:キャトルエピス静岡店

 入場:2000円 お菓子のビュッフェパーティー付き(ドリンク別)

    ジュエリーの販売・鳥仙珈琲さんワインショップ望月さんによるドリンク提供

 先行発売:2月4日(木)10:30〜各店店頭にてジュエリーお買い上げのお客様限定発売

 一般発売:2月15日(月)20:00〜キャトルエピスWEBSHOPにてのみ取扱い 

 *限定100名様*



・・・







最後の2日間… jewelry&chocolate

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本日、明日と最後の2日間となりました。


先週末の「みんなでパーティー」は、
ライブ感のただよう、キャトルエピスさんの底力を感じさせるようなものがありました。

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現場で生まれたあの熱量は、
きっとこれからの糧となってお店づくりに活かされるはず。

企画した私自身、あの夜の現場スタッフさんの緊張感と昂揚感をあわせもった
表情に嫉妬しました。そう、かっこいいな…って。

20150223-1.jpg20150223-5.jpg

キャトルエピスはお菓子をつくるだけでなく、
お菓子を中心にして、モノコトを発信するお店です。

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会期は2月24日までとなりますが、
jewelry&chocolateが終わっても、
彼ら彼女らの現場にご注目頂けたら
企画者としても本当に喜ぶべきことです。

最後の2日間、
どうぞ宜しくお願い致します。




その箱にはちいさな世界が広がっていた


chocolate

そのかたまりは小粒でも確かな重さと香りを湛えている

つややかなフォルム

じゅわりと焼けた表面

粉雪をまぶしたような柔らかさ



jewelry

それはあなたがくるのを待っていた

その箱の中で控えめながらも

あなたに気づいてもらえるように ひっそりと

小さく輝く

そして あなたのもとへ


女の子なら知っている

chocolateとjewelryがもつ魔法を




20150220-5.jpg









残すところわずか… jewelry&chocolate




その箱にはちいさな世界が広がっていた


chocolate

そのかたまりは小粒でも確かな重さと香りを湛えている

つややかなフォルム

じゅわりと焼けた表面

粉雪をまぶしたような柔らかさ



jewelry

それはあなたがくるのを待っていた

その箱の中で控えめながらも

あなたに気づいてもらえるように ひっそりと

小さく輝く

そして あなたのもとへ


女の子なら知っている

chocolateとjewelryがもつ魔法を




20150220-5.jpg



あれから1年
2度目のjewelry&chocolateは
もうすぐ閉幕を迎えます
会期は2月24日まで
ぜひともご来場ください


 
 
 
 
 









jewelry&chocolate 出展作家紹介 : その2


jewelry&chocolate展の会期もあと残すところ、5日間となりました。
改めて参加作家のご紹介を致します。
つくり手の声を聞く、大切なことですよね。



a e i 

http://aei-jewelryandobject.jimdo.com/


・自己紹介をどうぞ

愛知県を中心に活動しています、ジュエリー作家のaeiです。

銀や真鍮などの金属をメイン素材に使用し、

日常の中に隠れている些細な出来事をコンセプトに制作しています。


・制作の過程で気分が昂揚する瞬間ってありますか?

金属をロウ付け(溶接)する時に火を使います。

バーナーに火を着火する瞬間がそれだと思います。



l i i r 

http://www.liir1116.com/


・自己紹介をどうぞ
福井県で電気炉とバーナーを使ってガラスの器やアクセサリーを作っています。
ガラス作家には素材感に惹かれているタイプと技法に惹かれているタイプの

2パターンあると聞いたことがあります。
私は前者でガラス素材が見せる表情に魅力を感じています。


・制作の過程で気分が昂揚する瞬間ってありますか?
石膏型から焼きあがったガラスを取出す時です。
型は取り出す時に割れてしまうので一度切りしか使えません。
綺麗にガラスが流れているかどうか、緊張と興奮の瞬間です。



n o n 

http://n-o-n.org/


・自己紹介をどうぞ
鉱物、木、真鍮などを使ったアクセサリーを制作しています。
素材の表情の面白さや、小さな発見のある物を作りたいと思っています。
個人的にも「素」が好きなのか、石ころや木の実、部品など
「何てことも無いけど形の良いもの」を集めてしまいます。


・制作の過程で気分が昂揚する瞬間ってありますか?
鉱物を使っているので、形や色が面白い石に出会えるとドキドキします。
あとは、真鍮に良い感じに模様が出た時や木を切り出して綺麗に
木目が出てきた時にハッとさせられます。
自然に任せることが多いので、そういった場面に出会えた時は嬉しくなります。



fuji-gallery 

http://fujilife.exblog.jp/


・自己紹介をどうぞ
使い勝手や使い心地など、あまり考えずに
好きなものや面白いなと思うことを
好きなように表現し、制作しています。


・制作の過程で気分が昂揚する瞬間ってありますか?
窯の蓋を開ける時



魚谷あきこ


・自己紹介をどうぞ
主に磁器で、うつわやアクセサリーを作っています。
普段の生活が少しだけ楽しくなるような、
プラスアルファのようなものを作っています。


・制作の過程で気分が昂揚する瞬間ってありますか?
制作の時、スケッチをしたり、頭で考えたりもしていますが、
実際に生の土の状態でかたちが出来上がっていくのは、
やはり気持ちが上がります。
細かいパーツを付けていくのは好きな作業で、もしかしたら、
作りながらニヤニヤしているかもしれません。



明日はよいよjewelry&chocolate・みんなでパーティーの開催となります。

キャトルエピス静岡店のカフェの通常営業は16時までとなります。

ぜひともご来場下さい!!








jewelry&chocolate 出展作家紹介 : その1


jewelry&chocolate展の会期もあと残すところ、6日間となりました。
改めて参加作家のご紹介を致します。
つくり手の声を聞く、大切なことですよね。


田中友紀

http://hosinohada.blog.fc2.com/


・自己紹介をどうぞ
いろいろな金属を使用して、暮らしの道具、アクセサリー、オブジェなどを制作しています。
既にそこに存在していたかのような、気取らないおもしろみを探りながら、形にしています。


・制作の過程で気分が昂揚する瞬間ってありますか?
溶接の工程など、火を使用した後 生まれる色味にどきどきします。
バーナーで熱した後に水へ入れ、ジュッと急激に冷ますのですが、
そこで温度や湿度などにより、自然の偶然の巡り合わせによる、色味の変化が見られます。
熱している最中はわからないので、冷めてから見られるそれに、いつも小さな感動があります。



SOK(ソーク)
http://www.soak-tokyo.com/


・自己紹介をどうぞ
SOK(ソーク)は、鈴木絵里加と黒崎真由により、
2014年7月より活動しています。
鈴木が、陶芸家とイラストレーター。
黒崎が、ロゴやウェブのデザイナー、写真撮影などを担当しています。
陶芸の表現として最も大事にしていることは、釉薬の色です。
現代的でありながらも、遥か昔からあるような、
奥行きを持った物作りをしていきたいと考えています。


・制作の過程で気分が昂揚する瞬間ってありますか?
陶芸は、窯の中で焼成するという工程があります。
窯で13時間かけて、1230度まで温度を上げ、
そこからおよそ30時間をかけて100度まで冷ましてから蓋を開けます。
その間に窯の中の様子を見ることは出来ません。
窯の中の密度や、外気との温度差など、
少しの違いで釉薬の色は変わってきます。
予想を超えた美しい色が出た時は本当に興奮しますが、
入れた作品全てが失敗の時も少なくありません。
作品が自分の手から離れる2日間を経て、
ようやく窯のふたを開ける「窯出し」の時が、
最もわくわくし、心が躍る瞬間です。



松本美弥子
http://www.jacinthe.jp/


・自己紹介をどうぞ
磁器の制作をしています。
白磁、銀や銅などを焼きつける仕事を中心に、
くらしの道具としてのうつわやオブジェ、
ブローチなどの身につけるものなどをつくっています。


・制作の過程で気分が昂揚する瞬間ってありますか?
手を動かしているうちにどんどん自分のなかに入っていって
頭の中が空っぽになっているかのような状態になるときがあります。
とてもすっきりした気分です。
でも、そんなときこそ脳は無駄なく整然とフルに働いているんだと思います。
きっと空っぽではなく満タンですね。
そんなときには満たされた気分で、仕事をしていてとてもしあわせです。



藤田商店

http://zokufujita.exblog.jp


・自己紹介をどうぞ
藤田商店 小倉理英子と申します。

真鍮を中心に銀、銅を使ったアクセサリーを制作しております。


・制作の過程で気分が昂揚する瞬間ってありますか?
試作も含めて初めて作るモチーフ。
私は材料の板の状態から形を削りだして制作しているので、
自分で描いたイラストが本当にできるかどうか
作ってみないと最後までわかりません。削っていくうちに
イラストが浮き上がってきて、もくもくと表情が現われてくる
瞬間というより過程、「あ~できそう、うまく行きそう」と
思った瞬間が一番集中していて何よりもわくわくして楽しいです。



ハナザラ
http://ikkasha.com/


・自己紹介をどうぞ
ハナザラ 宮林里枝です。
布花をはじめ大人可愛いアクセサリーを中心に
愛知県瀬戸市のアトリエ「一花舎」にて制作。
近年は色を意識しています。


・制作の過程で気分が昂揚する瞬間ってありますか?
布花は色作りから始まり、染色、コテを当てて花びらを組み立てていきます。
その花びらが重なる度に色の濃度が変化していきます。
色が重なりあう時が1番昴揚します。




明日は「出展作家紹介改めて:その2」をお届け致します。

是非ともご覧下さい!!







jewelry&chocolate イメージをそそぐ


バレンタインも終えて、いくらか落ち着きを取り戻したキャトルエピスさん
のようですが、「jewelry&chocolate」は2月24日まで開催しております。

今回は10組のつくり手が参加をしており、それぞれのクリエイションの
特徴が作品にも大きくあらわれています。

今回、紹介させて頂く作家さんは、
都内世田谷にアトリエとショップを新たにつくった、SOKさん


特徴的な釉薬や造形、そして何より特徴的なのは、
作品を伝える為のビジュアルづくり。

(SOKさんのHPより抜粋)

つくり手にとって、まず大切なことは作品そのものの魅力ですが、
SOKさんの魅力は作品だけでなく、作品をとりまくイメージを伝えてゆくこと。
その意識を含めて発信していることが、大きな特徴です。

これから jewelry&chocolate へお越しいただく皆様には、
ぜひ一度SOKさんのHPをご覧いただけたらと思っております。


それではまた。


↓2015年本展サウンドトラック・試聴をどうぞ↓





jewelry&chocolate とある作家を切り口に…


jewelry&chocolateも会期の半分が終了し、折り返し地点にたつ今日この頃。 

静岡スタッフの幾人かは会場にお邪魔し、キャトルエピスのスタッフさんと話をしたりと、
なんだか楽しそうな情報が伝わってきて、若干の寂しさを感じております…。
現場に行きたいのに行けない、この切なさ。どうしてくれよう?
どこかで取り返さないとな。絶対。

 

本来であれば、企画者として万遍なく出展作家を紹介しなければいけないのだろうけれど、
敢えてガラス作家の「l i i r」さんのことに触れたいと思う。

今回、彼の作品をひと目した時に、まずは驚きを感じた。
昨年も参加してもらった作家ということで、本展において基準と云えるような作家さんで
あると思っていて、ある種のその安定的な信頼感のようなもの、うがった見方をすれば、怠惰。
それをすこ〜んと軽く越えていって作品群が届いてきました。
上記写真でも紹介をしていますから、作品のことには触れませんが、その、すこ〜んと
私の想像を超えていった、そのことに喜びを感じましたし、つくり手の意志を改めて
思い知らされました。

以前、静岡スタッフとこんな話をしました。

「企画をさせてもらっているだけじゃあ、本当に作家さんとわかりあえる訳ではないよ。
 自分で企画し、時間と責任を賭けて、つくり手と過ごすこと。ある種、つくり手の
 どうしてくれんの!?というリスクをおってこそ、本当のものが見えるから。
 最初は「やらせてもらう」でいい。でも、それを続けちゃいけない。自分の意志で
 やらなきゃ。それが、本当の意味での継続だし、企画を担った人間の役目で、
 次へ意識という見えないバトンを渡すことになるのだから…」

そして、こうも伝えました。

「その気があるなら、とっとと、私なんか…という気持ちは捨てたほうがいい。
 せめて、ひとまず棚の上に置いとこう。そうすれば、自然と心の準備は出来てゆくから。
 心の準備ができたら、あとは現実の中に身を置いてみるだけ。
 成功する為に努力するべきだけど、最初からうまくいきやしないし、
 現実的な側面でうまくいくことはあっても、なにかしら恥ずかしい思いは
 絶対にするから。自分だけが感じることかもしれないけれど…」

こういうことを話すとき、半分根拠があって、半分は言いっぱなし、要するに放言。
けれど、少なくとも、自分のまわりが本気で面白くなって欲しいと願うし、
それを常に、自分のために望んでいるからこそ、そんなことを言います。

個人活動をする上でも、
そんなことをふと思い出したりして、
エンジンの糧にしています。

それではまた。




 







2月10日 jewelry&chocolate 内と外




2月5日より開催の「jewelry&chocolate」も今日で6日目。

ほぼ毎日届く様々な人の声が有り難く、
また、もっともっと…という意識を持ってしまいます。

キャトルエピスの担当スタッフさんと連絡を取り合う中で頂く言葉、
会場になかなか行けない私なりに解釈しております。


私ごとでお恥ずかしい限りですが、すこしお時間を頂けたら…

「jewelry&chocolate」はARTS&CRAFT静岡として、というよりも、
私の個人活動としての位置付けが強いものであります。

半年に一度の護国神社での開催。
年に一度のくらしのこと市。

この2つの場で得られる様々な体験と記憶をもって、
私自身を少しづつ成長(?)、変化させてくれています。

そんな中で更に自分自身を成長させる為には、ひとりで何かを作り上げること。
ひとりと言ってしまうと語弊があるけれど、ひとりから始まるものを、
時間をかけて、その現場で向き合う方々と共につくる。
そのことが本当に大切なことだと考えます。

もちろん、ジュエリーとチョコレートの世界観、そのことにまつわる表現。
そんな現場を作りたい、という欲望がなによりも勝るものですが…


昨年に引き続き、今回で2回目の「jewelry&chocolate」
自分とそこに関わる方々を繋ぐものとして、少しばかりの作文をしています。



物語というには、ちょっと憚られるのですが、そう、ともいえますね。

店内展示スペースに少しだけ並んでおりますので、気になった方はご覧あれ。
そして、読後の感想はうちにしまっておいて頂けたら。

ひとつ願いがあるとすれば、
読後にもう一度、展示の様子を振り返って頂けたら嬉しいです。

目の前の作品。
ジュエリーやチョコレートには、必ず作った人がおりますから。
そのことを改めて感じて頂ければ幸いです。

偉そうなことをすみません。

ここまでご覧いただき有り難う御座います。



↓2015年本展サウンドトラック・試聴をどうぞ↓ 





2015年春季開催「 g r e e n 」 ~ これから ~



今後は g r e e n にむけての様々な企画を進行してゆきます。

進行中の3つの企画をここでご紹介。



ARTS&CRAFT静岡の新たなチャレンジ。


光と陰が混在する池のほとりにて。
出展する作家12組の器が使われます。





これまで彼女自身が一緒に仕事をしてきた
つくり手たちと共に、
ひとつの空間をつくることを進めています。

彼ら彼女らが作り上げる
舞台のテーマは
「響きあうこと」

詳細は後日発表致します。



エリア6の通称・出島にて。

木立ならぶ空間では、
珈琲や焼き菓子、
etc etc 

空間と時間がおりなす
くつろぎの場を
作り出します

詳細は後日発表致します。


ほか、
会場内では様々なワークショップなどが企画されます。

乞うご期待!!



新緑から時を経て深まる緑

未熟から成熟への象徴としての

" g r e e n "




ARTS&CRAFT静岡手創り市








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