- 「 アンケート:経 年 変 化 」(#静岡手創り市2020春)
- 2019.07.25 Thursday | 【経年変化】 | posted by ARTS&CRAFT 静岡手創り市 |
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2020年春季ARTS&CRAFT静岡手創り市
第20回目の開催は【 経 年 変 化 】をテーマに開催。
今回、静岡手創り市としては初めて、公募の記事作成にむけたアンケートを実施致します。
https://docs.google.com/forms/viewform
※アンケートは8月1日までを期限と致します
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経 年 変 化とは?
一般的には、年月が経つうちに品質や性能が変化すること、又は、劣化すること。
…と言ったように、マイナス面として捉えられがちです。
けれど、私たち「ものづくり」に関わる者は【 経 年 変 化 】をプラスの面として捉えたい。
年月の経過による変化は、その物への愛着に繋がることではないでしょうか。
更に、日々の暮らしのなかで見いだすことの出来るちいさな喜びではないでしょうか?
工芸クラフト部門の作家であれば、つくられた作品、それ自体に変化が生まれます。
フード部門の店舗であれば、商品それ自体で変化を表現することも出来るでしょう。
また、双方の垣根を越えたところにある、ひとりの作家として店舗としての変遷。
そういったことも、経年変化として捉えることが出来ると私たちは考えます。
記念すべき第20回目の2020年の春の開催。
私たちなりの新しい試みとして、ものづくりに携わる人々、直接携わることのない人々。
垣根を越えたアンケートを今回、実施致します。
実施したアンケートは【経 年 変 化】公募記事に広く活用。
公募自体を多くの方の知識や知見、想いを込めたものにしたいと考えております。
最後に。
アンケート実施までの流れがわかる記事をご紹介致します。
参考までにご覧ください
その1 http://shizuoka-info.jugem.jp/?eid=1468
その2 http://shizuoka-info.jugem.jp/?eid=1469
アンケートへのご協力、ご参加をお待ちしております。
ご覧頂きありがとうございました。
ARTS&CRAFT静岡手創り市
名倉哲 スタッフ一同
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Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
- 7月20日 アンケート。
- 2019.07.20 Saturday | 【経年変化】 | posted by ARTS&CRAFT 静岡手創り市 |
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本文と写真は関係御座いません。
私の実家は旧盆ではなく新暦のお盆を過ごす。
去る14日、いつも通りお盆の支度をし、狭い家が更に狭くなった。
私は実家へ帰る時、家が狭いこともあるからいつも仏壇の前に布団を敷き寝る。
お盆の際には仏壇があって、お盆のセットがあって、その前に私が寝ることに。
よって、必然、ほぼ玄関口で寝ることに。
まるで、私がお盆セットと仏壇の番人のような格好に。
そんな殊勝な心がけなど持ち合わせていないのだけど…
さて、本題。
週明け、いつとはまだ決まってないけれど、、たぶん中頃。
「 経 年 変 化 」にむけてのアンケートを実施します。
アンケートの設問は主に作家さんや店舗さんにむけてとなります。
が、どんな方に参加して頂いて結構。
どんなことを回答してもらってもオッケー。
回答は正解を求めてる訳ではありません。
良い意味で、無責任に思いつきで、ちょっとお茶でも、という気分でどうぞ。
ちなみに。
現在、既出の経年変化についての案内はふたつ。
こちらをご覧頂くと、現在の私どもの理解と混乱?をご確認頂けるかと。
その1 http://shizuoka-info.jugem.jp/?eid=1468
その2 http://shizuoka-info.jugem.jp/?eid=1469
私どもが不特定多数の方々を対象にアンケートを実施すること。
これまでの静岡手創り市においてありませんでした。
皆無でございます。
じゃあ、なぜ今回、初の試みをこのタイミングで??と問われたら正直にこう答えます。
「”経 年 変 化”というテーマを私とスタッフ内だけで公募の入口をつくるのは余りにも大きなテーマだから。」
「だったらそこは正直に、様々な人の意見やアイデア、疑問、なんなら、お叱り?さえも募ってみたい。」
という訳で皆さま方。
経年変化のアンケート。
どうかご参加ください。
それでは良い休日を。
名倉
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Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
- さとうの日記: GW 2019.05.01~05.04
- 2019.07.18 Thursday | さとうの日記。 | posted by ARTS&CRAFT 静岡手創り市 |
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「Do you like gorillas?」
約2ヶ月前に大型連休という本当にゴールデンな時が来た。
今年のGWはゴリラウィーク、これに尽きると。
なんでかは読めば分かるとか分からないとか…
ゴリゴリと書きました。
よろしければ、さとうの日記にお付き合いください。
ここ数年、恒例化している旅へ今年も行くことが出来ました。やったね。
今回は3泊4日で西の方面へ。
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5月1日(水)1日目
朝の3時頃に静岡を出て最初の目的地、滋賀へ出発。
何故こんな時間か?それは渋滞を避けるため、その一択である。
今回は最大人数6名でのGW旅行となり、宿泊数も多いので出発時で既に荷物がパンパン、春のパン祭り並みの積み込み量で笑えました。
朝食は名倉母のおにぎりと卵焼きを車内でいただきました。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
滋賀へ行ったらあの美味しい食材をゲットしに行かなければなりません。
そう、それは「ひねどり」。
何かに取り憑かれたように道の駅へまっしぐら。
すると開店1時間前に到着。
他に誰も車も居ない。
店は開いてない。
大雨で車から出られず大人しく待ってました。
きっと我々の気持ちは鳥たちに今回やっと伝わったと思います。
開店と同時に入ったので店内には食材が豊富で、陳列中の食材も。
無事にひねどりをゲットし、お昼にと決めていた【銀俵】さんへ。
道中、タヌキの置物(正式名称はなんでしょう?)が多く、滋賀は産地なんですね。
知りませんでした。
ここでも早くお店に到着し、待ちました。
銀俵さんはごはんのおかわりが自由で、良いお店。
私は塩サバ定食を。
もちろん、ごはんをおかわり、ごちそうさまでした。
次は目的地の信楽町の【NOTA】さんへ。
お店付近の道が迷路のようで、自然の中にポツンとお店がありました。
元々は製陶所だからなのか、お店は長方形で広い空間。
広いけれど、初めて行ったけれど、心地良さも兼ね備えてました。
伝統を残しつつ、新しいものを取り入れているからこそ、心地良さがあるのかもしれません。
次にいつ来れるか分からないけれど、また行きたいお店が1つ増えました。
NOTAさんを後にし、【TORASARU】さんというコーヒー屋さんでブレイク。
https://www.instagram.com/torasaru_official/
ブラジル中深煎りを注文。
コクがあり、普段コーヒーを飲まない詳しくない私だが美味しいと感じました。
店内入口すぐ左に展示スペースがあり、5人も入ると窮屈に感じますが落ち着く広さでした。
お店に展示販売の空間もあり、飲食もあるのは良いですね。
唐突ですが、みなさん知っていましたか?
「滋賀はトイレのレベルが高い」
お店のトイレのレベルが高かったのです。
オシャレを飛び越えてアートなトイレでした。
(こう思ったのは今回が初めて)
流石にトイレは写真に収めていないので、みなさん足を運んでくださいね。
17:40頃。
今回2泊もお世話になるKさんさん宅へ到着。
着いて早々に手土産タイム。
手土産タイム。
それはお誕生日会で主役に各々の想い想いの品物をプレゼントするあのようなもの。
挨拶を済まし、その後、夕飯の支度がスタートということは、同時進行でお風呂のローテーションもスタート。
本日の夕飯は、朝、手に入れたひねどりを使った水炊き。
鍋奉行?の名倉さんを中心に手際良く支度がススム。
今回も食卓は豪華な品々。
(料理の写真は悪しからず)
事前に伝えてはなかったが、ここへ来たらもう一度と心待ちにしていた、家主お手製の「昆布締め」が今回も出てきました。
昆布締めという言葉を書いているだけで、よだれが出てくる、それくらい美味しい魔性の女ならぬ魔性の食べ物。
昆布締めは一度食べたらファンになること間違いなし!くらいのポテンシャルを持っているので皆んなで取り合う。
あまりの人気の高さに血は流れませんでしたが、その一歩手前までいきそうでした。
日付けが変わる前にはお開きを。
ーー
5月2日(木)2日目
移動で疲れはあったものの、自宅で無いところでは目覚ましより早く起きることが多いが、今回どうだったか覚えていない。
早く起きたら憧れの早朝散歩をしようと思ったが、確か出来なかった。
昨日お腹いっぱい食べたはずなのに、起きた瞬間お腹が空いている。
ということはよくある。
台所へ行くと朝食の準備が。
朝食は昨日の鳥の美味しい脂が効いた鍋で雑炊を。
これがまた絶品なのです。
ご飯も良いけど、うどんでも美味しいこと間違いなし。
最後の米粒1つまで美味しくいただきました。
9:00に出発。
翌日には戻って来られる嬉しさを抱え、本日の目的地は兵庫県。
レッツラゴー。
この日のお昼もノープランでしたので、便利なスマホを使い丹波市のとある道の駅にて。
インターを降りてすぐ近くにあるので人が多かった、現場からは以上です。
私は高校生の頃から兵庫県に憧れがあり、必ず行ってみたい場所の1つであった。
(あこがれの理由は割愛)
だから今回の旅で行けるのがとても嬉しかった。
目指すは兵庫県篠山市にある【archipelago】さん
この日はお天気が良く、日差しがアツアツでしたが、山近くにある店内には入ると天井が高いからか、とても涼しく外との空気感がパリッと変わった。(お米?の倉庫だったらしい)
店内では展示会が行われていた。
工芸品や洋服、本もあれば食品もあり楽しい空間であった。
店主さんの接客も心地良く、すっかりお店のファンになりました。
篠山市は黒豆が特産とのことで、私はジャムととても久しぶりにアクセサリーを購入しました。
こういう時間をなんだか長いこと取れていなかったように感じるほど。
心の奥がウキウキ、ザワザワするような、そんな時間は久しぶりで純粋に嬉しかった。
他の方は洋服を買ったり、バッグを買ったり、各々買い物を楽しんでいました。
お店を出るとこんなマンホール?があったり、外壁の色がかっこよく自然と撮影会が始まっていました。
archipelagoさんもまた行きたいお店にアップデート。
山が近くて、線路が通っていて、とても自然豊かでのどかなところでした。
タイトルを付けるなら「夏休みにおばあちゃんの家に帰省した」です。
また必ず訪れたい。
次は事前に調べていた【colissimo】さんへ。
1階のカフェに入るまでにそこそこ待った。
2階の蚤の市を見たり、フラフラ待った。
席に着くと長い木の立派で年季の入った机。
高さや構造を見ると、きっとここの郵便局で使われてきたのだろう。
あそこで食べたあのアイス、名前なんだっけ?カッサータ?
あの類いの食べ物が好物ということが判明。
どうやって作るんだろう?
理由は特にないのですが、郵便局や〒マークが好きな私にとって元郵便局を改装したカフェはワクワクでした。
柱に落書きがあったり、扉に電話のマークがあって、昔(過去)を想像するカケラがありました。
そして出入り口にあったタンポポの綿毛のドライ。
綿毛好きにとって、綿毛のドライという発想は無かったので今後取り入れてみたい。
まん丸の綺麗な綿毛をゲットするところから。
その後、城下町を散策。
本日の宿は古民家?を改装したゲストハウス。
周りに夕ご飯を食べられる場所が少ない?無いとのことで、城下町で夕食店探し。
酒屋店で試飲をしつつ、探索しながら探すもGWでどこもかしこもいっぱい。
酒屋店のお店の人にたくさんお世話になって電話をするも予約済みの嵐。。
みなさん予約しますよね。
教えていただいたお店にいつか行けたらいいな。
少し時間を掛けましたが、今晩も自炊をすることに決定。
向かう方向が決まれば早いのがきっと静岡手創り市。(笑)
自炊だからとお酒は奮発しようと名倉さんが閉店間際の酒屋を物色。
次々と瓶がレジカウンターへ並ぶ。
そして最寄りのスーパーで今日はすき焼きと決まる。
すき焼きなんて久しぶりだし、手創り市の鍋で出てきたことがないから、どんなすき焼きか楽しみであった。
本日の宿は【やなぎゲストハウス】さん。
山が近くにあるので到着した頃には辺りが暗くなっていました。
古民家、コミンカと最近よく耳にするものの古民家のゲストハウスは初めて。
私はこのような日本古来の建物に縁がないので、今までにないくらいの昔の日本を感じました。
あれよあれよと支度は進み、あっという間に美味しそうな料理が机をいっぱいにする。
珍しく?ワインをたくさん開けて、美味しい料理に箸が進み、お酒も進む。
きっかけは忘れましたが、ひょんなことから血液型の話に。
ここでやっとゴリラが出てくるのです。
B型はゴリラ。ゴリラはB型。
世間ではこういうイメージを持たれている方、多いのではないでしょうか?
(B型の方とゴリラの方で気分を悪くしたらごめんなさい)
そんな方程式の発言をきっかけに、もうゴリラ一色、花が咲く。
ゴリラにはB型しかいないのではなく、一種にB型のみとのことらしい。
誰がゴリラというのは秘密にさせていただきますが、今回旅をした6人中3人がゴリラということで、それでも盛り上がった一夜であった。
ーーー
5月3日(金)3日目
物音で目がさめる。
だが、長距離移動で身体はクタクタなので迷わず二度寝。
もう一度眼が覚めるとAM5:00。
いつもやろうとしてなかなか出来ない朝散歩が出来るではないか?!
とのことで、念願の朝散歩へ。
山近くなので寒い寒い。
特に面白いことやものはなく、近くに咲いていた桜を見て宿に戻る。
宿の出入り口にはたくさんのフライヤー(チラシ)が置いてある。
そして小さなカウンター?があるのだが、ここがなんともいえない良い雰囲気。
まだ寝ている人が居るので、なるべく音が響かないよう指で押さえて写真撮影。
良いのが撮れたぜ。
三度寝をかまして8時頃、すき焼きの残りを使い「親子丼」が朝食。美味しかったなぁ。
そして近くのコーヒー屋でコーヒーを携え、京都へ。
目的地は立ち呑み【庶民】さん。
tabelog.com/kyoto/A2601/A260203/26023083/
AM11:00頃着。
私自身、初の立ち呑み。
何年か前に立ち呑みという言葉が私の耳にも入ってきた頃、行ってみたいと思ったが、静岡にはなかなか無く、だからといって立ち呑みに東京へいくことも無かった。
店内の客席はカウンターと椅子の無いテーブルが4つほど。
カウンターと各テーブルにお客が入れば背中が触れるくらい。
移動するもんなら声を掛けないと通れない。
立ち呑み屋ってこういうものか…と最初は狭いし、出入り口付近のテーブルだったので、人の出入りがあると必ず縮こまらなければならず嫌だなぁと思っていました。
しかし、お酒と安くて美味しい料理と常連さんのおかげで、最初気になっていたものは何も気にならなくなりました。
もはや出入りがあるのを楽しめる心が育っていました。
すっかりお店が気に入り、そのお店を気に入るとそこに集うお客さんは“類は友を呼ぶ”の精神で変な親近感が湧くことがある。
共通点を1つ見つけるからだろうか。不思議な現象だ。
でも6人であのテーブルは中々であったが、初立ち呑みが庶民で良かった。
また来ようどす。
お腹がいっぱいになった6人はとある服屋を目指し、どんぶらこ。
どこかよく分からないが、人人人の牛歩くらいの歩みの商店街を抜け、京都を感じた。
外国人多かったな〜。スリも多いんだろうな〜と途中でバッグの持ち方の意識を変えた。
自分の身は自分でね。
暑い日差しの中、庶民の前を経由し車に乗って次の目的地へ。
PM3:00頃、【itou】さんへ。
https://instagram.com/____itou?
トイレを借りに行ったのでみんなより遅れて入店。
第一印象は異空間。
置いてあるものひとつひとつに癖があり、そういう空間を作っている店主はやはり癖がありました。
少ししかお話し出来ませんでしたが、またお会い出来るのを楽しみにしています。
お店を後にし、【恵文社】さんへ。
http://www.keibunsha-store.com
名前は聞いたことがあるものの初めて来店。
店内が広い、そして陳列が面白い。
おそらく静岡には無い本屋さん。
店内を進むと期間限定で洋書がレコードのように並んでいてワクワクした。
雑貨があったり、古本も置いてあった。
そこで面白そうな古本を購入し、西日が差す眩しい頃、1泊目にお世話になった【Kさん宅へ】。
渋滞にハマりながら、到着時は辺りは暗くこの度最期の晩餐は「キムチ鍋」。
特にこれといった話はありませんが、食べたものを記録したので書く、載せる。
それが日記というものでしょう。
ーーーー
5月4日(土)4日目
いよいよ最終日。
朝食は昨日のキムチ鍋を活かし雑炊。
もはや恒例行事。
KさんとTさんが食後のコーヒーを2人でキャッキャ楽しく淹れていただきホッとコーヒー。
こんなにゆったりと朝食を取れるのは休みならではの贅沢ですね。
ひと息付いて、片付けやら出発の準備をし、これも恒例行事と化している集合写真を撮りました。
本来ならここでその集合写真を…といきたいところですが、事務所の許可がおりませんでしたので…と調子に乗りました。
集合写真は旅人たちの思い出として残しておきます。
AM10:00出発の時
2日間に渡ってお世話になったKさん宅を出発。
2日間大変お世話になりました。
おかげさまで今回も良い旅になりました。
さぁ、向かう先は駅。
ん、道の駅?いいえ、駅です。
何故ならここで先に帰らなければ行けない人がいました。
去年も途中下車する方が居て、最後まで一緒が出来ないのは寂しいですが仕方がありません。
じゃあまた明日!くらいのササッとした挨拶をし、ONEゴリラは駅へと消えて行きました。
車内には残されたTWOゴリラとTHREEピープル。
そんな私たちはつるやパンの丸いパンを求めてレッツラゴー。
本当はサラダパンも買いに行きたかったのですが今回は断念。
無事にパンを予約し、時間はお昼時。
Kさんに教えていただいたピザ専門店【ベルペイ】さんへ。
tabelog.com/shiga/A2504/A250402/25000889/
外観は「ザ・ピザ」「ザ・イタリア」というお洒落さはないけれど、直球ストレート一本勝負!な店構え。
今年で40周年とのこと。
知らなければ素通りしてしまいそうだけど、一度この店に入ればもう外観さえも愛おしくなるようなそんなことを写真を振り返って思いました。
中に入ると、永年店を営んできたからこその雰囲気が漂っていてほんの数秒で最高でした。
店内はテーブルが2、3席のカウンターが10席程度の程よい広さ。
そしてここのBGMの選曲と音量がちょうど良いこと。
選曲を気にかけるところは多いかと思いますが、音量も考えているところ、そんなに多くないのでは?と思っています。
ベルペイさんに伺ってないので、憶測ですがおそらく音量も調節されているのでしょう。
それかスピーカーがお疲れなのでしょう。
真実はどちらなのか今度訪れた時に聞くとします。
ピザは種類が豊富で選ぶのが大変なくらいあります。
カウンターに5人並んだ我々からは厨房の手元が少し見えます。
これもグッとポイント。
どのお店も手元が見えたら良いというわけではないのですが、このお店では手元を見ていたい。
そんなことを思わせてくれる店主のお父さんと息子さん。
他のお客さんが注文したピザを盗み見すると、生地がパリッと薄くて軽めなピザ。
これはお昼だし、お腹と相談して何枚か頼めるやーつということで2種類頼んで、1つを女性陣はシェアしました。
男性陣はピザではない洋食を。
パスタもドリアも美味しそうで、全部美味しそうでした。
ピザと一緒に食べたある組み合わせが美味しくて、それが何かはベルペイさんへ足を運んで味わってくださいね。
通いたい飲食店が滋賀に出来ました。
ピザの話に花が咲きましたが、今回もGWに旅行に行けたこと、一緒に行った方々に感謝です。
私、家族で旅行したことがなかなか無いので(記憶が無いだけかもしれません)、大人になってから仲間と呼べる人たちと旅行が出来るのは色んな発見があります。
今回も今回で気付きがいくつもありました。
日記を久しぶりに書いたのでしめ方が分かりませんが、そんなものは無いのでしょう。
何故冒頭にゴリゴリゴリラを書いたかというのはここまで読まれた方にはお分かりでしょう。
理由は2つ。
ゴリラの話に花が咲いたのと、6人中半分の3人がゴリラだったから。
(B型しかいないゴリラの種類であれば)
意味のないような話や出来事がいつか意味のあることになることもあると思っています。
最後に。
今回の旅でも感じたことが、最近フレッシュさが無くなってきたなぁ〜と。
それは昨年の秋よりスタッフとなったUさん、Tさんが今回の旅を共にしたことで感じたこと。
私なりに噛み砕くと…
最初は真っ白なボールでも、時間が経ち、新しいボールがきて並んだ時、自分の白は純粋な最初の白でないと気が付くみたいな。
噛み砕き過ぎて皆さんに届いているでしょうか。
例えを白にしたことも何か失敗だったような…
話を戻し。
自身のフレッシュさが無くなってきたと感じた私は今後どうする?!
年々フレッシュさは消えて無くなるだろうから、その空いたスペースに他のものをつめ、年々深みを出せるようにしてゆきたい、と考えました。
そう出来るかどうかは自分次第。
お後がよろしいようで。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
来年はあるかな?
ウホウホ。
さとう
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Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
- 「クラフトフェアと経年変化。その2」
- 2019.07.12 Friday | 【経年変化】 | posted by ARTS&CRAFT 静岡手創り市 |
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なにか新しいことを行う時の大まかな指標。
わかるようなわからないようなもの含めてのアイデア。
わかるようなわからないような思い。
こういったものを掻き集め溢れるほどになったら進めると決めてきた。
・
まだ、何もしていないのにわかりやすくする必要はない。
何もしていない人間が、わかりやすくできるはずが無いのだから。
わかりやすさありきで物事を進めることは出来ない。
わかるということは徐々に対象に対してフォーカスすることで、それは一定の時間を要する。
ついでに、個々によって一定の時間は異なり一様ではないのだから。
わかりやすさは魔法だ。
使い方を間違えれば心身を蝕むドーピング。
ゆえに、よくよく注意しなくてはいけない。
・
こんにちは。名倉です。
いきなりよくわからない酒でも呑んでいるような文章でごめんなさい。
いつも自分に言い聞かせていることを綴ってみました。
これは心の防波堤であり、他者を理解する為に必要な心がけですから。
・
唐突ですが、、
2020年のARTS&CRAFT静岡手創り市、春の開催のテーマは「 経 年 変 化 」に決定しました。
・
現状、先にも綴っている通り、溢れるほどのアイデアや意見を交わした訳ではありません。
がしかし、第20回目という節目の回だからこそ、自分たちにとって未知のモノに関わる回にしたいと思い、現時点の状態で決定しました。
・
先日、同タイトル「クラフトフェアと経年変化」としてブログやインスタグラムで綴ってみた所、思ってたよりも多くの声が届き、その声の多様さに面白さを見いだし、挑戦しなければ・・・そのように感じました。
◯ブログ http://shizuoka-info.jugem.jp/?eid=1468
◯インスタグラム https://www.instagram.com/a_c_shizuoka/
(届いた意見や問い合せについては後ほど綴ります)
・
自分たちにとって未知のモノ。
そう書きましたが、実際のところ、私にとって経年変化は未知のモノではありません。
陶磁や金工、皮革、染織などのジャンルでは幾らかの知識がありますから。
もちろんフードも。
ただし、知っていることよりも知らないことの方が多いのは当たり前。
専門としている人間と比較した場合、そして、それらの歴史と比べてみれば、私のような人間の知識など朝飯前、というより寝起き程度(?)の量と質でしょう。
要するに、その辺で与太話する程度のこと。そう云っても言い過ぎではありません。
だからこそ、もっと広く深く知りたい、知らない現象を知りたい、ということが御座いますし、多くの方に興味を持って頂けるだろう、楽しんでもらえるだろう、知見を新たにしてくれるだろう、という期待も込めて。決めました。
で、ここから先が来春の「経年変化」を行った上で大事なことかもしれない。そう思うこと。
・
「若い人たちに知ってもらいたい。
経年変化を感じてもらいたい。
彼ら彼女らに広げてもらいたい。」
ここ数年、静岡手創り市には20代前半の男女問わずの来場者が多く見られるようになりました。
そして、運営スタッフの募集の際にも20代前半から中盤の方が多く見られます。
そういった方達とのやり取りは一様にこんなこと。
「器には興味があるんですけど、実家住まいですし、高いものを何個も買えないということもあり、なかなか手が出ません。」
「じゃあ、どういったものを購入するんですか?」
「器の並ぶ姿を見て、いいなあ〜と思いながら、結局、手を出しやすいアクセサリーに手が伸びるんです…器も欲しいんですけど…」
こういうやり取りをする時、これまでは単に「お金の問題」「住環境の問題」程度にしか思ってきませんでした。
要するに、その先への想像力がなかったということです。
けれど、来春のテーマを「経年変化」と決めた時、20代の若い人達とのやり取りを思い出し、彼ら彼女らが来春の「経年変化」を見て感じて友人知人、家族と語ることでクラフトフェアの可能性や価値は広がる。そう感じました。
故に、そんな彼ら彼女らにむけて「経年変化」を投げかけてみたら面白くないですか?
いきなりの問いかけ、すみません。
でも、ただモノを並べてお決まりのセールストークをするより、ずっと面白いはずですよ。
同じ24時間をどうせ過ごすなら、楽しい方が、発見が多い方がいいに決まってますから。
(注:若い人にむけて、言い換えれば、未知の人とも置き換えてもいいでしょう)
・
もちろん、前出に書かれていることは私が「経年変化」で届けたいことであり届け先でもあるのですが、それはスタッフによって異なっていいですし、出展するだろう方々にとっても目的意識が異なってもいいんです。
むしろ、「経年変化」という共通テーマがある中でこそ、お隣同士の目的が少しづつ違うことに価値があると思いますから。
・
という訳で、今回、最後の綴りはこちら。
「現在届いている経年変化への意見と問い合わせ」
「と、それらへの回答」
◯経年変化という言葉が直球過ぎるので何か他の言葉で提案してもいいですよね。
例えば、時間とか、ヴィンテージとか、抽象的な言葉に置き換えて。
→来春の経年変化は結果、抽象的なものに変換しやすいと思います。
端的に云えば、時間。属人的に云えば、記憶。そういうことになるでしょう。
結果、そういった抽象度の高い話題になるのはとても期待することです。
けれど、抽象的なものは言い方によってはドラマチックになり過ぎたり…
要するに、情緒や情感に委ねたり。。それがダメではないんですけど…
でも、初めて申し込もうとする人は躊躇しますよね。
なので、言葉として明確で、その先に抽象度の高い話題がある。
そういう間口にしておきたいです。
◯経年変化を感じさせる作品をつくる。
でも、、これだと主旨と異なりますよね?
予め作るのは無しですか??
→陶磁と経年変化は親和性の高いものですね。
一般的に、器好きは作品が育つことを楽しみにしています。
なので、作り手も使い手も共感しやすく説明もしやすいテーマになります。
あとはそこにどういったエッセンスを加えるか?
それは各々の提案次第ではないでしょうか?
ルールから逸脱しなければ、各々の自由があるべきです。
で、そのルールも小難しくないものにしたいと思ってます。
もちろん、お客さんへ説明する為の、自分也の言葉を用意しておく前提で…
◯経年変化を知ることは自宅にある物や道具、建物まで見直すきっかけになるかもしれません。
物を見つめるきっかけを得た人は小さな変化にも気がつける可能性を得たことになるでしょうし。
薄暗い古道具屋で経年変化を知ることも有意義です。
が、風通しの良い野外空間で知って学べることは、多くの人にとって幸せではないでしょうか。
→オープンな場だからこそ、つくれるきっかけってあると思います。
それは各々異なることですし、その異なりに価値があると思いますが、、
同時に、ひとつのことを共有し、そのことをやりとりする楽しさもありますね。
映画を見た後にその映画の内容や感じたことを語りたい欲求的な。
そんな誰しもがもつ、ごく普通の感情。
それが経年変化をクラフトフェアでやる意義なのかもしれません。
物や道具を見直すきっかけ。
キラーワードですね。
・
え〜ほかにも幾つかの声が届いているのですが、個人的なことに踏み込むのでここでは割愛。
けれど、多くの方に興味を持って頂いた実感を得ています。
という訳で、経年変化にむけての報告、第1弾はここまで。
第2弾第3弾があるのかどうかはわかりませんが、なんとなく乞うご期待!
引き続き、、
ご意見ご感想をお待ちしております!
名倉
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Mail shizuoka@tezukuriichi.com
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- 「 クラフトフェアと経年変化。」
- 2019.07.05 Friday | 【経年変化】 | posted by ARTS&CRAFT 静岡手創り市 |
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写真と本文はうっすら関係ある…
・
今週末はヴィレッジ反省会ですが、同時に頭の中は#静岡手創り市2020春のことを考えてしまう。
事あるごとに、目の前にいる静岡スタッフ(誰でもいい)と話しをしてみるが、自分の中で「これかも…」「これだ!」というまでには至っていない。
先日「なにか浮かんでくるかも…」と期待し、とりあえず、日記を投稿してみたものの、何が浮かんでくる訳でもなく。。
http://shizuoka-info.jugem.jp/?eid=1467
そんな時、目的から一旦離れてみようとする。
30代の前半頃からその有用性に気がつき習慣になった。
ただし、離れてみる為には他に興味を持つ何かが必要なのだ。
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ここのところ、知人の本屋さんや本にまつわるイベントに行くことが続いたので、昔の雑誌や書籍を手にいれた。
現在、熱心に読んでいるのはメキシコの民衆の詩をまとめたもの。
敬愛するコーマック・マッカーシーの小説。The Road。
植草翁(故)ことJJ氏が関わっていた雑誌、昔の宝島。
この三つを移動中に、パソコンの前で、自宅のトイレで散らかすように読んでいる。
本を読むと、その本とは関係のないモノやコトが浮かんでくる。
あれはどういうことなんだろう?
真剣に読んでいるのに、なんら関係のないことが急にポイと浮かんでくる。
そして。
その時に浮かんでくるモノは自分でも「!!」と思うことが多いが、メモを取る訳でもないので、いつのまにか忘却。
その時々でメモをとれば、その「!!」的なアイデア?は逃すことはないのだが、メモをとろうとはしない。
これについて、私の中では勝手に結論づけている。
メモをとらなければ忘れる程度であればその程度のもの。
そういうことだ。
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先日、静岡スタッフの佐藤さんが話していたのは【経年変化】をテーマにしてみたいということだった。
経年変化と云われ、最初は全くぴんとこなかっし、「けーねんへんか」というワードがもっさりしていてイマイチだなあと思っていたけれど、ここのところ、徐々に、「いいかも…」と思い始めてきた。
ここからが本題だ。
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【経年変化】というワードを作家さんに当てはめると、多くのジャンルが当てはまる。
敢えて細かな説明は省くが、陶磁、木工、金工、皮革はもちろんのこと。
服飾関連でも経年変化をした素材を使ってみる。そんなのものあり。
ガラスの場合は?ん〜〜ちょっと浮かばず。きっとなにかあるだろう。
いずれにしても。
【経年変化】というテーマは「キレとクチあたり」のように、視点はマニアックなようでいて、結果は知識の有る無しに関わらず平易なもの。見て体験して、わかる。
そういったものはいい。かもしれない。
ただまあ、食品関係の場合、経年変化イコール腐ってるということになりかねない。(表現が直球ですみません…)
けれど、発酵や熟成という風に変換してみると、様々な分野に関わってくるはずだ。
珈琲豆だってオールドビーンズがあるし、茶葉にだってそういう視点もある。
私の好きなお酒にだってもちろん。
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【経年変化】についてだけでなく、何かテーマを設ける際に重要なのは大まかな定義付け。
大まかな定義付けさえ出来ないテーマは、面白くも何ともない大喜利になってしまう。
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さて。
「けいねんへんかけいねんへんか」と何度も書き連ねると、来春のテーマは【経年変化】になるってことか?そう、お思いでしょう。
残念ながら、まだ決まっておりません。
やってみたいことは沢山あるんですけど、「これだ!」という風には至っていないのが現状。
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記念すべき、第20回目の来春をどうしよう??
スタッフや作家さんと、様々な人たちの意見を聞かせてもらいたいと思っている。
こういったケースはただ沈思黙考しても仕方がないから。
能動的に会話を重ねることで、小さな雷に打たれるように見つかるものだから。気づかされるものだから。
記念すべき回となれば、作家さんもフード部門の方々も、多くの方が関われる機会にしたい。
ですよね?
20回目の開催について。
経年変化について。
ご意見求む。
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名倉
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