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2016 → 2017

 

2016年のA&C静岡は、

春と秋の護国神社、冬の手前のくらしのこと市

そして、夏には三島で新たな会場、

Villageが始まり次なる一歩を踏み出しました。

 

2017年にむけて、

スタッフは小屋企画にむけて動き始めております。

 

A&C静岡の春季開催の小屋企画は、

春ということもあり、

新生活を迎えるにふさわしい展示会を実施致します。

 

 

また、2017年の秋季開催(10月7日8日)には、

会場全体でテーマを設けチャレンジをしてゆきます。

 

秋の開催のテーマは「白と 黒と」

 

 

一般部門は、

『白と黒』をテーマにご出展頂ける作家さんのみ応募を募ります。

 

白と黒の作品のみでブース全体で提案出来る方。

白と黒の作品を集めたひとつのコーナーをご用意出来る方。

幅広い白と黒をあつめた作品をご紹介する機会を作ります。

 

詳細については後日ご案内致します。

 

 

本年もA&C静岡のさまざまな会場にご参加ご来場頂き有り難う御座いました。

2017年もARTS&CRAFT静岡手創り市は変化を重ねてまいります。

 

それではまた。

良いお年を。

 

名倉哲

スタッフ一同

 

・・・・

 

【規約改訂:原則、1ブースにつき1作家まで。】clicks!!

 

【飲食出店規約改訂:消火器の用意が必須となります】clicks!!

 

 

2017年の開催スケジュールについて。clicks!!

 

 

ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
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【規約変更】現場調理可能な「飲食出店」について。

(会場内ではこうした形で出展して頂いております。参考までに。)

 

 

【2017年の規約追加】

 

 

火器や発電機を利用するフード部門の出展には、

消火器の準備が義務づけられております。

消火器のご準備をお忘れなく。ご注意下さい。



ARTS&CRAFT静岡会場には、

焼き菓子・パン・ジャム・珈琲など現場調理も可能なフードエリアが御座います。

フードエリアには大きく分けて

「現場調理が可能な出展」「パッケージされた商品を販売する出展」があります。
 


↓現場調理の可能な出展形態については下記をご確認ください↓


「現場調理の可能な出展形態とは?」


現場調理の可能な出店形態となり一般的には露天商と呼ばれているものです。

(現場調理とは、温める、お皿やカップなどへ料理(飲料)を移しかえる等も含まれます)
 

出展に際して一切の特約事項は御座いません。

規約と必要な設備を充分にご理解いただいた上でお申し込みください。


○現場調理が可能な出展について

出展希望またはお問い合わせはshizuoka@tezukuriichi.comまでお問い合わせ下さい。

当会場では、静岡市の露天営業の条例に則り規約を設けております。

いずれも全ての飲食出店参加者に適用されますのでご協力をお願い致します。

現場調理の可能な出店には
飲食店営業許可証または露天営業許可証のいずれかが必須です。

1、提供不可の飲食物
露店営業については ”直前加熱” が必須となるため「生食用食品」は出店できません。
「生食用食品」の例としては、以下のものが対象となります。
生食用鮮魚介類、寿司、食肉の刺身たたき、ご飯
氷菓子(アイスクリーム、ソフトキャンディー、シャーベットなど)

2、露店営業に必須となる設備

静岡市の条例にて最低限必要とされる設備を図で記述したものとなります。
準備のない場合には参加不可または出店取り消しとなります。
なお、添付されている画像の商品は例です。必ず、この商品である必要はありません。





・水タンク(蛇口付)
金属製容器 (ほうろう引き、又はステンレスなど耐蝕性金属材製のもの)、
もしくは合成樹脂製容器(プラスチックなど)。
手洗い、食器洗浄にも使用するため、40リッター以上のもの。
(合計40リッターの準備があれば大丈夫です)




・洗浄層
幅、長さともに少なくとも30cm以上のもの。これに相当する円形のもの。
例としては、ポリバケツなど。




・廃棄物用フタ付容器
調理時に出るゴミ、生ゴミ、残飯などを入れる(保管する)もの。
容器はフタ付きに限る。例としては、ポリバケツなど。




・容器包装等保管用フタ付容器
器具、容器包装を衛生的に保管するための設備として使用するもの。
例として、プラスチック製の衣装ケースなど。




・原材料保管用フタ付冷蔵保管庫(温度計を入れる)
食材を保管するための設備として使用し、
温度計にて保管庫内の温度を随時チェックする。
例として、クーラーボックスなど。




・殺菌設備
設備、調理器具、容器包装を消毒するために使用する。
例として、殺菌(アルコール)スプレーなど。




・消毒装置
調理者(出店者)の手を消毒するために使用する。
例として、ポンプ式のハンドソープなど。




・テント
調理する場には屋根と3面の壁となるもの。
屋根と3面の壁は開催中も必ず設置して頂きます。
(テント、ほか什器等の貸し出しは行っておりません。)


必要設備は条例で定められた設置義務となります。
使用の如何に関わらず必ず持参し設置してください。
特約は一切御座いませんのでご注意ください。



出展についてのお問い合わせは下記mailまでお気軽にどうぞ。




Village 会場検分。

 

 

 

 

 

2017年のVIllageは、

7月15日(土)16日(日)に開催が決定し、

来年度にむけて新たに会場検分を実施しました。

 

「1」

前回、2.5Mのブースを

参加作家さんの要望により3.0mに変更し、

新たに増設ブースとエリアを決定。

 

「2」

これまで複数のブースの固まりを総称するため

「エリア」と呼ぶことにしてきたが、

Villageのコンセプトである

『街のなかに更なる特色をもった街をつくる』

をより進める為のアイデアを出し合った。

 

「3」

また、A&C静岡との違いを明確に打ち出すことを意識し、

個人の作家以外にも、個人商店としての出展枠を明確に規約を盛り込むことも決定。

 

「1」〜「3」については、改めて規約の中に盛り込み、

特に「3」については説明を必要とするので別途案内をさせて頂きます。

 

なにはともあれ、2017年のVillageを成功するべく一歩一歩前進してゆきたい。

 

年内中には規約の改訂のお知らせを致します。

 

それではまた。

 

名倉

 

 

2017年7月15日(土)16日(日)開催 at 楽寿園(三島)

 

公式WEBBSITE www.village-mishima.com

Instagram village.mishima_rakujuen/

 

 

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12月13日 集まり。

 

 

先週末はA&C静岡の忘年会。

…と、その前にChipakoyaさんのkichiにお邪魔したり、

来年の春にむけて、会場の再度確認を兼ねた修正案を割り出したり。。

 

 

 

春の開催にむけての修正案については、

また後日ブログを通してお知らせをしてゆきたい。

 

 

前回秋の反省点を生かしながらも、変化を重ね前進してゆくこと。

このことに意識をおいて実際の現場で活かしてゆきます。

 

それではまた。

 

名倉

 

・・・・

 

【規約改訂:原則、1ブースにつき1作家まで。】clicks!!

 

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規約改訂【 1ブースに作家は1名まで 】

 

一般部門(陶磁・木工・金工・ガラス・皮革・染織など)

の出展規約に改訂が御座いますのでお知らせ致します。

 

2017年の春季ARTS&CRAFT静岡手創り市の開催より、

『 1 区 画 に つ き 1 名 の 作 家 の 出 展 』を出展規約の原則と致します。

 

特例として、

 

「1」お申し込み可

お二人でひとつの作家名を持たれ、

ひとつのジャンルで制作されている方はお申し込み頂けます。

(ex 2人で企画制作しひとつの作家名で皮革作品を出品することは可)

 

ただし、

 

「2」お申し込み不可

お二人でひとつの作家名(屋号)を持たれ、

それぞれが異なるジャンルの作品を出展する方はお申し込み不可と致します。

(ex それぞれが陶磁と木工を制作し出品することは不可)

 

 

 

今回の決定は、

前回開催の「個人に特化する」ことを改めて見直し、

A&C静岡会場では、

より個々の制作を紹介することを目的とした会場づくりを行うため、

まずは、出展規約を見直すという原則から変えることにしました。

 

全国に数多あるクラフトフェアは、

それぞれの土地に根ざし、それぞれの個性があるように思います。

 

その個性がどうやってつくられるのか?

という至極当たり前のことを考えた場合、

やはりそれは会場のルールづくりを明確にすることから始まると考えます。

会場づくりと個性をつくってゆくことをイコールとして捉えた場合、

個性をつくることの入口を誰に委ねることなく、

まずは私たち自身でつくってゆくこと。

それが私たちスタッフの役目でもあります。

 

私たちARTS&CRAFT静岡手創り市では、

会場のルールづくりという、

私たちも、出展者の方々も同様に守るべき根っこを整理する、

そのの必要性を考え今回の決定と致しました。

 

 

2017年のA&C静岡手創り市のお申し込みは年明け1月4日より始まります。

今回も多くの方がご参加を検討して下さっていることを考え、

お申し込みをされる前に、改めて私たちの考えと規約の改訂をお知らせ致しました。

 

出展申込についてのお問い合わせ、

ご意見ご感想は下記メールまでお気軽にご連絡ください。

 

shizuoka@tezukuriichi.com

 

ここまでご覧いただき有り難う御座いました。

 

ARTS&CRAFT静岡手創り市

名倉哲

スタッフ一同

 

・・・・

 

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jc撮影。(続き)

 

 

前回の撮影から日にちが経ってしまったが撮影第2弾を行った。

 

2017年2月上旬のjewelry&chocolateにむけて進めている。

(リンク先は昨年の記事となります)

 

今回、サウンドトラック制作のユキシュンスケさんに特設サイトを作ってもらっている。

が、リリースは撮影が終わらないことにはどうにもならず、ユキさんは名倉待ち。

 

それにしても今回は、

初めてご一緒させて頂く方もいらっしゃったり、

静岡在住の作家さんも参加して下さったりと、

参加作家の背景もさまざまで

個人的にも新鮮な気分でいられるのが嬉しい。

 

まずは、撮影を終えること。

 

サイトのリリースはもうしばらくお待ち下さいね。

 

jewelry&chocolate 2017

2017年2月上旬より開催

会場はキャトルエピス静岡店/富士店

 

 

次回のブログ更新は12月10日。

来春にむけて一般部門出展規約改定のお知らせを致します。

個人に特化する会場づくりを原則とするため。

 

名倉

 

・・・・

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くらことの三日間。後編

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

【くらことの三日間。前編】clicks!!

 

 

 

宴が終わり床につき、

あっという間に目が覚めて

振り返るとキッチンがすでに明るい。

 

誰よりも早く起きている

くらしのことカフェ担当の彼女は

すでに今日の準備にとりかかっていたようだ。

 

雨降りの夜明け前、

よっこらせと起き上がり、

「おはようさん」と声をかけると

「おはようございます」と返ってきた。

 

「珈琲のみますか?」

「ああ、ありがとう」

 

なんてことのないやり取りは

いつものことのようで

いつものことではなし。

 

年に1度のくらこと。

こんなことですら不思議に感じてしまう。

 

11月27日。

くらしのこと市の2日目の朝はこうして始まっていった。

 

 

6:30。

やってきた男性陣と珈琲すすり、

初日の様子を中心になんてことのない会話。

 

現場で頼りになる彼らとの他愛のない会話とその時間。

けれどそこには信頼という名の安心感がある。

 

2016年も、ずっと彼らに現場で助けられてきたな。

 

そんな会話と関係のないことを考えながら過ぎてゆく時間。

これもまた、年の締めならではの、くらことっぽさだろか。

 

 

10:00。

くらしのこと市2日目が始まった。

 

初日と比べると随分のんびりとしたスタートだったけれども、

いつしか場内にはお客さんが多数いらっしゃっていて

2016年のくらことの充実ぶりを感じることが出来た。

 

とはいえ、2日目の予報はやがてやってくる雨予報。

今年は恵の雨ならぬ迷惑の雨が常につきまとう。

天気ばかりは仕方がないとはいえ、滅入るのも仕方なし。

人間とはかくも不自由で不遜な生き物と感じるが、それもまた仕方なし。

 

とにもかくにも、雨が降るまでが勝負です…

そんな言葉を作家さんと交わしていた。

 

 

…と思いきや、

くらしのことカフェキッチン内はなんだかにぎやかモード。

そりゃそうだ、彼女たちは朝から準備に追われている。

 

カフェメニューの準備をしながら、

作家さんのお昼ご飯をつくりつつ、

忙しい朝を過ごしている。

 

天気のことでどんより気分の私には、

良い兆しだと感じられました。

 

なぜってそれは、笑顔や笑い声には、

物悲しさや、やがてやってくるだろう

どうにもできない悪意を和らげる力があるからだ。

 

大袈裟かもしれないが、

現場で忘れちゃいけないことって

その程度のことだったりする。

 

 

今回の「 r o o m s 」は、

小川麻美さんのアトリエ訪問記事を中心に、

参加作家さんの生活と制作の場に焦点をあてた記事を並べてみた。

 

極パーソナルな空間にしたかったこともあり、

物量少なく、記事も大きくせず、

展示としては物足りない程度のボリュームを意識した。

 

成功であったかどうかはわからないけれども、

常にぽつぽつと壁面や机の上に置かれている

記事を眺めてくださっている方がいて嬉しかった。

 

 

昨年に引き続き、今年もくらしの教室は「注連縄かざりのリースづくり」を実施。

担当はもちろん、いわもとまきこさん

 

空間をつくり、お客さんを迎え、手順を話し、進めてゆく。

そんな単純なようでいて難しい作業は、

面白いものになるかつまらぬものになるかは、

ある種お客さんの気分次第でどうにでもなる気がしている。

その為の準備を怠らない。

それが作家としての境地なはず。

 

幸いにも、初日2日目と多数のお客さんが参加してもらったようで、

花材等の材料が足りなくなってきたほどだったそう。

 

来年も参加して頂けるようであれば、

さらなる提案をしてもらいたいと思っている。

 

 

今年のくらしのことカフェでは、

14時よりおやつセットを数量限定で提供していた。

 

初日はChipakoyaさんの焼きプリン。

2日目はhorieco+さんの紅茶のテリーヌフロマージュと、

人々さんのラズベリーショコラのタルト。

 

2日間共にご協力いただいた店舗さんのお陰でお客さんにも楽しんで頂き、

また、くらことのカフェが2日間ともに始終活き活きとした空間であった。

 

準備や片付け、翌日の仕込み、

をしながらのカフェの運営はきっと大変だったはず。

 

そんな中にもこれまでになかったくらしのことカフェの工夫がなされていました。

 

 

ここらでそろそろ締めようと思いますが、

最後に2点お伝えしたいことが。

3点になったらごめんなさい。

 

今回のくらしのこと市は、

会場のレイアウトが大きく変化し

出展していただく作家さんと店舗の数も増えました。

 

それぞれの作家さんは個性があり、

店舗さんには個店らしい提案をしてくださっています。

 

そんな中での今回の開催は、

私たちにとってとても試されるものでありました。

 

大成功とは言えないまでにも、

5回目にしてようやっと

くらことらしさと呼んでもいいものが

生まれてきたように思います。

 

また、今回の開催、いや、開催前日より、

木藝舎の八木さんが常に傍にいてくれ

様々なことに力を貸してくれました。

 

このことの意味することを

私たちスタッフは考えなければいけなく、

また、一緒に場をつくり、

時間を共に出来たことを喜びたいと思います。

 

 

くらことを開催する意義とは、

たった2日間の為に準備する1年の過程を

自分たちの手で、意識を持ってチャレンジすること。

その見返りがある訳ではないかもしれないが、

それはきっと各々の内なるもののなかに芽生えるはず。

 

最後に。

 

これにて2016年のARTS&CRAFT静岡手創り市の活動を終えます。

今年は1年中こきつかわれたスタックも多いと思いますので、

その辺りのご意見は忘年会時にちょうだいしたく思い、これにて閉幕。

 

2017年もARTS&CRAFT静岡手創り市の活動をどうぞ宜しくお願い致します。

 

ここまでご覧頂き有り難う御座いました。名倉

 

 

・・・・

 

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jc2017にむけて…

 

2017年2月の上旬より開催される「jewelry&chocolate」

(リンク先は昨年のものとなります)

 

今回も2会場同時開催となりますが、

それぞれの会場の参加作家とラインナップはそれぞれ異なるもの。

私個人にとってもチャレンジとなる機会。

 

 

 

 

 

現在、特設サイトと作品撮影を行っております。

とてもいい作品が届いており毎日ドキドキしております。

 

事務局よりお届けしました。

それではまた。

 

名倉

 

・・・・

 

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くらことの三日間。前編

 

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早朝に東京を出発し、お昼前に静岡の現場に到着。

明日には始まることを実感しながら準備を始めた。

 

11月25日お昼前。

静岡市足久保にある木藝舎Sato

 

好きなことを仕事にして、

好きなことを仕事にする人たちと一緒に時間を共にする喜びは果てなく、

と同時に、そんな方々と対して、自分のやるべきことに終わりはない。

誰に言われるまでもなく、左右されることなく、自分の気が済むまでやり続けたいこと。

好きでやっているというのは、ある種の盲目さがつきまとうのではないか。

 

と、スタッフの昼飯になるカレーをつくりながら考えたあれやこれ。

 

ちなみにそのカレーは、

ふとした時にあれとこれをこうしたらこうなって、

そこにあれやこれやを加味し、

最後にこうしたらこうなるだろうな…

と仮説をたて作ったもの。

自分で云うのもなんだが、

仮説通りだったしスタッフからも絶賛だった。

知識を知恵にし仮説をたててみる。

うまくいったら次を考える。

うまくいかなったら…

なかったことにするか、再度考え直すか。

 

(ちなみにちなみに、

 その、ふとした時というのは、

 カレーとは全く関係のない時間だった。)

 

 

11月26日10時。

年に1度のくらしのこと市が始まった。

 

開場前からの列はくらことでは初めてのこと。嬉しかった。

 

くらしのこと市は、器の作家さんを中心に、

暮らしによりそう作品を作られる作家さんが集う市である。

 

 

A&C静岡スタッフにとってのくらことって何だろう?

 

そのことを考える上で重要なポイントは、

 

くらことに参加する作家さんは、

公募ではなく、全て担当スタッフによって声をかけられ、

参加して下さった人々であるということ。

 

そんな環境の中で、

担当するスタッフは担当する作家さんへ様々な協力をお願いする。

 

作家紹介の情報をもらうことから、

連載記事の提供、はたまた作家に該当する特集記事まで。

 

お願いを敢えて嫌な言い方にすれば、負担とも云える。

 

護国神社で開催されているA&C静岡と比較して、

スタッフと作家さんがより同じ方向を見て進んでゆくことで

成功の一端が見えるものであり、そういった性格をもったイベントでもある。

 

 

 

初日はいつも通り、どこでもそうだが、なんだかんだと時間に追われ、

やるべきことに追われあっという間に一日が終わってしまった。

自分なりにどれだけ準備をしていても、初日とはそういうものなのかもしれない。

 

…とはいえ、

ただ追いまくられて終わっただけでは情けないので、

この日、とある作家さんと話して印象的だったことをご紹介しておきたい。

 

「今年のくらことは会場のレイアウトも随分変わって、

 これまで以上に一体感が生まれましたね。

 それから、昨年よりも器について話をされる方が多い様な気がしています。」

 

その時頂いた言葉はその瞬間にはそれほど何かを感じるほどでもなかったけれど、

2日間が終わった時、今回の開催を象徴する様な言葉であったことを感じた。

 

 

初日が終わり、その後は参加作家さんとスタッフの懇親会を行った。

懇親会はSatoの定番メニューであるBBQ。

 

写真は静岡スタッフの佐藤が撮影したものであるが、

なにも玉葱祭りだった訳ではない。

食べてないけど、肉も、ほか野菜も、焼きそばもあったはずだ。

 

BBQの写真。

何故この1枚が送られてきたのかは、忘年会の際に詰問して解決しておこう。

 

話はもどり、懇親会のこと。

 

東京、静岡のどの会場にもない作家さんとの懇親会がくらしのこと市にはある。

肉を食べ酒をのみ、ひゅるひゅる燃える炎を眺めながら語らう場。

 

いつも私は酒をつくる場の係をし、

スタッフたちは焼き場を担当し作家さんを巻き込んでゆく。

(巻き込むとは、もちろん炎にではない。念のため…)

 

酒をつくる私がいる場所を今回は「BAR あらまき」と名付け、

副題には「ないものばかりですみません…」とやってみた。

なぜ、あらまき?と聞かれたら、特に理由はないけど、

字面がいいと思うので個人的にもお気に入り。

なんだか昔からありそなBARで、良さげじゃないか。

 

「BAR あらまき」から遠巻きに見る、

スタッフと作家さんたちが歓談する光景はいつ見てもいい。

正直、とてもぐっとくる。

ずっとこの時間が続けばいいのに…なんて感傷的なことを思ってしまう。

もしくは、こんなことをやってずうっと給料もらえたらいいのに…

なんてアホなことを考えてしまう。

 

懇親会の場は、

くらことに参加する方にとって緊張がほぐれる場所でもあり、

普段は話せないようなことすらも、すらすらと語らってしまえる場でもある。

 

私は思う。

そういうの、年に1度くらいはあってもいい機会じゃないか、と。

 

そんなこんなで夜は更け、

ひとり、またひとりと寝床につくため消えてゆく。

そりゃ、そうだ。作家さんは昨日より寝ずの晩の方が多いから。

 

最後に残ったのはいつものメンバー。

隠していたラフロイグを片手に正味な話を延々と。

 

どうかしてると思える位にふざけきったくだらない話も好きだけど、

徹底して真面目に厳しい話もするのも同じように好きだから、

(正直、その差があまりわからない)

いつもこの時間を楽しみにしている。

 

途中、いつの間にか舟を漕ぎ始めた猫ならぬ、

健と康のコンビが寝始めたので、

ここらで会は解散ということになり、

この日は幕を閉じた。

 

シャワーを浴びに空を見上げると星が瞬いていた。

酒に酔った30代後半にも、その星は綺麗に見えた。

 

前編は終了。

後編はおそらく来週中頃。(たぶん)

 

それではまた。

 

名倉

 

・・・・

【閉幕】くらしのこと市

11月26日(土)27日(日)に開催されました

 

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