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Villageよりお知らせ(5月27日)

 

Village出展者の皆様へ。

 

◯案内その1

昨日、皆さま宛に作家紹介についてのメールをBCCにて案内を致しました。

メールが届いていない方はinfo@village-mishima.comまでお問い合わせ下さい。

 

◯案内その2

ワークショップ兼出展の作家さんにもWSの情報請求のメールを送りました。

メールが届いていない方はinfo@village-mishima.comまでお問い合わせ下さい。

 

 

 

今回のVillage開催時には、

ご来場者の皆さまにむけて作家さんの出展場所などがわかる

会場マップ(パンフレット)が配布されます。

 

A&C静岡と違い、

Villageは公園内に出展場所のかたまりがあちこちに点在します。

その為、場内を回遊する為にはある程度の案内や補助が必要ですから。

 

また、今回のVillageの特徴として挙げられるのは、

それぞれのブースの固まりを『エリア』とは呼ばず、

『ナニナニ町』といった風に呼ぶことを進めます。

(例えば梅御殿周辺は『梅の小径』といったような)

 

 

Villageのコンセプトは、

三島という町のなかに更に特徴のある

『あらゆるつくり手が集う街』をつくること。

 

 

その第一歩として今回の開催では

上記を反映した会場マップ(パンフレット・無料)を配布します。

 

2日間で10000枚の用意を予定しております。

売り切れ御免(無料ですけど…)となりますので予めご了承下さい。

 

パンフレットは、入場時に園の係の方より配布されます。

受付の際に受け取ってくださいね。

 

名倉

 

 

 

<Village運営スタッフの募集は随時行っております!> clicks

 

Village mishima rakujuen

公式WEBBSITE www.village-mishima.com

Instagram village.mishima_rakujuen/

mail info@village-mishima.com

 





B&W 考察2

 

 

 

2017年秋季ARTS&CRAFT静岡手創り市では

会場全体で「白と黒」をテーマに開催致します。

 

前回の「考察1」に引き続き、本記事では考察2をお届け致します。

 

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先日の反省会時、スタッフと共に考えてみた。

 

「白と黒のキーワードってなんだろう?」

 

わかりやすいはずなのに、つたえづらい。

そんな白と黒。

 

自分たちなりに考えやすく?してみようと、

 

具体的なもの、形のあるものを上部。

抽象的なもの、形のないものを下部。

 

ふたつに分けてキーワードをあげてみました。

 

 

*画像をクリックすると更に大きな画像をご覧頂けます*

 

 

 

 

 

 

ここで挙げた紙面に書かれたことに、

いわゆる正解のようなものはありません。

あくまでとっかかりのキーワード。

 

_

 

チラホラ届く作家さんの声。

 

「チャレンジし甲斐があるけど、ムズカシイ…」

「白と黒の作品を作ればいいって訳ではなさそうだし…」

「頭のなかのB&Wを形にして、どうやってお客さんに伝えるのか…」

「シンプルだと思っていたものが考えるほどに複雑になって…」

 

そんな風に届く、どの声も正しいものだと思いますし、

その過程にB&Wのようなものに参加する楽しみがある。

そうあって欲しいと、私たちは願います。

 

_

 

BLACK & WHITE

 

求められるものは、

作家ごとのアプローチ着地点

双方を見せることではないでしょうか?

 

「言葉で説明することは難しいし、正直なところ好きじゃない。」

「言葉で説明出来ないからこそ形に、作品にするんです。」

 

そういった声のどれもが理解出来るからこそ、

尚更、ひとりひとりのアプローチを知りたいですし、

体験してみたいと思っております。

 

次回のブログ更新は5月22日を予定。

「BLACK & WHITE」の公募についてご案内致します。

 

※記事について、B&Wについてのお問い合わせは下記mailまでお気軽にどうぞ。

 

名倉哲

shizuoka@tezukuriichi.com

 

・・・・

 

*2017年秋季ARTS&CRAFT静岡手創り市*

 開催日:10月7日(土)8日(日)

 申込期間:7月1日〜8月2日事務局必着まで

 出展者発表:8月13日

 ※一般部門はBLACK&WHITEに参加する方のみとなります

 

 

ARTS&CRAFT静岡

Mail shizuoka@tezukuriichi.com

HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com

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2017・春の反省会

 

先週の日曜日のこと。

一ヶ月前の春季A&C静岡の反省会を行った。

 

午前10時に集合し、

途中の昼食(BBQ)をはさみ、

14時より再開し17時に解散。

いつも通り一日がかりの長丁場。

まずは参加してくれたスタッフたちにありがとうを伝えたい。

 

サンキュー

 

(頭をかくひと、笑いをこらえる人、様々である。)

 

反省会では、

まずはふたつのグループに分かれ、

今回の中心となる議題について自由に話し合ってもらうからスタート。

 

今回の議題の中心は、

2日間の流れを改めて確認し、

「やるべきこと・やらないこと」を整理しようということだった。

 

話しは少しそれてしまうが、、

 

ここ数年、

スタッフの現場で発揮する力のベースアップによって、

より細やかな対応が出来るようになり、

スタッフ内でも自発的に動けるようになってきた。

 

細やかな対応はイコール、

ディテールを突き詰めることに繋がる。

 

これは一見良きことのように感じるが、

私はそこに落とし穴があるような気がしていた。

 

ディテールを追い求めることは、

スタッフとしての良心と幾らかの自信のあらわれ、

なにより、スタッフ同士の相互の信頼から生まれることであり、

そのことになんら反論することはないけれど、

その先にあるものは、ディテールを過剰に追い求めるあまり迎える

ある種の不幸が生じてしまうだろう。

 

ある種の不幸とは、

出来なかった自分への反省や後悔の感情。

本来、やるべきことは全て出来ていたのにも関わらず。。

それは哀しいことだと私は思う。

 

そのことを案じていたけれども、まあそれはそれ。

放っておこうと思った。

それもまた途中経過でしかないのだから。

 

今回の開催で「もうこれ以上は止しておこう…」と感じ、

改めて2日間の流れを洗い出し、

やるべきこと・やるべきではないことを整理することに繋がった。

 

ここで大事なことは「やるべきではないこと」を整理すること。

そのことへの「何故?」をしっかりと理解し直してもらうこと。

スタッフとして現場に立つ人の「良心」と「やるべきではないこと」は、

時として相反するものでもあるから。

 

私から皆へ理解してもらうことをお願いすること。

スタッフ間で理解しあうこと。

それがあってはじめて、現場で形になるのだから。

 

(緊張感のある人たちのなかにも緩和をつくる人もいたり。)

 

2日間の流れについてここで詳細をあげるのは割愛するが、

やるべきこと以上のことができるスタッフたちだからこそ、

その力を、その時々で生まれる小屋企画や、

自分たちで発信出来る未知のことへ反映させてゆきたい。

そう結論づけた。

 

_

 

BLACK & WHITE 。

 

反省会の後半はB&Wについて時間を費やした。

 

スタッフが考える白と黒の

「具体的なもの」と「抽象的なもの」を

キーワードとして挙げてもらいお互いに閲覧しあう。

 

具体的なものを「上部」として、

抽象的なものを「下部」として置き換え、

当初はこれ難しいな〜という声もあったけれど、

やってみれば意外とそれぞれの共通点や違いが見えて面白い。

 

その辺りのことは「BLACK & WHITE 考察」その2としてご案内致します。

 

_

 

次回のブログ更新は5月21日。

B&W 考察その2をお届け致します。

 

ここまでご覧頂きありがとうございました。

 

名倉

 

・・・・

 

Villageでは運営スタッフを募集しております。

応募は随時承っておりますのでご連絡ください!

 

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さとうの日記。(2017 GW)

 

 

スタッフでありながら私はスタッフが書くブログを読むのがとても楽しみである。

今までは読む側だった読者が書き手という反対側に立つなんて…

頭が真っ白だ。でも髪は真っ黒だ。

 

「今回の栃木のブログはさとうちゃんが書いたら?」

旅の途中に投げかけられた言葉。

ハッとしたし、ゾッとした。

 

私は今までスタッフになってからこのようなブログを書いたことがない。

文章や国語に関して嫌いではないが苦手意識がある。

少し前だったらどうにか断っていたと思うが、

挑戦しないことには出来るようには決してならないと思い引き受けることにした。

向き合うことで一歩踏み出そう。

 

 

「1年前のゴールデンウイークは何をして過ごしていましたか?」

…私は思い出せません。

記憶力の問題?いや、おそらく特別何かをしていなかったからでしょう。

でも今年のゴールデンウイークのことはおそらく来年思い出せることでしょう。

思い出せなかったら…(笑)

 

2泊3日の栃木の旅にタイトルを付けるとしたら『異文化交流』。

県が違うだけで見える景色が違うなと感じた。

具体的に何を?と聞かれると難しいですが感覚的に。

私の日常にないことばかりが起きすぎて外国に来たような感覚。

頭と心が終始追いついてなかったと思う。

そして情報が多すぎて常にパンクしていた。

 

 

旅行に行くためには荷造りをしなければなりません。

(現地調達という方法もあるが)

私は荷造りがパパッとできない。

計画性をもって始めないからなのか、

途中で面倒になって出かけるのさえ面倒くさくなることがある。

滅多に旅行に出かけることがないので、久しぶりの外泊。そして荷造り。

一緒に行った人にそんなことは伝えていないが、荷造り中に本当に面倒くさいと思った。

でもそれを乗り越えて本当に良かったと旅の途中で感じることになる。

頑張ったな、荷造り中の自分。

 

また、栃木に行くにあたり明確な目的は個人的に持っていなかった。

ただ「行ってみたい」。初めての栃木なのにそれしかなかった。

 

なので、ここに行きたいとかここが見たいとか、そういったこだわりが特になかった。

行きたい人のところに付いて行かせてもらえれば十分であった。

行き先を考えてくださったYさん、Aさんに感謝。

 

栃木への出発日の前日に東京へ。

東京で静岡スタッフに会うのはなんだか落ち着かないというのか少し緊張した。

これから何日間も一緒に居るのに初めの間は何故か緊張した。

 

翌日早朝に東京を出て途中事故渋滞にはまった。

変わらない景色。車内は沈黙。

車に羽が生えて飛んでいけたら…と少し考えたけど羽が生えることはなく、

運転手を除いてしりとりを始めた。

このしりとりは去年の松本行きの車内でTさんから教えてもらった楽しい遊び。

Tさんありがとう!

この旅でもしりとりは大活躍。

 

 

栃木に来て初めて口にしたものが餃子。

 

人生で初めてビールと餃子を一緒に食べた。

餃子は餃子であって、ビールはビールであった。

相乗効果は無かったように思えた。ちょっと残念。

ビールは飲めるけど美味しいと思ったことがまだない。

 

食べ慣れてるからなのかそれが本当に美味しいと思えるからなのかが分からないが、

お母さんが皮から作る餃子が今のところ一番だなと他を知って痛感した。

 

同じ食べ物でも表情が全然違う。不思議。

 

 

お腹が満たされたところで陶器市へ。

 

私は器にすごく興味がない。

手創り市の先輩には器に興味がある方が多いし、熱がある。

私にはまだなく、それはなぜだろう?と思っていたが、

陶器市で器を見て回っているときに文字になっていきなりスッと降りてきた。

 

器を見て素敵だなと思うことはあっても私の生活の中で器にこだわりを持つことがない。

それは一人暮らしじゃない、料理をしない・食べる専門などといった要素からなんだと思う。

料理を作らなくてももちろん買うことはあるだろうが、

器の色や形を見て頭の中でこんな料理を盛り付けたり…

と想像できないから『買う』には中々結びつかない。

 

ご飯を食べるとき器をもちろん使っているが、今の私にとって器はさほど重要ではない。

そこに豊かさを求められる余裕がまだないのだろう。

それか食べ物にしか目がないのかもしれない。

 

でもそれってなんでだろう?

素敵な器でご飯をいただいた経験が少ないから?

食事の時間をパッと済ませて大切にできてないからなのかな。

 

そして器を見てこれが良い!と思ったこともほとんどない。

みなさんは何で選んで良いと思うのだろう。

もちろん、人それぞれなのだがそれが気になった。聞いてみたい。語っておくれ。

また、陶器市でたくさんの器を見る中で、知識はないが作ってみたいなとも思った。

全く分からないからこそ作ってみたいと思ったのだろうか。

 

 

陶器市のあとは作家さんのところにお世話になった。

暑さに体力を奪われ歩き回って疲れたところであったからか緊張が少し薄れていた気がした。

ほとんど知らない人を家にあげてその上泊めるだなんて、

「テレビで見る芸能人のやつか!」なんて今になって思う。一般人なのに。

そして緊張が薄れていたと思っていたのは疲れからの麻痺であった。

気にかけて話しかけてくださったパスを活かせれず…

緊張がなくなったのはお風呂上がりにいただいた美味しい夕飯のころ。

鴨鍋もお芋も全部美味しかった。また食べたいな。

なんでそういう流れになったかは覚えていないが、

元々用意していないその時に生まれた疑問を躊躇することなく投げかけることができた。

全部は覚えていないがとても贅沢な時間で楽しい夜であった。

 

寝る前に自宅横の工房にもお邪魔させてもらった。

私自身は初めて足を踏み入れる工房。

初めて見るものに、私は具体的な感想を持てないのだろうか。

それでも広いなと率直に思った。

初めて見るものに圧倒されたが疑問に思ったことを投げかけれた。

工房を後にしようとした時に蜘蛛が現れた出来事は忘れないでしょう。

 

そして私はパン屋にはならないでしょう。

 

翌朝は昨晩スーパーで買った関東・栃木限定なのかな?レモン牛乳をみんなでいただいた。

飲んだらみんなの表情がさわやかじゃなかった。朝なのに。

レモン牛乳は結構甘かった。

味にレモン感は全くなかったけど色味はレモン色だった。

 

 

お別れを告げ、車に乗り込む。

次の行き先は私の頭に入っていない。行き先はどこでもいい。

そんな歌詞があったような…(お任せしてばかりでごめんなさい)

 

しりとりを挟みつつ、SHOZO CAFEの本店へ。

私はコーヒーやビールを普段欲しがらないが、

今回の旅では普段頼まないものをわざと選ぶようにした。

 

SHOZO CAFEでは初めて目にしたアイリッシュ珈琲を。

上に乗っているクリームがとても美味しかった。ずっと飲んでいられそうだった。

下はウイスキーとコーヒーでお酒と珈琲だなって。そのまんま。

飲み干した後、何かがいてスプーンですくうとそこにはご褒美のザラメがありました。

ザラメ美味。

 

 

その日の晩は別の作家さんのところへお世話になりました。

昨晩の自然に囲まれたところとは違って住宅街。

 

夕飯はお好み焼き。

ひとりひとり焼くという、焼いたことのない人からすると恐ろしい時間であった。

お好み焼きなんて食べる専門だよ…。

お好み焼き対決なんていうから、楽しいかな?なんて思ったが、

自分の番に楽しさなんて一欠片もなかった。

お好み焼きは何も悪くないがトラウマになりそうだった。

その後の焼きそばも。

 

 

料理を積極的にしてこなかったことに少し後悔をしたし、

美味しく出来なかったことに悔しさもあった。

…少しずつ始めよう。

 

作っていただいたお好み焼きはどれも美味しかった。リベンジしたいですね、いつか。

 

お好み焼きを順番に焼くということでみんな自分の番になると真剣で手が震えてる人も居た。

自分の番が終えた人はホッとしていて、これからの人は緊張していた。

みんなの視線はお好み焼きに集まり静かな時間が流れていた。…緊張した。

全員参加というのは楽しかったが、無口になってしまったのは残念だった。

来年あるならお好み焼きは工夫するか、チェンジ希望です!(笑)

 

お風呂を待っている間、

酔っ払った作家さんとお話をさせてもらったがそれがとても面白かった。

前進したかと思いきや後退の繰り返し、最高でした。

最後までお話しできなかったので是非ともまたお話しをさせてもらいたい。

 

陶器市が折り返しのところでお疲れだったであろうに、

我々を迎え入れて下さった作家さんを含めご家族の方には感謝しかないです。

本当にありがとうございました。

 

たくさん頂いたものをこれから返せるよう生きていきます!

 

 

今回の旅で何度も考えたことが『自分との比較』。

最近自分が分からないと感じることが多々あった。

正直今も答えは見つかっていない。

20数年と自分をやっているが分からないことがたくさん、

というか分かってないんだなと気づく。

 

自分以外の人は、

人と会う時にどんなことを考えて接しているかは分からないが、

普段人と会う時に年齢や性別や立場?などの

肩書きといわれるものを気にしたことはおそらくない。

世間的に凄いと言われる人であったとしても

自分と同じ「人」であることに変わりはないし、

そこに共通点があるからなのかな。

 

帰ってきて撮った写真を見返していた時、

年上かどうかとか性別とか外見のことをふと考えたけど、

多くの時間を共有できることを不思議に思うし面白いなって。

スタッフになってなかったら多分交わることのない人々。

こういうのを縁って呼ぶのかな。

 

 

陶器市以外は古道具屋さんに行ったりカフェに行ったりお店をぐるぐるした。

古道具屋さんで古道具たちを見て

この子たちはどこからやってきたのだろうと不思議に思った。

どこから来るんでしょうね。

 

そういえば私は見た目が拳銃の水鉄砲?を手に入れた。それを持って歩くのはドキドキした。

 

 

今回の栃木の旅で思ったこと感じたこと考えたことはたくさんあったが、

ひとつ挙げるなら「人と会うのは大変、だけど楽しい」。

人と会い過ぎたらひとりの時間が欲しくなる。

ひとりの時間が多くなると人と会うのが億劫になったりする。

どちらかが偏らずうまくバランスを取っていけたらいいな。

 

ひとりではそのままなことも、

人と接することで引き出されたり研ぎ澄まされる何かがたくさんあった。

おそらく人と触れ合わないと気付けないこと。

そんなことを思ったのは久しぶりだった。

 

『ギブ・アンド・テイク』ができるようになりたい。

 

関わった全ての人にありがとう。

 

陶器市を初めて見て、初めて栃木を訪れて思ったのは「こんな感じなんだ」と。

初めてだから比較するものがなく、

その場を感じること受け入れるので精一杯であったように思う。

感想を求められても言葉にするのが難しいけど。

 

もし次回があるならレベルアップして帰ってきたい。

 

帰りの車内での会話も全部覚えてないけど、それはそれで。

この言葉を使うのは照れ臭いけど愛を感じました。

東京でのホルモンも濃かった。

最後の最後まで。

 

全部現実だったけれどそうじゃない夢のような時間でした。

楽しかった。

 

ソーラーパネルと蔵が多かった栃木、ありがとう。GWもみんなもありがとう。

 

また会う日まで。

 

さとう

 

・・・・

 

Villageでは運営スタッフを募集しております。

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チームで活動すること:KANEAKI SAKAI POTTERY

 

7月15日16日に開催されるVillageでは、

個人で完結する作家が参加をするA&C静岡と違い、

チームで活動する作家たちが参加を致します。

そんな彼ら彼女らの成り立ちと現在を紹介するのが本インタビューの目的。

長文となりますがご覧ください。名倉

 

 

KANEAKI SAKAI POTTERYは、

『金秋酒井製陶所』の社員として働く

河野季菜子さんと岸弘子さんが立ち上げた社内ブランドだ。

岐阜県土岐市にある金秋酒井製陶所は、

100年以上続く業務用のうつわを作っている製陶所であり、

工場には大きな窯が鎮座し、

天井には成形したうつわを乾かすためのゴンドラが配置され、

空間をめいいっぱい利用して大量のうつわがつくられている。

製陶所の4代目となる代表の意向で、

お客さんの思い描くうつわを制作するオーダーメイドの仕事を始めることになり、

それに取り組むために河野さんと、1年遅れて岸さんが入社した。

オーダーメイドの制作に取り組むも、

労力の割には値段がつかず、折り合いがつかないこともあった。

二人は、自分たちでうつわのラインナップを持ち、ブランドを作ることを考えた。

当時代表は、二人がやろうとしているビジョンが見えず快く思っていなかった。

しかし、売れることが証明できれば認めてもらえるのではと、

日本三大陶器まつりのひとつ『土岐美濃焼まつり』に出展し、

予想以上に売れたことをきっかけに、

徐々に代表が二人の活動を見守ってくれるようになった。

現在、KANEAKI SAKAI POTTERYとして、

イベントの出展や取扱店が増えていき、

お客さんと繋がりを持ったことで作ることとはまた違うやりがいを感じている。

 

 

河野

「お客さんがお皿に料理を盛ったところや

 購入品として写真をSNSに載せてくださって、

 それを見てクラフトフェアに来て

 『これが欲しくて来ました』という方がいらっしゃいます。

 ずっと籠りっきりで作っていることが多いので、

 役に立っているんだなという実感を持てます。」

 

 

「昨年、ここの製陶所で蔵出し市を開催しました。

 告知に特にお金をかけず、取扱店さんにチラシを置いてもらったり、

 FBで発信したり、できる範囲でしかやっていないのにも関わらず思いがけず

 お客さんに来て頂けて、誰かが見てくれているのだなと思いました。」

 

KANEAKI SAKAI POTTERYのうつわは、

和食でも洋食でも、料理に対して包容力を持たせることを目指している。

河野さんがカップやボウル、

岸さんが平皿や六角形のうつわを担当し制作している。

驚くことに、デザインに関しての話し合いは特に行われないという。

 

「『こっちと、あっちのピンクだったら、こっちのほうが大人っぽいね』

 とか、そういうことは話します。

 大人っぽいというのは、くすんでいるだけなんですけど、

 そういうニュアンスで話すことがあります。」

 

河野

「岸さんはセンスがいいと思っているので、それに関してはすごく信用しています。

 提案されても『え?』と思うことがそんなにないですね。

 『そういうものもアリなんだな』と思えるから、

 同じ方向が見えるのかもしれないです。」

 

 

それぞれがデザインした作品に責任を持ち、制作から写真撮影までも個々に行う。

そして、なにか問題があればデザインを始めたほうが請け負うことにしている。

ひとつのチームでありながら、“個”にも見える。

それでいて、作品に関しては特に相談をせずともブランドとしてまとまりを見せる。

ニュアンスで通じ合える二人だからこそ出来ることであり、

互いに信頼し合っていることが窺える。

そんな二人は、互いのことをどう思っているのだろうか。

 

河野

「二人でいると、とにかく安心感があって、心強いです。

 私は、一人だと悪い方向に考えていっちゃうタイプなので。

 岸さんはポジティブというか、すごく引っ張っていってもらっています。

 二人でいると挑戦してみようと思えることが増えますね。」

 

「例えば、私はお客さんが何を考えているのかわからないと思ったら、

 取り扱いの店舗さんにアンケートをさせてほしいとお願いします。

 そういうことをパッとするんですよ。

 でも、波があって落ちるときは落ちてしまって。

 彼女の淡々と仕事をしている姿を見ると安心します。

 私には一番大事なところなんです。」

 

 

深い歴史を持つ美濃焼の地で制作をしている二人には、

この地の当たり前とされる事を理解できないことが多々あり、戸惑うこともある。

それもそのはず、二人は関西出身で、就職のためにこの地に来たからである。

 

SAKAI KANEAKI POTTERY

「大量生産ができるから、ここの産地はすごく技術が高いんです。

 例えば釉薬屋さんがいて相談しながら制作ができますし、

 そういうことはうちの製陶所との今までの信頼関係があるので使わせてもらえます。

 私たちで全部やっていれば、自分たちの思い通りにできることもあると思います。

 でも、横の繋がりがあるからできることもあるんですよね。」

 

KANEAKI SAKAI POTTERYは今年で3年目。

歴史ある美濃焼の地に向き合いながら、

横の繋がりを活かした制作で自分たちの理想を形にするために、

思考錯誤の真っ最中だ。

 

KANEAKI SAKAI POTTERY

HP http://kaneaki.com/

 

  テキスト 米澤あす香

  企画 Village mishima rakujuen

 

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Villageでは運営スタッフを募集しております。

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Village mishima rakujuen

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チームで活動すること:3RD CERAMICS

 

7月15日16日に開催されるVillageでは、

個人で完結する作家が参加をするA&C静岡と違い、

チームで活動する作家たちが参加を致します。

そんな彼ら彼女らの成り立ちと現在を紹介するのが本インタビューの目的。

長文となりますがご覧ください。名倉

 

 

3RD CERAMICSは、

制作担当の長屋有さんと土井武史さん、

販売・マネージメント担当の花山和也さんの3人から作られる

岐阜県多治見市に拠点をおく陶器プロダクトのブランドだ。

3人は、学生の頃からいつも一緒につるんでいて…、

というわけではなく、それぞれが三者三様の道を歩み、3人は出会った。

 

名古屋市出身の長屋さんは、大学でプロダクトデザインを学んだ後、

陶芸を学ぶために多治見市陶磁器意匠研究所へ。その後作家活動を始める。

 

(花山さん曰く、

 明るくて元気な人柄でアイデア豊富であり、

 1を4にも5にも変換できる頭脳の持ち主。

 3RD CERAMICSの名づけ親である。)

 

京都府出身の土井さんは、高校と大学で陶芸を学び、

長屋さんと同じく多治見市陶磁器意匠研究所へ。

その後、美濃地方の食器メーカーに勤務する。

 

(花山さん曰く、

 優しい心の持ち主で新しいチャレンジや努力を怠らない。

 様々なものを見てきていて、

 その中から自分の作れるものを選べる技術はとても高いそうだ。)

 

長屋さんと土井さんは、グループ展の参加がきっかけで出会った。

 

 

長屋

「一人で活動していたんですが、プロダクトのようなカチッとした作風が好きだったんです。

 けれど、轆轤(ろくろ)でやっている意味あるのかなともやもやしていました。

 土井君とグループ展をきっかけに、もやもやも含めて話をしました。

 メーカー勤めで量産のノウハウを知っているし、陶芸歴も長くて知識を持っている。

 それが一緒にやりたいと思った理由ですね。」

 

名古屋市出身の花山さんは、

様々な仕事を経験後、陶芸を勉強していたわけではないものの、

ひょんなことから多治見市で陶芸家のアシスタントに就く。

 

(長屋さんと土井さんは、

 花山さんが取扱店の新規開拓へ

 名刺ひとつで切り込んでいく姿はすごい、と話す。)

 

知人程度であった長屋さんの展示に遊びに行ったことがきっかけで仲良くなり、

誘われる形で加わった。

その当時のことを花山さんはこう話す。

 

花山

「当時、アシスタントの仕事と並行して接客販売を学んでいました。

 そのきっかけが、作り手の友達が出展しているイベントについて行ったときに、

 全然売れなかったんですね。

 それはモノが悪かったのではないし、

 イベントやお客さんがどうこうっていう訳でもなくて。

 そこで、接客の力は絶対に要るなと思って接客販売を始めました。

 誘われた時、僕が営業販売にまわると言ったわけじゃなくて、

 やっていくなかでだんだんと役割が固まっていきました。

 現在は土には触っていない現状があっても、

 3RD CERAMICSとして“作っている”とも思っています。」

 

 

個人の作家として作るのではなく、プロダクト品のブランドとして作っていく。

それを『中量生産』というワードで位置づけ、

2014年から3RD CERAMICSが始まった。

 

轆轤で挽くよりも一度に多くの数が作れる『型』で生産するため、

3人でデザインを描き、試作し、型の発注を始めた。

ラインナップを増やしていきたいと考えていたが、

型を作る際の技術的な問題で生産ラインに乗せられず、

風鈴以外の作品の制作がストップした。

その間に長屋さんと土井さんは、

個人で活動していたときの作品のオーダーを受け、

それが評価を受けるようになり、

改めて自分たちのスタイルについて考えた。

 

花山

「基本的に轆轤で挽いているので個人の感性や、

 癖とか思いが出るのでプロダクトにすることはなかなか難しいんですが、

 それを3人である程度ラインを決め、話合う余地を持たせました。

 誰かの意見を入れるとか、問答を入れるというスタイルになりました。」

 

轆轤で全く同じものを作り続けることは難しい。

それなら、全く同じではないことが長所となり得るものに。

 

長屋

「例えば半濁(はんだく)の釉薬が掛かっている皿があって、

 同じように掛けることはなかなか狙いづらいものなんですが、

 1個、1個が違うところがいいよねと思えるアイテムは“3RD印”と言えますね。

 1個、1個違うことで、お客さんが好きなものを選んでもらえればいいなと思います。」

 

 

自分たちのスタイルを見出し、中量生産の確立を目指す3RD CERAMICS。

今後の具体的な目標を聞いた。

 

長屋

「量産の製品をちゃんと作りたいですが、それだけだと工場と同じになってしまうので、

 それプラス轆轤でも作って、両輪でやっていきたいです。

 量産と轆轤の良さの両方を3RD CERAMICSと名乗っていいかもしれないし、

 もしかしたら名前を変えてもいいかもしれない。

 どちらにしても、両方やっていけるようになるのが目標です。」

 

土井

「僕と長屋で“第一工場”と“第二工場”というふうに分けられたらと。

 それぞれの特徴が、より特化していくことで、

 お互いに作用があるような関係というかブランディングというか。

 そういうものにもって行きたいなと思います。」

 

花山

「目標は、3RD CERAMICSをちゃんと運営して、

 モノを生み出せる状態を続けていくことですね。

 作る、売る、お金を回してまた作る、

 そこも含めてモノづくりなんじゃないかと思ったり、思わなかったり…しています。」

 

 

雄弁に話す花山さん、

言葉を選びながら答える長屋さん、

そして言葉少なく、土井さんが静かに頷く。

それぞれ性格も、好きなものも、

歩んできた道も異なる三者三様の3RD CERAMICS。

けれどこの3人だから見えてくるものがある。

 

3RD CERAMICS

「最近ふと思ったことがあって。やっていけばいくほど、

 意見の食い違いとか揉めることがあります。

 でも、無味無臭というような、そういう人だとぶつからないし、

 上がっていくことって特にないと思うんです。

 この3人でよかったなーと思いましたね。」

 

轆轤と量産の両輪で、3人だから進めるこの先へ。

中量生産への道は始まったばかり。

 

3RD CEARMICS

HP http://3rd-ceramics.com/

 

  テキスト 米澤あす香

  企画 Village mishima rakujuen

 

次回はKANEAKI SAKAI POTTERYさんのインタビューをお送り致します。

公開は5月12日。ぜひともご覧ください!

 

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Villageでは運営スタッフを募集しております。

応募は随時承っておりますのでご連絡ください!

 

Village mishima rakujuen

公式WEBBSITE www.village-mishima.com

Instagram village.mishima_rakujuen/

mail info@village-mishima.com

 





Village 選考会 (高木)

Village スタッフの高木です。

4/22に楽寿園にて、出展者様の選考会を行いました。

たくさんのご応募ありがとうございました。

 

本日は3点のお知らせがあります。

 

<お知らせ>

 

「1」出展者発表をいたしました。(記事はこちら)

  各出展者様のブース位置については、また追って発表いたします。

  発表までいましばらくお待ちください。

 

「2」Villageは、楽寿園の中に街(出展者ブースの集まり)を作ります。

  今回より、それぞれの街は楽寿園内の施設にちなんだ名前をつけました。

  名前をつけただけではなく、各街に特色を持たせています。

  例えば、「西町には、食堂街がありますよ!」のように、です。

  「1」と同時に街の名称を発表いたします。

 

「3」出展者様の車を入れての荷物の搬入・搬出は、

   全ブースの方が可能になります。

  ただし、一部の方におきましては、車を決められた場所に置いていただき、

  そこから荷物を手運び、またはご自身の台車で運んで頂きます。

  「1」の発表後に、各出展者様にご連絡いたします。

 

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さて、ここからは選考会の日のことを少し振り返ります。

 

 

選考会、スタッフ全員で会場の隅々まで議論しました。

非常に活気の溢れる選考会でした。

最後に出来上がった案に対して、こんな会場が見てみたい!と

スタッフ一同ワクワクしています。

 

 

選考会後には、作家さんの搬入・搬出における車の出し入れの確認をしました。

楽寿園の閉園後に車で乗り入れて、搬入・搬出の車の流れを最終決定しました。

職員の原さんを中心にお付き合いいただきました。

楽寿園の皆さまのご協力があり、

前回開催の反省点である、

「全ての作家さんが楽寿園内に車を入れて荷物の搬入・搬出」が実現できます。

本当に何から何までありがとうございます。

 

 

開催まで残り2ヶ月と少しです。

Villageに参加していただく出展者の皆さま、お越しいただく皆さま、

全員が楽しいと思える場になりますように、スタッフ一同準備してまいります。

 

また、会場のご案内や梅御殿の企画などお知らせしていきますね。

 

Villageスタッフ

高木

 

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